映画『余命10年』RADWIMPSの奏でるメロディーを聴きながら イメージを膨らませる、かつてない撮影方法 音楽に込められたメッセージとは?特別予告解禁!

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3月4日(金)公開の映画『余命10年』より特別予告が解禁となりました。

映画『余命10年』特別予告(RADWIMPSが紡ぐ音楽編)2022年3月4日(金)公開

20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松菜奈さん)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎さん)。そんな2人や、2人に関わる大切な人たちとのかけがえのない日々に寄り添う、RADWIMPSの音楽と世界が劇中に表れています。

それもそのはず、通常の映画制作では撮影が終わった後に編集段階で音楽を作ることが多いのですが、今回撮影時には既にRADWIMPSの音楽が作り上げられ、その音楽を聴きながら撮影に挑むというかつてない異例のスタイルがとられています。そんな初めての試みに藤井道人監督は「みんなトーンが一個になっていくというのは、これは発明だなと思った」とその手ごたえを語ります。

音楽を聴いた小松さんは「移動のときも毎日聴いていたし、オンとオフを与えてくれる、心の拠り所になった曲だった」とその想いを語り、坂口さんは「(主題歌の「うるうびと」は)和人目線で歌詞が書かれていて、この良さを最大限にするには、この作品の中でどれだけ茉莉を愛せるかだなと頑張ろうと思った」とバンドからのメッセージを受け取ったといいます。

RADWIMPSが紡ぎだした音楽は監督、キャストに多大なる影響を与え、相乗効果をもたらしました。

RADWIMPSが並々ならぬ気持ちで楽曲制作に臨み、その熱量に呼応するように小松さん、坂口さん、そして藤井監督らキャスト・スタッフ陣が全力で作り上げた『余命10年』。

様々な想いが結集した本作について野田洋次郎さん(Vo,Gt,Pf)は「間違いなくこの作品に携わったことでこの先の僕の人生を変えてくれた。これから観る人の人生も変わっていって欲しいなと思うし、どんな変化であれ間違いなく変わるだろうなとも思います」と作品の完成度に自信を覗かせました。

映像の最後には、小松さん、坂口さんが約1年間の撮影のクランクアップを迎え、大粒の涙を流す姿が。そんな2人に藤井監督も思わず駆け寄り抱き合い、2人が全身全霊で役に向き合った姿が伺えます。

映画『余命10年』は3月4日(金)より全国公開です。

『余命10年』公式サイト
原作:小坂流加「余命 10 年」(文芸社文庫 NEO 刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和 渡邉真子
出演:小松菜奈、坂口健太郎
山田裕貴、奈緒、井口理 / 黒木華
田中哲司、原日出子、リリー・フランキー / 松重豊
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)
【配給】ワーナー・ブラザース映画 【コピーライト】©2022 映画「余命 10 年」製作委員会 【原作書影クレジット】文芸社文庫 NEO 刊
【公式SNS】Twitter:@yomei10movie / Instagram:@yomei10movie