サプライズのはずがまさかの事件!?内容たっぷりのトークも満載!映画『世界でいちばん長い写真』初日舞台挨拶

イベントレポート

――では残念ながらここでお時間となってしまいましたので、最後にもう一言ずつ、みなさんにメッセージをお願いします。

高杉「本日は本当にありがとうございました。この映画は去年の8月に撮影して、撮影期間の2週間が本当に一瞬だったなという記憶です。ただ本当に高校生活をそこで過ごしたような濃い撮影期間で、派手な青春ではないですけど、宏伸にとってはすごく派手な青春で、その一瞬をたくさん詰め込むことができて、素敵なきらめきをしていると思うので、たくさんの人に見ていただきたいなと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。」

武田「この作品は、すごく分かりやすい恋愛が描かれているわけではないですし、主人公の男の子がすごく生き生きとしているというわけでもないですが、日常の中の小さなことが光って見える素敵な作品だなと思います。こんなに繊細で素晴らしい作品は、現代にも少ないと思うので、ぜひこの作品をもっとたくさんの方に観ていただけたら嬉しいなと思います。みなさんが今日一番に観てくださったお客様なので、少しでも「良かった」と言っていただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました
。」

水野「改めてみなさん今日はありがとございました。いろいろな方々が一つになって、作り手として一生懸命作品に取り組むんですけど、今日公開を迎えたことでみなさんと共有できるようになるのがとても嬉しいです。これで終わりじゃなくて今日からまたこの作品のスタートだと思っているので、力を合わせて、たくさんの方に観ていただけるように僕たちも宣伝を頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!」

草野監督「クライマックスの和太鼓は、きっと家でDVDで観てもなかなか伝わるものではないと思いますし、この映画の良さを分かってもらうためには、やっぱり映画館で観てもらうのが一番だと思います!みなさん現代の人なので、TwitterなりFacebookなりやっていると思うので(笑)映画はお客さんに観てもらって出来上がるものだし、僕も純粋に感想も聞きたいので、もしおもしろいと思ってくれたら、周りの人に広めてくれたら嬉しいです。ぜひ劇場で一人でも多くの人に観ていただけたらいいなと思います。」

最後に劇中で撮影された145mのパノラマ写真のうち2m分を持ってフォトセッションを行い、イベントは幕を閉じました。実話をもとにしたハートフル青春ムービー、映画『世界でいちばん長い写真』は6月23日(土)より公開中です!

『世界でいちばん長い写真』ストーリー

高校写真部の内藤宏伸(高杉真宙)は引っ込み思案がたたり、部長の三好奈々恵(松本穂香)に怒られるばかり。人物写真をテーマにした写真品評会も人を撮るのが苦手な宏伸にとっては苦痛でしかなかった。しかし、高校最後の夏休みのある日、宏伸は従姉の温子(武田梨奈)が店長をしているリサイクルショップで今まで見たことがない大きなカメラと出会う。カメラの使い方がわからない宏伸は温子の勧めで近所の写真館の店主・宮下(吉沢 悠)を訪ね、このカメラは360度長い写真が撮れるよう改造された世にも珍しいパノラマカメラだということが判明する。宮下に使い方を教えてもらい、宏伸はパノラマカメラで最初の360度撮影する。現像した写真を見て、いままでにない感動を感じた宏伸は次の日から360度撮影したい景色を探して街を自転車で駆け巡る。そうしてようやく辿り着いたのは温子の旧友、智也(水野 勝)が育てるひまわり畑だった。

『世界でいちばん長い写真』公式サイト
2018年6月23日(土)~シネ・リーブル池袋・イオンシネマ全国順次ロードショー
©2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会

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