2024年3月公開の映画『52ヘルツのクジラたち』より、ティザービジュアルが解禁となりました！
町田そのこ先生による原作「52ヘルツのクジラたち」（中央公論新社）は、2021年の本屋大賞を受賞し、80万部を売り上げる圧巻の傑作ベストセラー小説。
そんな作品の映画化にあたって『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』などの監督を手掛けた名匠・成島出監督がメガホンを取りました。
主演・杉咲花さんが演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。
ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年と出会います。
彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、今はもう会えない安吾との日々でした。
本作は愛を欲し、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語です。
初の作品ビジュアルが解禁！
東京から海辺の街に移り住んだ杉咲さん演じる貴瑚が、広い海を望むテラスで目を閉じて空を仰ぎ、耳を澄ます姿が映し出される、海中を思わせるような幻想的な青が印象的な美しいビジュアルとなっています。
本ビジュアルの写真を撮影したのは、気鋭の若手写真家・八木咲さん。
撮影場所は、貴瑚の住む一軒家の、海に向かってせり出した象徴的な六角形のテラスで、成島監督をはじめ制作チームが運命的に出会ったという、大分の海辺の高台にある日本家屋が舞台に選ばれました。
海中を思わせる幻想的なブルーがかった風景の中で、海と空の境で聴こえない声を聴こうとする貴瑚。
そこにおかれたコピー「ここに、あなたを感じる」の＜あなた＞とは？貴瑚は何を想い、誰を感じ、どんな声を聴こうとしているのでしょうか。
傑作ベストセラー小説の待望の実写化の全容への期待が高まります。
杉咲さんの撮影クランクアップのコメントが到着！
＜杉咲花さんクランクアップコメント＞
２ヶ月間の暗闇を走り続け、最後のシーンを撮り終えた時、私たちはあまりにも美しい夕陽に遭遇しました。
演じ手である私がやり切ったと感じることに意味はあるのだろうかと自問しますが、やっぱり完成する映画には、この世界の何かに結びついてほしいという淡い期待を覚えます。
そしてこの物語に気づかされた感覚を、時代とともに更新し続けていくことが、私たちに託された大きな課題なのだと思います。
陽が沈んでしまっても、その夜を越えようとするたったひとりの誰かへ、朝の光とともに届く作品となることを願って。
切なる祈りを込め、全身全霊で臨んだ撮影を無事終えての思いが語られています。
話題作への出演が続く杉咲さんが、圧倒的な熱量で演じる2024年必見の1本、映画『52ヘルツのクジラたち』は2024年3月より全国公開です。
＜ストーリー＞
ある傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んできた貴瑚。
虐待され「ムシ」と呼ばれる少年との出会いが呼び覚ましたのは、貴瑚の声なきＳＯＳを聴き救い出してくれた、
今はもう会えないアンさんとの日々だったー。
＜作品概要＞
タイトル：『52ヘルツのクジラたち』
原作：町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」（中央公論新社）
主演：杉咲花／監督：成島出
製作幹事・配給：ギャガ
映画クレジット：©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
公開表記：2024年3月 TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
