――知英さん、ちょっと寂しかったですか?(笑)
知英「寂しかったです…!(笑)男3人で「いいじゃん!」って言いながら作っていて、それを私は遠くから…(笑)」
稲葉「その日はきっと山本さんとも初めましてだったから余計にね!」
原監督「山本さんがコーヒーこぼしてね(笑)」
知英「私が「どうしたの?」って聞いたら、「まあ、いろいろ…」って(笑)」
原監督「だから曲で返してくださいってお願いして、それはもう見事に返していただきました…!」
稲葉「思い出深すぎて、俺今だにコーヒーがついた紙ペラ持ってますよ!」
――いろんなエピソードが飛び出しておもしろいですね!知英さんは稲葉さんは幼なじみという役どころでしたが、最初のほうからうまくできましたか?
知英「…どうですか?(稲葉さんを見ながら)私よく(取材で)聞かれたんですよ、「稲葉さんとの共演どうでしたか?」って!」
稲葉「俺も聞かれた!どうだった?」
知英「よかったでしょ?(笑)」
稲葉「いや、よかったよ!めちゃくちゃよかったよ!(笑)」
知英「幼なじみの感じとか!」
稲葉「でも役のこととかは特にお互い相談しなかったんですよ。他愛もない話をしてたよね?」
知英「そうなんですよ。でもどんな話してました?(笑)」
稲葉「いや、覚えてる?(笑)」
(首を横に振る知英さん)
稲葉「だよね!?俺もあんまり覚えてなくて…(笑)」
知英「監督は(私たちが)どんな話してたか、聞いてたりしましたか?」
原監督「二人がどんな話してしてたかは知らないですよ!(笑)」
稲葉「でも、淳之介は劇中で“淳ちゃん”って呼ばれているんですけど、現場でも知英とかスタッフさん含め、僕のことを“淳ちゃん”って呼んでくれていたんですよ。だから今日ちょっと敬語で話しかけられて、“あれ、こんなだったっけ?”と思いながら(笑)」