絶賛開催中!この冬に訪れたい、美術館の企画展

お出かけ

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出典:https://www.tm21.co.jp/

いよいよ寒さも本格的になってきました。今回は2016年冬に訪れておきたい、美術館の企画展をまとめてみました。

19世紀英国の芸術に酔う「英国の夢 ラファエル前派展」

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出典:http://www.nagoya-info.jp/

渋谷にあるBunkamura ザミュージアムで開催中の、19世紀中頃英国はリバプールで活躍した画家たちの作品を集めた展示会です。あまり日本では馴染みのない画家も多いですが、シンプルな絵画が多く絵に馴染みのない人でも十分に楽しめる内容です。またツウはラファエル前派の変遷をたどるのも一興でしょう。本展では、リバプール国立美術館の所蔵品から、ラファエル前派及びその継承者たちの油彩・水彩など65点を紹介し、近代における英国美術の英国らしさを「英国の夢」をキーワードに浮き彫りにしています。

会場:Bunkamuraザ・ミュージアム 
   東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会期:2015年12月22日(火)~2016年3月6日(日)
入場料:一般=1,500円
休館日:1/1、1/25
開館時間:10:00~19:00(ただし、金・土曜日は21時まで開館)
     *入館は閉館の30分前まで
詳細:http://www.bunkamura.co.jp/

新春にちなんだおめでたい!展示会「ゆかいな若冲・めでたい大観 ―HAPPYな日本美術―」

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出典:http://artcenter7.blog.fc2.com/

2016年に開館50周年を迎える山種美術館。こちらでは新春にふさわしい、幸福への願いが込められためでたい主題や、思わず笑みがこぼれる楽しいモティーフを集めた展覧会が開催予定です。古来日本では、祭事・婚礼、また日常の営みの中で用いるものとして、さまざな吉祥画題が表現されてきました。本展では、その中から長寿や子宝、富や繁栄などを象徴する美術をメインに、おなじみの鶴亀、松竹梅など現代でもラッキーアイテムとなる対象を描いた絵画が展示予定。新春早々、福をいただきに観に行くのもいいかもしれませんね。

会場:山種美術館 
   東京都渋谷区広尾3-12-36
会期:2016年1月3日(日)~3月6日(日)
入場料:一般=1,200円
休館日:月曜日(ただし、1/4、1/11は開館)、1/12
開館時間:10:00~17:00
*入館は閉館の30分前まで
詳細:http://www.yamatane-museum.jp/

日本が誇る稀代の現代芸術家村上隆の世界!「村上隆の五百羅漢図展」

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出典:http://www.ohtabooks.com/

現在最も高い国際的評価を得ている現代美術作家の一人、村上隆の国内待望となる個展です。ロサンゼルス現代美術館を皮切りに世界巡回した回顧展をはじめ、世界の著名美術館はもちろんヴェルサイユ宮殿やロックフェラーセンター前広場などさまざまな場所で大型インスタレーション展示の依頼を受け、作品の圧倒的なスケール感と完成度の高さにより世界中の人々を驚嘆させてきました。今回は東日本大震災の時に、いちはやく救助物資を届けてくれたカタールのために製作した全長100メートルに及ぶ「五百羅漢図」が公開されます。圧倒的なスケールで描かれる村上隆の世界を、ぜひ堪能してください!

会場:森美術館 
    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
会期:2015年10月31日(土)~2016年3月6日(日)
入場料:一般=1,600円
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~22:00(ただし、11/3を除く火曜日は17時閉館)
*入館は閉館の30分前まで
詳細:http://www.mori.art.museum/contents/tm500/

オノ・ヨーコファン必見!「オノ・ヨーコ 私の窓から」

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出典:https://www.gotokyo.org/jp/

多彩な分野で異なるものを繋ぎ、新たな回路を作ってきたオノ・ヨーコ。そのアーティストとして活動するよりまえの彼女を育んだモノをメインに紹介している展示です。自由学園で音楽を学んだ際に、時計の音から作曲するなど生活と芸術の間に仕切りがないことに気づいたオノ。そしてそれは1950年代のアメリカ音楽と出会うはるかまえの話です。何がオノ・ヨーコの原点となっているのか、ぜひその目で確かめてみてください。

会場:東京都現代美術館 
   東京都江東区三好4-1-1
会期:2015年11月8日(日)~2016年2月14日(日)
入場料:一般=1,200円
休館日:月曜日(ただし、11/23、1/11は開館)、11/24、12/28-1/1、1/12
開館時間:10:00~18:00
*入場は閉館の30分前まで
詳細:http://www.mot-art-museum.jp/

世界有数の都市東京、その真の姿に迫る「東京アートミーティングⅥ -”TOKYO”-見えない都市を見せる」

tokyo出典:http://www.mot-art-museum.jp/

サブカルチャーと伝統的な美術が融合する街東京。震災を期に、そして2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、東京という街の持つ魅力、可能性を探る展示がこちらです。東京という街の持つ様々な面を捉えた展示が多く、今住んでいる方もそうでない方も、きっと新しい発見があることでしょう。

会場:東京都現代美術館 
   東京都江東区三好4-1-1
会期:2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日)
入場料:一般=1,200円
休館日:月曜日(ただし、11/23、1/11は開館)、11/24、12/28-1/1、1/12
開館時間:10:00~18:00
*入場は閉館の30分前まで
詳細:http://www.mot-art-museum.jp/

いかがでしたでしたか?東京近郊では他にも様々な企画展が開催されています。また常設展もとても見ごたえのあるモノから親しみ易いものまで千差万別。今年の冬は美術館に出かけてみてくださいね。