「ダーリンは外国人」シリーズでおなじみ、小栗左多里のおすすめ作品

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大ヒットしたエッセイ漫画「ダーリンは外国人」の漫画家・小栗左多里。彼女が他にどのような作品を描いてきたか気になりませんか?小栗左多里のおすすめ作品をご紹介いたします。

ファンタジーだけど現実的なコメディ「まじょてん―魔女と天使のラブマジック」


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たまたま拾った「魔女の家」の地図で、たどり着いた先は駄菓子屋でした。割烹着姿のおばさんとヤクザ顔のおっさんは、実は魔女と天使だと言います。ちょっと…いや、だいぶ変わっている魔女と天使が、女の子の恋愛の悩みを解決していきます!
魔女や天使は出てきますが、魔法で解決という物語ではなく、おはざんとおっさんの破天荒な言動により物事が展開していきながら、毎回主役の女の子が、いつもと違ったことに気付いたりしていくのを、コメディタッチで描いた作品です。登場人物たちのキャラクターの濃さもおすすめポイントですが、妙に現実感のある部分や、少女漫画らしくない、一味違った幸せの描き方を味わってみてほしいです。

ネガティブ女子は共感間違いなし「カナヤコ 女鍛冶職人物語」

カナヤコ 女鍛冶職人物語
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子どもの頃いじめにあい、ネガティブ思考になった25歳の礼子。友達もおらず、仕事も続かず、恋もしたことがなく、妄想癖だけはあります。そんな彼女が、いじめられっ子の少年と出会ったことをきっかけに、鍛冶職人の見習いになることに。失敗を重ね悩みながらも、礼子は鍛冶職人を目指し成長していきます…。
ネガティブな人は、自分に自信がなく後ろ向きな考え方の礼子に自分を重ねてしまうこと間違いなしですし、そんな内向的な主人公が、葛藤しながらも自分の殻を破っていく姿に共感も倍増です。ちなみに「カナヤコ」とは、鍛冶の神様「金屋子」のことで、女の神様なのだそうです。

やっぱり外せない「ダーリンは外国人」シリーズ!

ダーリンは外国人
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国際恋愛・結婚を描いて大ヒットしたエッセイ漫画「ダーリンは外国人」。読んでいなくても、名前だけは知っているなんていう方もいるのではないでしょうか。また、井上真央さん主演で映画化もされているので、映画を観たという方もいるのではないでしょうか。実は、漫画には続きがあることをご存知でしたか?
さおり&トニーに子どもが誕生し、2人の子育て模様を描いた「ダーリンは外国人 with BABY トニー&さおりの爆笑子育てルポ」は、子育てに悩んでいる方や、これからの参考に、国際結婚での子育てで葛藤している人に、肩の力を抜いて楽しみながら笑って読んでみてほしい作品です。

ダーリンは外国人 with BABY トニー&さおりの爆笑子育てルポ
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さらに、息子トニーニョの小学校進学を機に、ドイツ・ベルリンに引っ越したいきさつを描いた「ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し トニー&さおり一家の海外生活ルポ」もあります。こちらは、ドイツでの情報も満載で、旅行前のガイドブックとしても役立つようになっています。また、今年発売された最新作「ダーリンは外国人 まるっとベルリン3年め」は、さらにコアなベルリン情報が載っています。ガイドブックでは知り得ない、現地の人の暮らしなどもわかるので、ドイツや海外に興味を持っている方でも楽しめる1冊になっています。

少女漫画でもエッセイでも楽しめる小栗左多里さんの漫画。どれも重たくなく、さらりとコメディタッチで読めるものばかりなので、興味を持たれた方は、日頃のちょっとした楽しみとして読んでみてはいかがでしょうか。