まだ気が早い?夏を満喫したくなる映画で夏休みの予定を決めちゃおう!

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すでに夏のような暑さの日もある今日この頃。5月も過ぎれば、梅雨なんか吹っ飛ばして心はもう夏休みですね!さぁ、この夏は何する?!とワクワクしているあなた。映画で、夏気分を先取りしませんか?見ればますます夏が待ち遠しくなる、そんな映画を5本紹介します。

夏はこうでなくっちゃ!恋にバイトに音楽に…『ハイスクール・ミュージカル2』

ハイスクール・ミュージカル2
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高校生のトロイ(ザック・エフロン)たちは、待ちに待った夏休みにウキウキ。そこに、同級生のシャーペイ(アシュレイ・ティスデイル)から、父親が経営するカントリークラブのアルバイトに誘われます。そして、トロイとその彼女のガブリエラ(ヴァネッサ・ハジェンズ)、他の仲間たちも共にバイト先のクラブへ。みんなでクラブ内で開かれるミュージカルコンテストへの参加も決めるトロイたちでしたが、シャーペイの父親に気に入られたトロイだけが優遇されるようになり、友人たちは面白くありません。

夏休みに入る前の期待感!と言えば、この映画の冒頭以外にありません。時計に合わせてのカウントダウン、そして開放感あふれるダンスと歌。シャーペイの女子力MAXのお嬢様ぶりも見どころです。
前作『ハイスクール・ミュージカル』と、この『ハイスクール・ミュージカル2』は、テレビ映画としてディズニーチャンネルで人気を博しました。ザック・エフロンをスターへと押し上げたのがこの作品です。そして、そのシリーズ最後となる『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』は、2008年に劇場公開されています。

河童と少年の心の通い合い『河童のクゥと夏休み』

河童のクゥと夏休み
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小学生の康一は、下校途中に大きな石を見つけます。河原にあったその石の中には何やら生き物の化石のようなものが…。水に浸して現れたのは河童の子。康一はクゥと名付け、家族の協力を得て飼い始めます。仲良くなった2人は楽しく過ごしますが、ある夏の日、雑誌で見かけた河童の故郷・遠野へ行くためふたりで出発します。

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 』『カラフル』などの、原恵一監督の作品です。子供向け、と思いきや136分という長めの上映時間。家族の絆、環境問題なども盛り込まれ、大人も感動でちょっと泣けちゃう映画です。

大人から子供まで楽しめるジブリ代表作『となりのトトロ』

となりのトトロ
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昭和30年代の日本。田舎に引っ越してきた小学生のサツキと4歳のメイ、そして考古学者の父。引っ越し先の家に興味津々のサツキたちはそれぞれの部屋を探検し、子供にしか見えないお化け”まっくろくろすけ”に大興奮。入院している母親に話したくてたまりません。
ある日、1人で遊んでいたメイは、見たことのない生き物の後を追って”トトロ”という森の主に出会います。別の日には、雨の中でサツキも一緒にトトロに出会い小さな木の実をもらいました。
夏になり、サツキのもとに母の入院が延びるとの連絡が入ります。それを聞いたメイはひとりで病院に向かい、行方不明に…。必死で探すサツキは再びトトロに出会い、助けを求めるのでした。

日本の夏を感じられる、素敵な景色が印象的なジブリ作品です。1988年に公開されて以来、今でも大人気の日本ファンタジー代表作。子供たちには夢があふれる物語として、大人たちにはノスタルジックな物語として愛されています。

兄弟が織りなすサーフショップ誕生から成功までの物語『ドリフト』

ドリフト
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1970年代のオーストラリア。12年前、海辺の町で暮らし始めたアンディ(マイルズ・ポラード)、ジミー(ゼイヴィア・サミュエル)の兄弟とその母親。ジミーはサーフィン大会で優勝するほどの腕前になっていました。ある日、突然仕事を辞めたアンディはサーフショップを開く計画を打ち明けます。
そして、親友のガス、トレーラーで放浪しているJBとその友人ラニの助けを借りて、自宅ガレージを改造してショップをオープンさせます。たちまち大評判となりますが、資金繰りやドラッグのトラブルに巻き込まれ、なかなか前に進めません。おまけに、賞金獲得のためのサーフィン大会への出場を目前に、兄弟の間にも溝ができてしまいます。

ストーリーの軸は、サーフショップを成功させること。とはいえ、イケメン兄弟のサーフシーンはもちろん、朝の海や夕暮れの海の素晴らしい情景も堪能できます。彼らの母親を交えて、ファミリーでお店にそそぐ情熱が素敵。
チャック・ベリーの名曲「Johnny B. Good」をはじめ、ロドリゲス、T・レックスなどの心躍るBGMも楽しんでください。

伝説のサーファー・ジェイの青春『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち 』

マーヴェリックス/波に魅せられた男たち
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カリフォルニアで母と二人暮らしのジェイ(ジョニー・ウェストン)は、幼い頃溺れかけたところを、サーファーのフロスティ(ジェラルド・バトラー)に助けられます。それを機に、自分もサーフィンを始めたジェイ。高校生になった彼は、サーファー憧れの大波”マーヴェリックス”に挑むため、フロスティの指導を受けることに。2人の絆は次第に固くなっていきます。

実在の人物・伝説の波乗りを成し遂げたジェイ・モリアティの青春が、映画化されました。海の雄大さと荒々しさを、これでもか!というほど感じさせてくれます。母、幼馴染の彼女、そして師からの愛情を受けて、1人の少年がサーファーとして成長する姿を描いています。
エンドロール冒頭の空から見下ろす海岸も素晴らしいので、ぜひチェックを!

バンドで夢を追う高校生たちの青春『BECK』

BECK
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高校生のコユキ(佐藤健)は、ある日ギタリスト・竜介(水島ヒロ)の飼い犬を助けます。それをきっかけとして、竜介の結成したバンド”BECK”に加入することになったコユキと、同級生のサク(中村蒼)。ボーカルの千葉(桐谷健太)、ドラムの平(向井理)と共に活動を始めます。コユキが歌の才能を開花させバンドも人気が出始めた頃、ロックフェス出演のチャンスが舞い込みます。

夏と言えば、野外フェス!大きなステージに立つために、夢を追いかける若者たちを熱く描いています。俳優たち自らが演奏しているライブシーンは圧巻。ボーカルの声はあえて無音で、見ている側の想像力をかきたてるシーンになっています。

勝手に体が踊りだす!音楽満載コメディ『パイレーツ・ロック』

パイレーツ・ロック
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1966年、POPSなどの音楽放送が制限され、民法ラジオがない頃のイギリス。そんな規制が及ばない海の上”海賊ラジオ局”は、24時間ぶっ通しでロックを流して大人気でした。高校を退学したカール(トム・スターリッジ)は、母の勧めでそのラジオ局の経営者・クエンティン(ビル・ナイ)と共に暮らすことになります。
クエンティンはじめ、DJたちはラジオ局である船に住みつき、日々ロックとお酒と女の子…と自由な日々を送っていました。そこでしかできない体験に、戸惑いながらも成長していくカール。一方、政府はそんなラジオ局をどうにか潰そうと目論んでいたのですが…。

『ラブ・アクチュアリー』などの、リチャード・カーティス監督作品。暑くて眩しい夏に、ぴったりの映画です。ビーチボーイズ、ザ・フー、クリーム、ジミ・ヘンドリックス…など、全編に流れる60年代のロック&ポップスがたまりません。そして、おじさんたちが歌って、騒いで、踊る踊る!
今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンの、弾けた演技も見どころ。船上から眺める海も美しく、見終わった後にスカッとハッピーになれる作品です。

夏の気分を味わえる映画特集、いかがでしたでしょうか。今のうちからお気に入りの作品を見つけて、映画のような夏を体験してみてはいかがでしょうか。