「この作品を目いっぱい愛してやってほしい」作品愛あふれる!映画『ルームロンダリング』ドラマ化も発表の公開初日舞台挨拶

イベントレポート

MC「上映前なので言えないことがたくさんあるんですけど、楽しみにしててください!そして、伊藤さん!」

慣れない“伊藤さん”呼びに、会場から笑いが起きます!

伊藤「笑うところじゃないから!」

MC「今回、ご自身と亜樹人という役、かなり真逆なキャラクターと以前仰っていましたけど、演じられるうえでビジュアルなどこだわられた点ってどんなところでした?」

伊藤「眼鏡が亜樹人にとっては重要なアイテムだったので、眼鏡をかけ直す動作とかは監督とも話していろいろ試したりとか。あとシャツが半分出ていたりとか。」

MC「そのあたりも注目しながらご覧いただきたいと思います。池田さん、伊藤さんとの共演シーンについていかがでしたか。」

池田「現場でほとんど話していませんので…。」

池田さんの言葉に思わずMCの方も笑ってしまいます!

池田「御子ちゃんと亜樹人くんの関係性と同じテンポで、少しずつ。最後の方はね?まともに話したのは沖縄国際…」

MC「撮影終わってからの!」

池田「ハタチになったの?っていうところから…。21歳を迎えられたそうで、おめでとうございます!」

池田さんから伊藤さんへの突然のお祝いの言葉に、会場からは割れんばかりの拍手が響きました。

MC「伊藤さんは、池田さんと撮影でご一緒されて、イメージとか何か変わりました?」

伊藤「僕が見てた池田さんが出演されている作品は、割と天真爛漫な女性だったりとか元気な女性の役が多かったので、そのイメージがついてたんですけど、実際にお会いしたら……暗い。」

伊藤さん、溜めてからの「暗い」に笑いが起こります!さらにその後、いい意味で!とフォローされていました。

MC「そして、木下さんはドラマや映画などでご活躍していらっしゃいますが、本作でも本当に印象的なシーンが多々ございました。本作にかけた思いをぜひ!」

木下「まあ、警察官役ということで、本当に僕の正義の部分が出ているなと!それは皆さんに感じていただきたいなと思いながら。」

MC「撮影現場で印象に残っていることなどお話しできる範囲でお願いします。」

木下「池田さんが出ている作品とか見ていて、僕も本当に元気で明るい、天真爛漫な感じだなと思っていたんですけど、実際暗い。」

MC「池田さん、“役者”木下さんは、パブリックイメージとは違ったかもしれませんでしたが、いかがでしたか?」

池田「でも、イメージどおりでした。私、そんなに人に対しては悪いイメージ抱かないので…あの、でも…」

木下「“でも”多いな!!」

“芸人”の顔が見え隠れする木下さんの鋭いツッコミが!

池田「気さくに話しかけてくれて…本当に話を真剣に聞いて下さるとか、素敵なイメージをたくさんもっています。」

木下「言葉に重みがあるんですよ、適当なこと言わないですよね、池田さんって。ひとつひとつ言葉のチョイスが、そこ選ぶんや!?って。それでグッと入ってくる……こんな感じでええこと言おう?」

池田さんの抱く木下さんのイメージに、ご本人からダメだしが入り、会場が沸きます!!(笑)

MC「オダギリさん、改めて片桐監督の現場というのはいかがですか?」

質問の内容に戸惑うオダギリさん。

オダギリ「片桐監督の現場がどうか?えーっと、それは台本に書かれてなかったですね?」

MC「私が今無理やり放り込みました!」

台本関連の掛け合い再びで、会場は爆笑の渦に!

オダギリ「やっぱ現場って監督の人柄がすごく出るんですよ。今回の現場は、ハートウォーミングなあったかいものでもありましたので。みんな、スタッフが脚本に惚れ込んで自分ができることを一生懸命やるという感じの、本当に良いスタッフが集まっていて。もちろん良いキャストも集まっていて、そういう一作目を経験できている監督に対して嬉しい気持ちになっていました。」