映画『透明人間』エリザベス・モス、狂気になる寸前の本編映像解禁! 透明人間に屈しない、力強いヒロイン像を描いた監督コメントも到着!

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7月10日(金)全国公開の映画『透明人間』より、エリザベス・モス演じるセシリアの精神が徐々に狂気に苛まされていく様子をとらえた本編映像が到着しました!

『透明人間』本編映像

過度な束縛を行う恋人のエイドリアンから、命からがら逃げ出すことに成功したセシリアですが、エイドリアンはショックのあまり自殺をしてしまいます。しかし、その後からセシリアの身の回りではまるで”見えない誰か”が存在しているかのような異変が起こるようになります。

解禁された映像では、セシリアがエイドリアンの実の兄であるトムに、透明人間の正体は自ら命を絶ったエイドリアンなのではないかと訴えかける姿が映し出されます。

エイドリアンが天才科学者として数々の賞を受賞していたことから「彼は発明した。透明人間になる方法を。」と真剣に語るセシリアですが、隣に座った親友のジェームズは両目を見開き、信じられないといったような表情を見せ、またトムも「発明ではなく、弱点を見抜く天才です。故人になっても追い詰める。発明より怖いのは、そう思わせることです。」と、まるでセシリアの妄想であるといったかのように話すなど、二人とも全く信じる素振りをみせません!しかし、セシリアはそれでも「彼は死んでいない。」と異常すぎるほど力強い眼差しでトムを見つめ返しており、その姿からは次第にセシリアが狂気に包まれていくことを予感させる…!

「セシリアには自分の中にある強さを見つけてほしいと思った。」とキャラクターに込めた思いを明かすのは、監督としてメガホンを取るだけでなく、脚本の執筆も手掛けたリー・ワネル。映画の冒頭ではエイドリアンの束縛によって、すでに心に大きな傷を負っているセシリアですが、さらに追い打ちをかける出来事が次々と巻き起こっていくなかで、封じ込められていた感情が爆発し、覚醒していきます。

ワネルは「映画の脚本を書くときには、”主人公を木の上に追い込み、石を投げつけろ”という古いことわざを大事にしています。主人公を襲う逆境が多ければ多いほど、素晴らしい葛藤が生まれるからね。セシリアを不利な状況に追い込み、観客に”一体どうやって生き延びるんだ?”と思わせるくらいにね」と明かしており、元恋人のトラウマを抱え、透明人間に命を狙われ、さらに周りにも信じてもらえないという状況に陥ったセシリアがたった一人でどのようにして立ち向かっていくのでしょうか!?

『ソウ』シリーズを始め、様々な作品で巧みなストーリーを生み出してきたリー・ワネルが描く、力強いヒロイン像と新たな”透明人間”の物語の行方に目が離せません!映画『透明人間』は7月10日(金)より全国公開です!

『透明人間』公式サイト
<ストーリー>
富豪で天才科学者エイドリアンの束縛された関係から逃げることの出来ないセシリアは、ある真夜中、計画的に脱出を図る。悲しみに暮れたエイドリアンは手首を切って自殺をし、莫大な財産の一部を彼女に残した。セシリアは彼の死を疑っていた。偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、それはやがて、彼女の命の危険を伴う脅威となって迫る。セシリアは「見えない何か」に襲われていること証明しようとするが、徐々に正気を失っていく。

<クレジット>
2019/アメリカ/原題『The Invisible Man』/コピーライト:© 2020 Universal Pictures/配給:東宝東和
監督:リー・ワネル『アップグレード』『インシディアス 序章』 製作:ジェイソン・ブラム 『ゲット・アウト』、『スプリット』、『アス』
キャスト:エリザベス・モス『アス』「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」、オルディス・ホッジ『ストレイト・アウタ・コンプトン』、 ストーム・リード