藤原竜也も驚きのキャラクター誕生秘話!?映画『太陽は動かない』 原作者・吉田修一からの感謝を羽住監督明かす!!

イベントレポート

3月21日(日)に、映画『太陽は動かない』の公開御礼舞台挨拶が行われ、藤原竜也さん、竹内涼真さん、本作のメガホンをとった羽住英一郎監督、そしてスペシャルゲストとして映画プレゼンターの赤ペン瀧川氏が登壇しました!

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「怒り」「悪人」などヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一のサスペンス小説「太陽は動かない」が「海猿」シリ ーズ、「暗殺教室」シリーズなど日本を代表するエンターテイメント超大作を手掛けてきた監督・羽住英一郎によって待望の映 画化!世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編を描く。日本国内での撮影に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを敢行。市街地の道路を完全封鎖 したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、⾸都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、日本では実現不可能ともいえる超異例づくしの大規模な撮影を行った。主演は『22年目の告白-私が殺人犯です-』『カイジ ファイナルゲーム』など数々の強烈なキャラクターを演じ、常に日本映画界のトップを走り続けてきた藤原⻯也さん。そして共演は、『センセイ君主』「テセウスの船」などで、爽やかなラブコメからシリアスなミステリーまで幅広く役柄を重ね、名実共に若手俳優 No.1 の呼び声も高い竹内涼真さん。本作では、半年間鍛え上げたという⾁体を惜しげもなく披露し初の本格アクションに挑み、藤原さんとともに心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じる。

公開から2週間が経ってもなお、SNS では「アクション邦画としては最高峰」、「最初は主題歌『泡』に惹かれて観るに⾄ったのですが、こうも世界観に引き込まれる作品とは思いもしませんでした!」など壮大なスケールのアクションと、“絶体絶命”のミッションとのコントラストが鮮やかに表現されるエモーショナルなドラマにも絶賛の声が寄せられている本作。この度、大ヒットを記念した公開御礼舞台挨拶が行われ、主演の藤原⻯也さん、共演の竹内涼真さん、羽住英一郎監督、そしてスペシャルゲストとして映画プレゼンターの⾚ペン瀧川氏が登壇しました。

舞台挨拶前にコメンタリー収録を終えてきたばかりの藤原さんは、本作を観直し「(ピョン・)ヨハンとか(ハン・)ヒョジュちゃ んとか、みんなに会いたくなりましたね。といっても、ヨハンからは2日に1回くらいメールが来るので実際に会っているようなものですが」と笑い、大変な撮影だったからこそ、今も共演者との固い絆で結ばれていることを明かしました。現在出演中のドラマチームや親戚からも反響をもらったという竹内さんは「ノースタントで⻯也さんと挑戦したアクションは、生っぽい、人間同士のぶつかりあいがちゃんと画に出ていて、同業者の方からはそこがすごかったと言ってもらえることが多いです」と、自信を持って本作のアクションについて語りました。さらに羽住監督は原作の吉田修一氏から「キャストとスタッフが全力で映像にしてくれて、感謝していますという内容で、結構長⽂で熱いお手紙を頂きました」と直筆の手紙をもらったエピソードを告白。長らく実写化不可能と言われていた原作でしたが、羽住組の熱意がそのまま刻まれた作品は原作者も太⿎判の映画となったようです。

また、これまで数々のイベントで本作の魅力を余すことなく伝えてきた藤原さんと竹内さん。しかし藤原さんは「改めて今日、舞台挨拶に来てくださったみなさんにどんなプレゼンをしようかと思ったんですが、今日はもうしません!」とまさかのプレゼン放棄宣言!?そして藤原さんと竹内さんより”我々よりもさらに『太陽は動かない』の魅力を伝えられる人”としてお墨付きの映画プレゼンター、⾚ペン瀧川氏がスペシャルゲストとして登場しました。本作について、「吹き替えなしでアクションしていることがわかるように、後ろ姿じゃなくて、本人がやっているとしっかりわかるように撮影されているシーンが連発されているし、冒頭からクライマックスみたいに熱量があるシーンが続いてかなり興奮しました」と語る⾚ペン瀧川氏。普段は映画を観る前の方に向けてプレゼンをすることが多いですが、今回は映画を観終わったばかりの方へ向け、『太陽は動かない』を”おかわり”したくなるようなプレゼンを披露しました。

陸・空・海のありとあらゆるシチュエーションで展開され、敵に拉致されてやっと⽌まるというほど、とにかく移動が多い藤原さん演じる鷹野、竹内さん演じる田岡の“最強バディ”。実はこれは、原作の吉田修一氏がなぜ「太陽は動かない」を生み出したのかという秘話から、その理由が見えてくると紹介。鷹野は、吉田修一氏が「大阪二児餓死事件」で亡くなった子供たちを想い、自らの作品の中だけも、広い世界を見せてあげたいという想いから誕生したキャラクターであるということが明かされました。これには藤原さんも「吉田先生の想いが詰まっていたんですね」と感嘆の声を漏らしました。⾚ペン瀧川氏の華麗なプレゼンに竹内さんも、「何度か瀧川さんの解説は拝見しているんですが、今回もやっぱりすごかった。これだけ魅力を語っていただけるのは嬉しいですね」と笑顔を見せました。

最後に、竹内さんが「2回、3回と観ても語りきれないほど素晴らしい作品になっています。プロモーションが終わるのは少し寂しいですが、またこの作品に関わるどこかで、みなさんとお会いできれば嬉しいです」、藤原さんは「涼真も言うように、少し寂しい思いもありますが、ひとりでも多くの方にご覧いただけるように僕らも頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします!」と締め、本イベントの幕が閉じました。映画『太陽は動かない』は大ヒット公開中です!

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藤原竜也も驚きのキャラクター誕生秘話!?映画『太陽は動かない』 原作者・吉田修一からの感謝を羽住監督明かす!!

『太陽は動かない』公式サイト
【ストーリー】心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原⻯也)と相棒の田岡(竹内涼真)。24 時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。次から次へと困難が襲い来る極限の 状況の中2人の心臓爆破のリミットは迫っていた――。

【クレジット】
■原作:吉田修一「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎⽂庫)
■監督:羽住英一郎
■脚本:林民夫
■出演:藤原⻯也、竹内涼真、
ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、
加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見⾠吾、佐藤浩市ほか
■制作会社:ROBOT ■主題歌:King Gnu「泡」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
■©吉田修一/幻冬舎 ©2020 「太陽は動かない」製作委員会
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公式 Twitter:@taiyowaugokanai #太陽は動かない

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