細田作品のトレードマーク“入道雲が浮かぶ青空”から一転…!?最新作『竜とそばかすの姫』新ビジュアル&スタッフ情報解禁!ムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート!

映画ニュース

7月16日(金)に公開の映画『竜とそばかすの姫』より、新ビジュアルが解禁されました!

先日、現実世界で「すず」と同じ高知の高校に通う同級生たちの声を成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさん、幾田りらさん、相対する、超巨大インターネット世界<U(ユー)>を彩る個性豊かなキャラクターたちに森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さんといった豪華声優陣が集結することが解禁となり、ベールに包まれていた本作の輪郭がだんだんと見えてきました!各キャラクターの関係性も明かされ、未解禁となっている主人公・すず/ベルと竜の声優キャスト発表への期待にもますます拍車がかかります!!

この度、そんな本作の新ビジュアルが解禁となりました!!

『竜そば』新ビジュアル※WEB用

秋屋蜻一氏デザインの「竜」

秋屋蜻一デザインの「竜」

細田守監督作品の歴代ポスターには欠かさず描かれてきた、夏を象徴するような“入道雲が浮かぶ青空”から一転、満天の星空の下で見つめ合う、≪歌姫ベル≫と≪竜≫の姿が描かれた新鮮なビジュアル。このビジュアルがポスターとして6月上旬より映画館に掲示されます!これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、入道雲が描かれてきました。しかし、今回は入道雲が浮かぶ青空から一転、澄み渡るような満点の星空の元、見つめあう<U>の歌姫・ベルと竜がロマンティックに描かれたビジュアルが完成しました!

先日、『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォン氏の今作への参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キム氏が歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当することが発表され、大きな話題となりました。しかし、世界のクリエイターだけではなく、今作には日本屈指のクリエイターたちも集結しています!!

今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一(あきや・かげいち)氏。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも解禁となります!一度見たら忘れられない繊細で美しく描かれた竜が、<U>の中でどのような姿で動いているのか…完成に期待が高まります。

さらに、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明(やました・たかあき)氏が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行(あおやま・ひろゆき)氏が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮います!!

また、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝(いけ・のぶたか)氏が、美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里(じょうじょう・あんり)氏が、美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描きます!

加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターのCGを制作指揮した堀部亮(ほりべ・りょう)氏が、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平(しもざわ・ようへい)氏が堀部氏と共にCGディレクターとして名を連ねます。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮されます!

豪華声優キャストのみならず、日本屈指のクリエイターたちが、万全の態勢で、作品制作に臨む本作から、今後とも目が離せません!先日解禁された海外の才能と、日本の才能が融合し、細田監督作品を彩る唯一無二の世界観がスクリーンで堪能できるはずです。7月16日(金)にいよいよ公開となる『竜とそばかすの姫』に、期待が高まります!!

そして、本日5月21日(金)よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート!ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まります!映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定SNS企画に参加できたりなど、様々な特典をご用意しています。

『竜とそばかすの姫』公式サイト
▼ストーリー
自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。

やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し(アンベイル)。

<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。

現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

もうひとつの現実。もうひとりの自分。もう、ひとりじゃない。

▼原作・脚本・監督                           
細田守                  
1967年、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社し、アニメーターを経て
演出(監督)になる。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督としてデビューを果たす。
その後、フリーとなり、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09) を監督し、国内外で注目を集
める。11年、プロデューサーの齋藤優一郎と共に、自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」
を設立し、『おおかみこどもの雨と雪』(12) 、『バケモノの子』(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。最新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作)は第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出され、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞では最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。

▼企画・制作
スタジオ地図

▼製作幹事
  スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網 共同幹事

▼映画公式ホームページ
 ryu-to-sobakasu-no-hime.jp

▼映画公式twitter
@studio_chizu

▼映画公式Instagram
@studio_chizu

▼映画公式facebook
@studiochizu

▼著作権表記
  2021 スタジオ地図