一度は見たことある! 「きょうの猫村さん」でおなじみ、マンガ家 ほしよりこの作品

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マンガ「きょうの猫村さん」の魅力と、作者であるほしよりこの魅力、そしてほしよりこのおススメ作品をご紹介します!

ネットで人気に!「きょうの猫村さん」


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ネット連載マンガ「きょうの猫村さん」は、ネットで話題となったことがきっかけで出版され、100万部の売り上げを数えるベストセラーとなりました。しゃべる猫が家政婦というちょっと変わった世界観で、シュールな笑いを誘います。

ゆるくて、可愛くて、くすっと笑える


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「きょうの猫村さん」は、ゆるい鉛筆のタッチで描かれた猫が、犬神家の家政婦として家事をこなしていく姿が読者を和ませる作品です。猫村さんはいたずら好きで元気いっぱい。マンガの絵柄としては雑っぽくて、描かれている日常も、かわり映えしない毎日なのに、なぜかくすりと面白い猫村さんの世界。一つ一つのセリフもウィットに富んでいます。猫村さんの二足歩行の愛らしいその足元には、なんともいえないほのぼの感がありますね。こんな猫の家政婦さんがいてくれたら、毎日楽しそうだな、と思えるマンガです。

イラストレーターとしても活躍する ほしよりこの経歴とは?

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「きょうの猫村さん」で名前を知られるようになったほしよりこさんですが、2015年には、自由自在に涙を流せる少女の成長を描いた「逢沢りく」で、手塚治虫文化賞を受賞して一躍有名人になりました。イラストレーターとしても活躍し、公共広告機構ACジャパンの広告イラストを担当するなど、活躍の場を広げています。

号泣必須の手塚賞受賞作「逢沢りく」


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主人公・逢沢りくは、蛇口をひねって水を出すように自由自在に涙を流せる女子高生。自分の心ではなく、周りの状況に合わせて嘘泣きできます。彼女の両親は一見人がうらやむような完璧な父と母ですが、実は父親は会社の女性と浮気しています。そういった色々な大人の都合から、親元を離れ関西の親戚の家へと預けられることになった「りく」は、関西のノリに馴染めず、また自分でも「私は絶対になじまない」と心に誓っています。
頑なな「りく」の気持ちがほぐれることはあるのでしょうか。マンガ「逢沢りく」は最後に読者を泣かせる展開が待ち受けている、手塚賞受賞も納得の繊細なストーリーです。

イサオ少年の挑戦を描いた「僕とポーク」


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「僕とポーク」は、「世界には、飢餓で苦しんでいる人が沢山いるんだよ」という、誰でも一度は聞いたことがあるようなお説教から始まるストーリーです。ご飯を残して怒られたイサオは、自分の残飯で豚を育てて出荷してみようというアイディアを思いつきます。イサオのこのアイディアは実現可能なんでしょうか。結末の気になった方はぜひマンガをお読みください。

ほしよりこの漫画の魅力とは?


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ほしよりこさんは「きょうの猫村さん」のように、ゆるい絵柄で笑いを誘いつつも「逢沢りく」のように最後にはほろりとくる人情を描くのが得意なマンガ家さんです。作品にはどこか物悲しいような雰囲気も漂っています。また、書かれているセリフ回しはどれも独特の味わい深さがあり、登場人物の心理を繊細に描写しているので、一度きりではなく何度も読み返したくなってしまいます。

旅日記「山とそば」


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ほしよりこさんの実際の旅を描いた絵日記です。松本で食べたそば、上高地で圧倒的な大自然に包まれて眺めた景色、白骨温泉に宿泊、岩国で出会ったシロヘビなど、読むと一緒に旅をしている楽しみが味わえるような一冊です。読み終わった後はまったりのんびり旅に出たくなってしまいますよ。