映画『キリエのうた』9月25日(月)実施プレミアムライブ レポート!アイナ・ジ・エンド演じるKyrie の迫力の歌声が響き渡る!松村北⽃・村上虹郎がギター、粗品がキーボードを生初演奏!広瀬すずがアイナとの絆を語り、石井⻯也はノリノリでMC!アイナ・ジ・エンドが感極まり涙!

e3125ee1723ec3d7db4cf555cab1294b イベントレポート

10月13日(金)公開の映画『キリエのうた』。

9月25日(月)に本作のプレミアムライブがZepp Shinjuku(TOKYO)にて実施され、アイナ・ジ・エンドさん、松村北⽃さん、村上虹郎さん、粗品さん、石井⻯也さん、広瀬すずさんが登壇。

イベントでアイナさんは、自身が演じる主人公のKyrieとして劇中曲4曲を歌唱しました!

e3125ee1723ec3d7db4cf555cab1294b
BSI3402

暗いステージに差す一筋の光のなかアイナさんが登場し、アーティスト・Kyrieとして「名前のない街」「燃え尽きる月」を歌唱し、イベントがスタート。

劇中でも印象的に使われる楽曲をしっとりと歌上げると「改めまして、Kyrie です。よろしくお願いします」と挨拶し、続いて歌われる楽曲「ずるいよな」の演奏メンバーとして、この日のためにギターを猛特訓してきた潮見夏彦役の松村さんと風琴役の村上さんを紹介。

アイナさんが「3人でライブするのは実質、今日が初めてです。多分最初で最後になるんじゃないですかね」と、劇中以外では初の貴重なライブであることを明かし、また、「松村さんは人生初めてのギターを練習されたみたいで」と本作で松村がギター初挑戦になったことについて言及すると、「弾く前にその話すると、めちゃくちゃ緊張しちゃうので、弾き終わったあとどこかで話します・・・」と初ステージを前に緊張を隠せない様子の松村さん。

アイナさんが、「一年以上前から撮影をしていたので、やっと人様の目に触れるというか、初めて聞いていただけるので、正直感無量で言葉が詰まってしまいますが、大切な曲です。聞いてください、”ずるいよな”」と曲を紹介し、「ずるいよな」を披露いたしました。

BSI3850

演奏が終わると一旦退場した3人に代わり舞台に登場するのは本作で横井啓治役の石井さん。

石井さんは「岩井さんは世界でも数人しかいないくらい透明感のある映像を作る人ですよね。映画を作るのはほとんどライティングとの戦いなんですけど、岩井さんの凄さっていうのはすごい良い天気のときでも、すごい雪のなかでも、女の子の透明感を絶対捨てない。そこがやっぱりすごいなと思います」と岩井俊二監督が描く世界観を称賛しました。

石井さんがトークを繰り広げるなか、改めてキャスト陣が登壇。

アイナさん、松村さん、村上さん、粗品さん、石井さん、広瀬さんという豪華キャストたちが一堂に会しました。

ステージの感想を聞かれたアイナさんは「とっても緊張しちゃって、でも、今日来てくれた人たちが目を逸らさずに見てくれて、それだけで幸せです。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、粗品さんは「撮影時はまだ結婚していました、日高山茶花役の粗品です」と挨拶をし、会場の笑いを誘いました。

2010年から2023年の13年が描かれた物語である本作。

それになぞらえ、13年前の自分について尋ねると、アイナさんは「4歳からずっとダンスやってたんですけど、学校にいく時は教科書とかもう入ってなくて、全部ダンス着で。ダンスが大好きで大阪に住んでたんですけすけど・・・」と語り、

松村さんは「13年前というと、ちょうどこの仕事を始めた頃で、何ができて何ができないのか全くわからない時代でした。学生時代から空手をやっていて、芸能界で空手に通じるものがないかと必死に探していました」と当時を振り返ります。

空手が初段だと言う松村さんに対して石井さんが「俺は二段」と張り合い、粗品さんが「マウント取らんでええねん!」とツッコミを入れる一幕も。

広瀬さんは「13年前は静岡に住んでいたので、バスケをずっとやってました。バスケ部でした」とそれぞれが13年前の自分に思いを馳せました。

最後の曲の準備でアイナさんとギター・村上さん、キーボード・粗品さんが演奏準備に入っている間に、トークを繰り広げる松村さん・石井さん・広瀬さん。

改めてギター初挑戦についての感想を聞かれた松村さんは「今回は全く初めてだったので、本当に苦戦しました。実はちゃんとしたコードを抑えてなかったりしていて、夏彦オリジナルの楽譜を作っていただきました」と明かすと、それに対して石井さんは「間違ったコードにするとジャジーに聞こえたりするわけ。そういうところで言うと、いいコード感していたよ!」と松村さんのセンスを絶賛!

また、現場での岩井監督との関わりについて話を振られた広瀬さんは「岩井監督は、演出的なものも特に細かく指示せず好きに任せてくれるので、監督とはあまりコミュニケーションは取らずに、アイナちゃんと肌と肌を触れ合う瞬間を普段から増やして、キリエとイッコの距離感がなくなるように時間をかけてました。アイナちゃんと二人で、カメラが回っていないときでもずっと一緒にいたりしました」と劇中のキリエとイッコさながら、アイナとの強い絆を感じさせるコメントを残しました。

最後の曲の演奏の準備ができると、「本当にとっても素敵な音楽です」という広瀬さんの曲紹介に合わせて披露されるのは、映画の主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」。

ITA6644

Kyrie(アイナさん)がボーカル、村上さんがギター、粗品さんがキーボードを担当するほか“キリエバンド”のメンバーを従えて、劇中さながらの感動を渦巻くライブシーンを再現。

会場に集まった観客は“Kyrie”のテーマカラーでもある青いサイリウムを振り、幻想的な世界に、圧巻の歌声と演奏が響きわたりました。

演奏を終えると、石井さんの側でキーボードを演奏していた粗品さんは「石井さんが近くにいて緊張しました!」、

松村さんは「音に包まれると、音楽ってすごいなっていうのをより実感して、音楽映画が広く日本中・世界中に届いて欲しいと改めて思うステージでした」、

村上さんは「楽しかったです!」、

広瀬さんは「この華奢な体からどうやってあんなエネルギーの放出の仕方になるのか、今日も改めて感動しました」とコメントし、

石井さんは「映画のなかに音楽が溶け込んでいるような作品になっていて、岩井さんは、またひとつジャンルを作ったんじゃないかなと思います」と“音楽映画”としての本作と岩井監督の手腕を大絶賛。

最後にアイナさんが「岩井俊二さんの世界にみんなで飛び込んで、一年以上経ったんですけど、やっと歌とか聞いてもらえました。正直何もわからない自分が(映画の世界に)飛び込んだことが不安でたまらなかったんですけど、今日、(会場のみんなが)目を合わせて見てくれて、すごい感慨深い日になりました」と感動の涙を浮かべながら挨拶。

そんなアイナを広瀬が暖かく抱擁し、キャスト・観客の拍手に包まれながらイベントが終了となりました。

映画『キリエのうた』は10月13日(金)より全国公開です。

9月25日(月)より
『キリエのうた』ムビチケオンラインが発売中!

■ムビチケ前売券(オンライン)
発売日:2023年9月25日(月)0:00〜2023年10月12日(木)〜23:59
一般 :1,600円(税込)

■ムビチケ当日券
発売日:2023年10月13日(金)0:00〜
一般 :1,900円(税込)

ムビチケオンライン購入はこちら

『キリエのうた』公式サイト
■出演:アイナ・ジ・エンド 松村北⽃ ⿊木華 / 広瀬すず
    村上虹郎 松浦祐也 笠原秀幸 粗品(霜降り明星) ⽮山花 七尾旅人 ロバート キャンベル 大塚愛 安藤裕子 鈴木慶一 水越けいこ
    江口洋介 吉瀬美智子 樋口真嗣 奥菜恵 浅田美代子 石井⻯也 豊原功補 松本まりか 北村有起哉
■原作・脚本・監督:岩井俊二 『キリエのうた』(⽂春⽂庫刊)
■音楽:小林武史
■企画・プロデュース:紀伊宗之(『孤狼の⾎』シリーズ『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』 他)
■主題歌:「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie (avex trax)
■製作プロダクション:ロックウェルアイズ
■配給:東映
■コピーライト:©Ⓒ2023 Kyrie Film Band