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“片想い”するとどうなるの?「片想いスパイラル」知英さんインタビュー

「片想い」をテーマに描いた8つの短編作品を集めた映画『全員、片想い』が7月2日(土)から公開されます。
8つのエピソードのうちの1つである「片想いスパイラル」で性同一性障害の韓国人留学生・ソヨンという難しい役にチャレンジした知英さんにお話を伺ってきました!

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Q:本作の出演が決まった時の感想を教えてください。

知英さん:
本作のタイトルでもありますけど、『全員、片想い』という企画は、とても面白いなと思い、興味を持ちました。その企画の中で1つのエピソードを自分が演じられることは、とても光栄だし、楽しみでした。
今回、とても難しい役でしたが、出演が決まったときは楽しみで仕方がなかったです。

Q:演技に興味を持ったのはいつからですか?

知英さん:
以前韓国で、演技の仕事を何回か経験させていただいた時に、「お芝居が楽しい!」と感じていました。
もっともっといろんな役を演じてみたい!と思って、女優という仕事に興味を持ちました。

Q:どのように役作りをしましたか?

知英さん:
最初はまず外見から考えていきました。一番こだわったのは髪型で、ウィッグなんですけど、衣装合わせをしたときに浮かんできたイメージを形にしていきました。
革ジャンとかアクセサリーとかは、監督もこだわりを話してくれて…。話し合いながら決めていきましたね。
しぐさとか演技については、ソヨンの“恋に落ちて夢中になっていく”という変化が表現できたらいいなと思ったので、現場では監督とたくさん話し合いましたね。

Q:ソヨンと知英さんの共通点は?

知英さん:
ソヨンは韓国から日本に留学してきて暮らしているという自分と同じような境遇なので、演じながら「ソヨンの気持ち、わかるなぁ」と思う部分は多かったですね。
でも演技については、撮影期間中「私は男性!」って言い聞かせて演じていたので。
すべてが「私だったらどうする。」ではなく、「男性だったらどうする」って目線で演じていました。

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Q:「私は男性!」って思っていて、日常生活に出ちゃうことは?

知英さん:
座り方にも男らしさを出したいと思っていたので、休憩中に座るときも、座り方が男の人っぽくなっちゃったり、声を低めに出しちゃったり(笑)。
無意識に出ちゃうことがありましたね。

Q:ほかの共演者さんたちの印象は?

知英さん:
TAKUYAさんは、韓国でも活動していらっしゃるので、韓国語がとても上手で、現場では韓国語で会話したり。
佐津川さんは、ユキ役にぴったりな、やさしい方でした。女性の目線で見ても、可愛らしいので、役に入りやすかったです。

Q:一番見てほしいシーンは?

知英さん:
喧嘩の後のベランダのシーンで、ユキが来て「大丈夫」って聞かれるシーンがあるんですけど、ソヨンは大丈夫じゃないくせに「大丈夫」っていうんです。
これでいいって言い聞かせるんですけど、そのシーンが本当に切なくて。
悩んで悩んで作ったシーンなので、ソヨンの気持ちの変化とか見てほしいなと思います。

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Q:知英さん自身は「片想い」するとどうなりますか?

知英さん:
好きってすぐ言います(笑)。「好きだけど言えない」とか、性格的にできないです。
相手が自分に興味を持ってくれているのか、すぐ知りたくなるんです。
だから片想いができないです(笑)。

Q:普段から心がけていることはありますか?

知英さん:
最近は、気分転換に“塗り絵”をしてるんです。
頭を空っぽにして、“塗り絵”に集中するとリフレッシュできます。
あとは、明るく、笑って過ごすことですね。ポジティブになること。
心で感じていることは、全部顔に出ると思うので、幸せに考えて明るく過ごすことですね。

Q:最後に、ご覧になる方にメッセージを。

知英さん:
映画のテーマは「片想い」ですが、その中から人生の大切な何かを気づかせてくれ、成長できる作品です。
恋することはステキなことなので、映画を観て、自分に置き換えて考えていただけるとうれしいです。

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「片想いスパイラル」
主演:知英
脚本・監督:原桂之介
ⓒ 2016「全員、片想い」製作委員会
映画『全員、片想い』は絶賛公開中

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