知英×稲葉友×原監督、“良い”トーク合戦!?映画制作の裏話をたっぷり語る!映画『私の人生なのに』完成披露上映会

イベントレポート

6月18日(月)東京・新宿にて、映画『私の人生なのに』の完成披露上映会が行われ、主演の知英さん、稲葉友さん、原桂之介監督が登壇しました!

――まずは一言ずつご挨拶をお願いいたします。

知英「みなさん、こんにちは。雨の中たくさん来ていただきありがとうございます。今回映画の中で金城瑞穂を演じました、知英です。よろしく願いします。」

稲葉「みなさん、足元が悪い中、足を運んでいただき本当にありがとうございます。淳之介を演じました、稲葉友といいます。今日は短い時間ですが、いろんなお話ができたらなと思っておりますので、よろしくお願いします。」

原監督「脚本と監督をさせていただきました、原といいます。今日は楽しんで帰っていただけたらと思っております。よろしくお願いします。」

知英&稲葉、音楽面からも映画に参加!
稲葉「作曲のところに自分のクレジットが嬉しい」

――今回の映画で知英さんは主題歌「涙の理由(わけ)」を、稲葉さんは劇中でのギター演奏、また劇中歌を2曲、山本加津彦さんと作曲され、俳優、そして音楽担当としてもご活躍されていますが、オファーを受けたとき、どのように演じて、どのように音楽と向き合おうと思ったか教えてください。

知英「今回の映画で私は、新体操から車イス、そして歌まで、本当にやることばかりの作品だったんですけど、不安だったり、プレッシャーもありながら、改めて歌って素晴らしいなと感じました。主題歌として歌わせていただいたのも本当に嬉しいですし、映画の主題歌は初めてで、しかも自分が出演している作品ということで、今までとは違って、役になりきって歌うことができたと思います。」

――主題歌でありながらも、主人公・瑞穂の思いも入っているのが特徴ですよね。稲葉さんはいかがですか?

稲葉「最初、ギターを弾くというお話は聞いていたので、これは練習しないとやばいよなと思ってたんですけど、曲を一緒に作るっていう話は特に聞いていなかったし、とにかく作曲したっていう実感がなくて…(笑)エンドロールで作曲のところに自分のクレジットが入っていて、“あ、やった!”って思いました!(笑)言われてみればメロディーとかも作ってましたし、確かに作曲したなという感じですけど、新しい感慨でしたね。映画で上から2番目に自分の名前が出てくるだけでも嬉しいのに、2曲も(クレジットが入ってるん)だよ!?」

知英「だってやってましたもん!」

稲葉「そうなんだよね!そういえばそうだったなって(笑)そこに関しては、ありがとうございますという気持ちです!」

――自然な流れで作曲に参加していたんですね!

稲葉「撮影が始まる前に、監督と山本さんの3人で、監督が書いた歌詞を見ながら、「どうしようか、こうしようか」っていう話をしていく中で、持って帰って少し自分で弾いてみたものを監督に送ってみたり、という感じでやっていたので、“作ったぜ!”という感じじゃなく、わたわたっとやっていた感じですね。でも作曲のところにクレジットを入れてもらえたのは、本当に嬉しいですし、すごく感慨深い作品になりました。」

――まさに淳之介と重なってくるような感じですね!

稲葉「あ、でも作曲に入って嬉しいのは、完全に“稲葉”のほうですね!(笑)申し訳ないですけど、すみません!(笑)でもすごく淳之介らしい曲になっていて、自然に世界に溶け込んでいるというか、そこにしっかり立っち上がっているので、良い曲書けたなと思います…!(笑)」

――知英さんは山本さんとの再タッグになりますが、いかがでしたか?

知英「今までずっと“JY”という名前で、自分の曲も山本さんにも手がけていただいていたんですけど、今回は映画に合わせてということで。山本さんはデビューの頃から私のことを知っているから、「涙の理由」というこの曲は、劇中の瑞穂だけではなくて、自分の中でも勇気をもらえたなという感じですね。」

――監督は今回脚本も担当されていますが、どんな思いを込めて本作を作りましたか?

原監督「今日の注意事項の中にネタバレしちゃいけないというのがあって…(笑)でも思うまま話させてもらうと、原作をそのまま映像化しようとしたら連ドラくらい時間がかかってしまうかなと思うので、それを映画としてどう凝縮するかということは考えながらやっていました。淳之介の歌う曲の歌詞を書かせていただいたのは、淳之介のことをいろいろと台本に書いていたので、やっぱり(彼が)何を歌うか気になりましたし、自然の流れで台本を書いていたら歌詞も書いちゃったという感じです。その歌を作るにあたって、稲葉さんと山本さんと3人で話し合いながら作っていて…」

知英「(うらやましそうに監督を見ながら)仲良しでしたね、3人で!」