デビュー作「食堂かたつむり」が大ベストセラー!日常を綴るエッセイスト 小川 糸

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小説「食堂かたつむり」がベストセラーとなり、映画化もされた、作家・小川糸さん。才能を活かしてマルチに活躍されている彼女について、知りたくありませんか?

多彩な才能を活かし活躍されている小川糸さん


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1973年生まれ。1999年に小説家としてデビューして以来、小説家、エッセイスト、作詞家、翻訳家として活躍しています。そして音楽ユニットFairlifeのメンバーでもあります。2008年に発表した小説「食堂かたつむり」がベストセラーとなり、2010年に映画化。同作は、イタリアの文学賞バンカレッラ賞料理部門賞、フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞を受賞しました。2010年に発表された小説「つるかめ助産院」は仲里依紗主演でNHKでドラマ化されています。

エッセイストとしても人気を博している


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夫の帰りを待ちながら作る〆鰺、風邪で寝込んだときに、友人が届けてくれた菜の花ご飯、元気を出したい人の為に、身体と心がポカポカになる野菜のポタージュ…。ペンギンと暮らしてみたいけれど、東京でペンギンを飼うのは無理。だったら同居人の夫をペンギンと思うことにしよう―――ユーモラスで可愛らしい書き出しから始まる、小川糸が綴る日記エッセイ「ペンギンと暮らす」。人とのふれあいや、次から次へと出てくるおいしそうな料理、日常生活をほのぼのと描いた、ささくれていた心がほどけていくようなエッセイです。

小川糸といえば美味しそうな料理が描かれた小説


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この味を忘れることは決してないだろう―――。離れて行く恋人と食べる松茸料理、何も食べられなくなったお祖母ちゃんに食べてもらえた思い出の一品…。
一緒にご飯を食べる、その時間さえあれば、悲しいことも乗り越えられる。ときにはほろ苦く、ときには甘い、穏やかで温かい食卓、ある時にふいに訪れる忘れられない食卓、人と触れ合った時間を描いた7つの物語「あつあつを召し上がれ」―――誰かとの思い出に食べ物が寄り添っていることは多いのではないでしょうか?ひとつひとつが心に残り、美味しそうな料理の描写に食欲も湧く、読んで満腹になれる一冊です。

作詞家・春嵐(しゅんらん)としても活動


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歌手の浜田省吾、編曲家やギタリストの水谷公生と一緒に音楽プロジェクト“Fairlife(フェアライフ)”で、作詞家・春嵐(=小川糸)として活動しています。Fairlifeは、浜田が作曲し、春嵐が作詞をし、水谷がプロデュースして、他の様々なミュージシャン達とのコラボレーションを目的としたユニットです。毎回、ゲスト・ボーカルとしてポルノグラフティの岡野昭仁や、奥田民生、岸谷香など多彩なボーカリストを招いています。


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美味しい料理を愛し、日々の暮らしを愛し、毎日の生活を大切にしているからこそ、生み出される作品の数々。気になった方は、ぜひ小川糸ワールドに触れてみませんか?