CinemaGene(シネマジーン)

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美しく年を重ねる大女優。ジュディ・デンチの気品溢れる名演技が楽しめる映画作品

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出典:http://aitantanmen.blog.fc2.com/

美しく年を重ねるイギリスの大女優、ジュディ・デンチ。上品でありながら、強くてかっこいい女性から、しなやかで母性溢れる女性まで、幅広い役柄を演じる彼女のおすすめ作品をご紹介いたします。

英国映画界を代表する演技派女優 ジュディ・デンチの略歴

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

1934年12月9日生まれ、イングランドのヨーク出身。本名はジュディス・オリビア・デンチ。兄の影響を受け、ロンドンの名門演劇学校セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマに入学し、優秀な成績を修めます。卒業後は、数々の舞台に立ち、96年には異なる役で、ローレンス・オリビエ賞を2つ獲得する偉業を成し遂げました。60年頃からTVに出演するようになり、「The Third Secret」でスクリーンデビュー。98年に公開された『恋におちたシェイクスピア』では、アカデミー助演女優賞を受賞しました。また『007』シリーズでは、3代目「M」(3代目で初の女性)を、1995年から2012年まで17年間に渡って演じたことで、世界的に知名度を上げました。古典劇から現代劇、舞台・映画・TVと、幅広く活躍しているイギリスの大女優の一人です。

出演時間わずか8分でアカデミー助演女優賞を獲得した『恋におちたシェイクスピア』

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出典:https://theperfumeddandy.com/

芝居熱が過熱する16世紀末のロンドン。ローズ座は人気作家ウィリアム・シェイクスピアのコメディが頼みの綱でしたが、彼はスランプに陥っていました。新作コメディのオーディションにやって来た若者トマス・ケントを追って、とある屋敷に辿り着いたシェイクスピアは、そこで以前一目惚れした美しい女性・ヴィオラを見つけます。2人はたちまち運命の恋に落ち、恋心が創作意欲をかき立てたことで、シェイクスピアは堰を切ったように劇作を書くようになります。しかし、ある日ヴィオラから別れの手紙を受け取ったシェイクスピアは納得出来ず、また屋敷に辿り着きます。そこで、トマスが実はヴィオラの男装した姿だったことを知り…。

絢爛豪華な衣装を身に纏うエリザベス1世を演じたジュディ・デンチ。出演時間はわずか8分ながら、その圧倒的存在感で見事オスカーに輝きました。
先が気になる展開、愛すべき登場人物たち、シーンを彩る音楽、すべてが素晴らしく、何度も観たくなる名作です。

いつでも人生を謳歌できる!『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』

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出典:https://kaitlynplyley.com/

「神秘の国インドのマリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地よい日々を」という謳い文句と美しいガイド写真に魅力を感じて、イギリスからインドに移住してきたシニア世代の男女7人。夫を亡くしたイヴリンをはじめ、それぞれ事情を抱えた彼らを待ち受けていたのは、高級リゾート・ホテルとは程遠いおんぼろホテルと、異文化の強烈な洗礼でした。戸惑っている彼らを尻目に、イヴリンは街に繰り出し仕事も見つけますが――。

人生という長い旅路の最後になるかもしれないひとときを、どこでどのように過ごすのか。時にコメディタッチに、時にドラマチックに、イギリスの名優たちが集結し、老後の“夢”を与えてくれる作品です。続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』もおすすめですよ!

ジュディ・デンチ演じるMの集大成『007 スカイフォール』

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NATOが世界中に送り込んでいる、スパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。英国の諜報機関MI6のエージェント“007”こと、ジェームズ・ボンドは、Mの指示に従い、リストの収録されたハード・ドライブを取り戻すべく、敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立ちます。敵の組織を追い詰めますが、同僚のロンソンが負傷してしまい、作戦は失敗に終わってしまいます。そのことでMの立場も危うくなった上に、MI6の本部が爆破される事態になり――。

ジュディ・デンチが長年演じてきたボンドの上司“M”役からの引退作品となったのが、シリーズ最高傑作との呼び声も高い、この『007 スカイフォール』です。
ボンドのルーツもわかり、彼の孤独やMとの関係など深いストーリーと数々のアクションシーンのバランスが良く、大味にならないスタイリッシュな作品に仕上がっています。

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出典:http://s.webry.info/

これだけの輝かしい功績を築きながら、彼女は自身におごることなく、特別待遇を求めたりしない謙虚な気持ちを常に持ち続けています。また、若返りの美容整形なども一切せずに、自然に美しく歳を重ねています。そのような“地に足の着いた”姿勢から気品が出てくるのでしょう。
地位や名誉、年齢に捉われずに、果敢に仕事で挑戦を続けるジュディ・デンチ。彼女の新たな挑戦を見る日が楽しみですね。

『恋におちたシェイクスピア』
© 1998 Miramax Film corp. and Universal Studios. All Rights Reserved.

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
©2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

『007 スカイフォール』
skyfall©2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

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