『スタンド・バイ・ミー』のような映画を見るとワクワクしませんか？そんなあなたに、思わず子ども時代を思い出させてくれる、子ども達の友情や冒険を描いた作品をご紹介いたします。
子どもの大冒険を描いた傑作『グーニーズ』
アメリカのオレゴン州、海賊の伝説が残る田舎町グーンドック。喘息持ちの少年マイクは、父が話す冒険物語に憧れており、マウスやチャンク、データら愛称で呼び合う親友たちとグーニーズを結成します。マイクらグーニーズは、偶然、屋根裏部屋で、伝説の大海賊“片目のウィリーの宝の地図”を発見。地図をもとに岬の燈台レストランの地下に行くと、そこには大洞窟が広がっており…。
子どもの頃に夢見るような冒険を実際に映像にしてくれたような作品です。大人になってからでも、何度見ても楽しく、ワクワク感と夢を見させてくれる作品です。
もしも小さくなってしまったら？庭だって大冒険になる『ミクロキッズ』
科学者のウェインは、長年ミクロマシンの研究に励んでいますが、実験は失敗続きで、周りから笑い者にされていました。ある日、隣家のトンプソン夫妻の次男・ロンの野球ボールが、ウェインの研究室に入ったことでミクロマシンが作動。そうとは知らずに、ロンと兄のラス、ウェインの子どもエミーとニックらが球を拾いに研究室にやってきて、マシンの光を浴びてしまい、ミクロ・サイズに縮んでしまいます――。
ジャングルを冒険するわけではなく、自分たちが小さくなり、当たり前の日常に感じている庭がジャングルのようになってしまう世界観が楽しいです。子どもだけではなく登場人物すべてが温かく、少し成長するので、観た後に爽やかな気持ちになる作品です。
少し羨ましい？予期せぬ宇宙での冒険を描いた『スペースキャンプ』
出典：https://criticalmassesmedia1.wordpress.com/
夏休みを利用しNASAのトレーニングセンターで行われる、宇宙旅行実習カリキュラム“スペースキャンプ”に参加した子ども達。女性宇宙飛行士アンディの指導を受けることになったマックス、キャスリン、ケヴィン、ルディ、ティッシュのグループは、実習で乗っていたスペースシャトルが本当に宇宙へ発射されてしまい…。
マックスらが、NASAスタッフのサポートのもと、地球に帰還しようと奮闘する姿を描いています。小さい頃、もし宇宙に行けたら…などと考えていたことはありませんか？そんなことを思い出しながら、ドキドキして観れる作品です。
子どもの頃に戻ったようなワクワク感を味わえる『SUPER 8／スーパーエイト』
1979年、アメリカ・オハイオ州。米空軍はエリア51の一部を閉鎖。エリア51からある場所の施設へ研究素材を極秘に輸送しようとしますが、貨物列車が脱線事故を起こしてしまいます。そのそばで、8ミリカメラで映画製作をしていた子どもたちのカメラには、事故の一部始終が記録されており…。
映画ファンは必見の、ハリウッドの2大ヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグが製作し、J・J・エイブラムスが監督を務めた作品です。SF、冒険、子ども達の青春、ミステリーとたくさん詰め込まれていますが、バランス良くどれも楽しめる作品となっています。
子どもの友情を描いた不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』
“弁護士クリス・チャンバーズ刺殺される”という新聞記事を目にした作家のゴードンは、遠い過去の日の思い出します――オレゴン州の田舎町。12歳のゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は性格が異なりながらも仲が良く、一緒に遊ぶ親友であり、それぞれ家庭に問題を抱えていました。ある夏の日、行方不明になっている少年が30キロ先の森で列車に引かれて死体になっているという噂を聞き、4人は少年の死体探しの旅に出ることに…。
観た人すべてが、かつての自分やあの頃見ていた世界や考えていたことなどに思いを馳せる作品です。文句無しの傑作で、とにかく観て感じてほしい映画です。
忘れたくなかった思い出、失ってしまいたくなかった気持ち。大人になるために捨てていかなければいけなかったものもあると思います。それでも取り戻したい時に、映画を観て、捨てたくなかったものに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
『SUPER 8／スーパーエイト』
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