映画『アイネクライネナハトムジーク』学生お悩み相談イベントオフィシャルレポート

イベントレポート

9月11日(水)東京・東放学園映画専門学校にて、映画『アイネクライネナハトムジーク』の学生お悩み相談イベントが行われ、三浦春馬さん、多部未華子さん、矢本悠馬さんが登壇しました!


上映後の学生の前に登場した三浦春馬さん、多部未華子さん、矢本悠馬さん。それぞれ「佐藤を演じた三浦春馬です。上映後の皆さんに会える機会がなかなかなかったので、僕たちもドキドキしています。宜しくお願いします。」と三浦さんが、「多部未華子です。映画見ていただいてありがとうございます。今日はお悩み相談ということなので、頑張って答えます。」と多部さんが、「一真を演じた矢本悠馬です。前回完成披露上映会の時、共演者の方からは一真が酷評で悲しかったんですけど(笑)今回は見終わった方との距離が近くて恥ずかしいですね。」と矢本さんが話しました。

学生から寄せられた質問への回答、10年前のそれぞれの悩みとは・・・

学生からの質問に答えることに関して、意気込みを尋ねられたキャストは、「誠意を込めて答えていければと思います。全力で聞いて、回答してくれるかな?」と、三浦さんが投げかけると「そうですね…」という多部さん。自信なさげなキャストに会場は湧いた。

早速、学生から事前に募集をしていた質問に登壇者が答えるコーナーに。

学生から寄せられた「10年前悩んでいたことは何ですか?」という質問には、矢本さんが「10年前は今日の皆さんと同じような専門学校で学生やってましたね。その当時はレッスンでバレエとかジャズダンスとかあって。その当時の僕は体がめっちゃ硬くて、“リズム感はあるけど、振り付けの形までいってない”って振り付けの先生に言われて。週に一回テストがあったんですけど、僕だけ何にもしていなくて、バレエダンスができる子の前でバレエを披露して辛かったですね。恥をかきにいっているようなものだから。だから、10年前の自分に戻れたら柔軟したい。」と当時を振り返ると、「だからこの強いメンタルが生まれたんだね。」と三浦さんが分析。

ドラマ「ブラッディ・マンデイ」に出演していたという三浦さんは「割とセリフの多い役どころだったので、セリフ覚えに追われてましたね。それがあえていうと悩みでしたね。」と振り返ると、矢本さんも「そのドラマ見てた!親と一緒に見てた!」と話し、会場を沸かせた。朝ドラをやっていたという多部さんは「その時は、何に悩んでたんだろ。一人暮らしどうしよう、とか、恋愛どうしようとか、就活どうしよう、とか普通の女の子の悩みでしたね。」と振り返っていました。

「この仕事をしててよかったなと思うことは何ですか?」という質問には、多部さんが「今思ったのが、年齢に左右されないことですかね。芸歴が長い方と同じ土俵で戦ったり、年下の現場初めてという方と一緒にやったりして。サラリーマンの方とかも一緒なのかな。みんな同じ土俵で戦ったりとか、苦しんだり、楽しんだり、年齢が関係ないことですかね。」と回答。

続いて矢本さんが「この仕事だからこそ、結婚して娘が生まれた時に、報道で出て、皆さんが知ることになって。外食しに行った時に、お店の人がいい肉をサービスしてくれましたね。」と、会場の笑いを誘うと、三浦さんは「昔出た作品に心動かされて、自分この業界入りました、とか、あの作品を観たから頑張れました、とか、言ってしまえば他人かもしれない人たちの行動のきっかけになったり、きっかけになったという事実を伝えてもらえたりすると、この仕事自体が血の通った仕事なんだ、って代えがたいサービス業だな、って思いますね。」と語りました。