あのカルト漫画を完全映画化!中村里砂初主演『少女椿』禁断の予告編解禁!

映画ニュース

世界的に知られる丸尾末広のカルト漫画「少女椿」を、短編映画『ミガカガミ』でモントリオール他、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによって完全実写映画化!アニメ化や舞台化はされてきたものの、実写映画化はその世界観を描くむずかしさゆえに企画が立ち消えに・・・。

しかし今回、主演に中村里砂を迎え、風間俊介、武瑠(SuG)、深水元基、中谷彰宏といった個性あふれる俳優の共演により、映画化が実現いたしました!
『少女椿』サブ (6)

【特別予告編、ついに解禁!】

『少女椿』映画オリジナル予告編(15歳未満は見ちゃダメ)

解禁された予告編では、TORICO監督が自ら編集を手がけ、映画公開が発表されるや話題騒然となった、原作で描かれている禁断の世界観が映し出されています!また、これまでライブで披露されたのみであった、チャラン・ポ・ランタンの主題歌「あの子のジンタ」も堪能できますよ♪

『少女椿』作品紹介

ある時代の東京。みどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに、花売りをしていた。ある日、家に帰ると母親は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった個性的な連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、苛めにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。
そんなある日、団長の元に大きな荷物が届く。荷物を解くと大きな瓶の中に一人の男が入っていた。皆の前で瓶から抜け出た男はワンダー正光と名乗った。苛めにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけて、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。
不思議な力で瓶を出入りするワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、みどりを苛める。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。一方、鞭棄もみどりのことを密かに思っていたが、力づくで彼女をものにしようとする。それを見たワンダー正光は激怒し、超能力で鞭棄を砂地獄に落として殺害する。その光景を見たみどりはワンダー正光に恐怖を覚え、避けようとするが…。

シネマート新宿ほか5月21日(土)より全国順次公開
©2016『少女椿』フィルム・パートナーズ