第39回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞獲得!安藤サクラってどんな人?

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第39回日本アカデミー賞が発表され話題となりました。今回主演女優賞に輝いたのは、安藤サクラ。綾瀬はるかや有村架純、樹木希林、吉永小百合という有名女優たちを抑えて主演女優賞に輝いた安藤サクラとは、どんな女優なのでしょうか?

芸能一家出身!安藤サクラの生い立ち


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安藤サクラは1986年2月18日生まれ、東京出身の女優です。所属事務所は満島ひかりや東出昌大などが所属する、ユマニテです。
曾祖父は五・一五事件で有名な犬養毅で、祖父はその養子であり、喜劇王チャーリー・チャップリンとも親交があった犬養健。母はタレント・エッセイストとして活躍する安藤和津。父親は俳優、監督、画家、ナレーターと幅広く活躍する奥田瑛二。姉は映画監督・脚本家・小説家として活躍している安藤桃子という、まさに芸能一家!
父の舞台を見て女優になることを決意したというサクラさん。高校生の時から女優としてのキャリアをスタートさせ、瞬く間に演技力の高さで評価されるようになりました。

安藤サクラの出演映画作品

『愛と誠』ガム子
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映画デビュー作品『風の外側』(2007年)には安藤和津、奥田瑛二の両親も出演しており、姉である桃子も助監督として参加しています。父親である奥田瑛二は、本作の監督も務めています。本作品で安藤サクラは、オペラ歌手を目指す女子高生という役柄を演じました。
また、第65回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門での正式招待作品であり、三池崇史が監督を務めた『愛と誠』(2012年)にも出演。1970年代の楽曲をちりばめた純愛ミュージカル調の作品の中で、スケバンキャラのガム子を演じました。そのミュージカル調の作品での歌声と演技は、高い評価を受けています。

2014年の映画『0.5ミリ』では主演を務め、介護ヘルパーの山岸サワ役を演じました。この映画の原作・脚本は姉の安藤桃子であり、エグゼクティブプロデューサーに父親の奥田瑛二、フードスタイリストは母親の安藤和津が務めたことで話題となりました。夫、柄本佑の父親である柄本明とも共演しています。

活躍の場を広げ、テレビドラマでも活躍中!

カラマーゾフの兄弟
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NHK連続テレビ小説「おひさま」では、主人公陽子の友人となる宮本ミツ役を演じました。また、フジテレビ系土曜ドラマ枠で2013年に放送されたミステリードラマ「カラマーゾフの兄弟」では、主軸となる黒澤家の当主黒澤文蔵の後妻である、黒澤詩織役を演じました。

日本アカデミー賞だけじゃない!安藤サクラの受賞歴の数々

日本アカデミー賞主演女優賞受賞
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安藤サクラは二世俳優ながらその高い演技力が評価され、数々の賞を受賞しています。大きな賞では、第84回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞の受賞。第86回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞、助演女優賞。二度のブルーリボン賞の受賞、そして2015年度には、『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞しました。『百円の恋』は、第88回アカデミー外国語映画賞の日本代表にも選ばれた作品です。この作品で安藤サクラは、実家に引きこもっていたが家を追い出され百円ショップの店員として働いていたところ、ひょんなことから女子プロボクサーとなる女性を演じています。

ますます活躍が期待される、安藤サクラのこれから

「ゆとりですがなにか」
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安藤サクラは2016年4月17日から放送開始の、日テレ系ドラマ「ゆとりですがなにか」にヒロイン役で出演することが決まっています。宮藤官九郎が脚本を務める本ドラマは、今年29歳を迎える「ゆとり第一世代」と呼ばれる、1987年生まれの若者を描いた作品です。

『0.5ミリ』
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『百円の恋』
R15+
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