こんなディカプリオ見たことない!迫真の演技でオスカー受賞!映画『レヴェナント:蘇えりし者』

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5度目のノミネートで悲願のオスカー受賞を成し遂げたレオナルド・ディカプリオと、2年連続でアカデミー監督賞を受賞したイニャリトゥ監督が手掛ける超大作『レヴェナント:蘇えりし者』がいよいよ公開!
史上最も過酷と言われたロケをこなし、悲願を達成したディカプリオの撮影エピソードと共に、映画の見どころを解説していきます!

『レヴェナント:蘇えりし者』ストーリー

『レヴェナント:蘇えりし者』映画オリジナル予告編

舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの1人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう…。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威なか、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため、約300キロの容赦ない旅を生き延びなければならない――。彼は、生き延びることが出来るのか…。

思わず感情移入してしまう、ディカプリオの痛々しくも力強い、圧巻の演技!

Anna Karenina

今作の見どころはなんと言ってもディカプリオのこれまでのイメージを覆すような、泥臭く野性的な演技!極寒の地で、重傷を負った身体を引きずりながら1人、サバイバル生活を余儀なくされるヒュー・グラス役を熱演しています。

巨大なハイイログマに喉を裂かれ、声を出すのもままならない状態のまま、雪が降り積もる大地を、這いつくばりながら一歩一歩進む姿には、見ているこちらまで歯を食いしばってしまいます。
言葉をほとんど発さず、表情とうめき声で怒りを表現するディカプリオの演技は圧巻です!

鼻を骨折!?大自然を利用した壮絶なる過酷なロケ

Anna Karenina
そして映画のもう一つの見どころは、そのリアルな大自然!グラスの壮絶なるサバイバルの旅をリアルに描き出すために、カナダやアルゼンチンなど、極寒の大自然でロケを敢行。
グラスの役作りに付いて「追求したのは、生き残ろうとする本能の一番奥にあるものを見つけ出すことだった」と語るディカプリオ。トム・ハーディ演じるフィッツジェラルドとの格闘シーンでは、鼻を骨折しながらも演技を続けたというディカプリオの役者魂を物語るエピソードも!

死の淵から蘇り、復讐に燃える男の生き様を生々しいほど、リアルに体現したディカプリオの鬼気迫る演技は、まさにアカデミー主演男優賞の座に相応しいと断言できます!

(ディカプリオが共演を熱望!敵役トム・ハーディの演技はここからチェック★

映像を引き立たせる劇中音楽。担当したのは坂本龍一

Anna Karenina
今作の劇中音楽を手掛けたのは昨年8月に療養期間から復帰した、坂本龍一氏。坂本氏は、「今、世界で一番力のある監督と仕事をする機会を得て、これ以上に光栄なことはありません。」とコメント。
一方のイニャリトゥ監督も、「彼の曲には余計なものがなく、優雅で感動的だ。」と絶賛しています。
物語を印象付けるメインテーマには、雪原を命がけで進んでいく主人公の呼吸を表現するなど、音にもドラマ性を持たせることを意識したという坂本氏。
イニャリトゥ監督やディカプリオも絶賛する、優雅で壮大なサウンドを劇場で堪能してみてはいかがでしょうか。

監督が込めたこの映画に対する徹底したこだわり

Anna Karenina
「このプロジェクトは5年をかけた私の夢だった」と語るほど、今作品に並々ならぬ情熱を注ぎ込んだイニャリトゥ監督。臨場感溢れる圧倒的な大自然を表現するために、照明機材を一切使わず、自然光だけで撮影するという前代未聞の試みで撮影を敢行!さらに、グラスの旅行く様を表現するため、時系列に沿って撮影を進めるというこだわりも。

オスカーを獲得したディカプリオの迫真の演技、そしてイニャリトゥ監督をはじめ、ハリウッドを代表する超一流のスタッフが手掛けたこの一大プロジェクトを是非劇場で体感してください。

(オスカー獲得!ディカプリオ来日イベントの模様はここからチェック★


『レヴェナント:蘇えりし者』
2016年4月22日 TOHOシネマズ 日劇他全国ロードショー
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