CinemaGene(シネマジーン)

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『ハドソン川の奇跡』公開中のクリント・イーストウッド監督おすすめ作品

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西部劇やアクション映画で一躍トップスターとなり、今では俳優業だけでなく監督、製作もこなすハリウッドの重鎮クリント・イーストウッド。今回はクリント・イーストウッドが監督を務めたおすすめ作品をご紹介します。

クリント・イーストウッドが師に捧げた西部劇『許されざる者』

許されざる者
出典:http://k-onodera.net/

1881年のワイオミングの酒場で、客が娼婦の顔を切りつける事件が起こります。この事件を起こしたふたりのカウボーイは逮捕されますが、保安官はカウボーイたちを軽い処罰で釈放。納得がいかない娼婦たちはありったけの金をかき集め、ふたりのカウボーイの首に賞金を懸けたのでした。噂は広まり、足を洗っていたウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)の元にも届きます。マニーは子供たちの将来のために、再び銃をとる決心をします。

クリント・イーストウッドが師と仰ぐ、2人の映画監督ドン・シーゲルとセルジオ・レオーネに捧げた作品です。アカデミー賞では9部門にノミネートされ、作品賞をはじめ4部門を受賞しました。

切なく美しい大人のラブストーリー『マディソン郡の橋』

マディソン郡の橋
出典:http://movies.yahoo.co.jp/

アイオワ州マディソン郡に住んでいた、フランチェスカ(メリル・ストリープ)の葬儀が執り行われようとしていたころ、彼女の子供たちはフランチェスカの遺書を発見します。そこには「死んだら火葬にして、ローズマン橋から灰を撒いてほしい」と書かれていました。困惑する子供たちですが、読み進めていくと地味だと思っていた母親の、熱く激しい秘密の恋が明らかになっていくのでした。

撮影は原作小説に描かれている実在する場所に、セットを立てて行われました。批評家からも高く評価され、のちにミュージカル化もされている名作です。

孤独なもの同士の熱く固い絆を描いた『ミリオンダラー・ベイビー』

MillionDollarBaby
出典:http://dannichi-movie.com/

家族からも尊重されず孤独に生きていたマギー(ヒラリー・スワンク)は、プロボクサーとして身を立てるために、フランキー(クリント・イーストウッド)のジムを訪れます。不器用なあまり選手はおろか、家族にさえ逃げられたフランキーは、マギーのトレーナーになることを拒みますが、友人の助言もあり、徐々にフランキーはマギーの指導につくようになるのでした。

主演のヒラリー・スワンクはこの映画のために、世界チャンピオンを数多く輩出したトレーナーの元でトレーニングしました。本作はアカデミー賞7部門にノミネートされ、作品賞など4部門で受賞しています。

名車グラン・トリノと共に語られる友情の物語『グラン・トリノ』

フォードで自動車工として50年を務めあげ、愛車グラン・トリノを誇りに持つコワルスキー(クリント・イーストウッド)は、日本車が走り東洋人がひしめくデトロイトで隠居暮らしをしていました。過去の朝鮮戦争をきっかけに頑固になってしまったコワルスキーのもとには、息子も寄り付こうとしません。そんなある日、コワルスキーは隣家に住むモン族の少年タオとその姉スーと出会います。彼らとの出会い、タオとの交流を通してコワルスキーは忘れかけていた家族の暖かさを感じるのでした。しかし、そんなコワルスキーの体は次第に不調を訴えるようになっていきます。

少年タオたちのモン族はアジア系の民族です。移民が増える町、外国産車が増える町で、最後までアメリカ人らしく生きたコワルスキーの生き様をご覧ください。

実在した英雄の苦悩『アメリカン・スナイパー』

アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズに所属するスナイパーであるカイル・リース(ブラットリー・クーパー)は、テキサス州に生まれた少年でした。時を経て海軍に入隊したカイルは、アメリカ同時多発テロをきっかけに戦場へと赴くことになります。戦場でカイルを待っていたのは、スナイパーとしての才能の開花、最強の敵、そして傷つき倒れる仲間たちでした。

実在したスナイパーを描き出したことで、アメリカ国内で大きな議論を巻き起こした作品です。戦争の英雄を英雄視するか否か、映画界のみならず政界でも党を問わず様々な意見が挙がっています。

奇跡の裏側を克明に描いた『ハドソン川の奇跡』

2009年1月15日のニューヨーク上空で、突如航空機を襲った全エンジン停止事故。機長だったサリー(トム・ハンクス)は、制御不能の機体を巧みにコントロールし、ハドソン川への不時着を決断。不時着は成功し、乗客乗員のみならずニューヨーク市民をも救ったサリー機長は英雄として迎え入れられた――はずでした。「本当に不時着以外の選択肢はなかったのか?」執拗ともいえる事故調査委員会の追求に、サリーは追い詰められていきます。果たして容疑者となったサリーの行く末とは?

だれもが奇跡と称賛したあの事故のその後の物語です。クリント・イーストウッド史上最も短い尺の作品ながら、濃厚な仕上がりとなっています。共演にアーロン・エッカート、ローラ・リニーら実力派を迎えた作品です。

【メイキング】USP-01048r

クリント・イーストウッド監督のおすすめ作品をご紹介しました。いかがでしたか?重厚で真摯なクリント・イーストウッド監督作品を楽しんでください。

『グラン・トリノ』
©2008 Warner Bros,Ent.All Rights Reserved.

『アメリカン・スナイパー』
© 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

『ハドソン川の奇跡』
©2016 Warner Bros. All Rights Reserved

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