吉沢亮×杉咲花 W主演最新作!映画『青くて痛くて脆い』映画化&キャスト決定!

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「君の膵臓をたべたい」で一躍ベストセラー作家となった住野よる先生の小説『青くて痛くて脆い』の映画化が決定しました!本作の主人公を吉沢亮さん、ヒロインを杉咲花さんが務め、2020年8月28日全国公開することが発表されました。

デビュー作「君の膵臓をたべたい」が2015年に出版されるやいなや、累計200万部を突破し、一躍ベストセラー作家となった住野よる先生。2017年には、同作が浜辺美波と北村匠海のW主演で映画化され、興行収入35.2億円の大ヒットを記録。若者を中心に、「キミスイ」ブームを巻き起こしました。

そんな住野先生の第5作目となる「青(あお)くて痛(いた)くて脆(もろ)い」は、住野先生自身が発売当時のインタビューで“今まで出した本の中で一番自信がある最高傑作”と述べるほどの意欲作となりました。2018年「二十歳が一番読んだ小説」にも輝きベストセラーに。今、若者に最も人気のある作家・住野先生の名著『青くて痛くて脆(もろ)い』がついに、この2020年夏、実写映画化します。

「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していく、まさに「青(あお)くて痛(いた)くて脆(もろ)い」青春サスペンスです。「キミスイ」に続く、そして「キミスイ」を超える、青春の青さと痛さと脆(もろ)さを描く、待望の住野よる作品の実写映画の誕生です!

主人公・田端楓(たばたかえで)を演じるのは、映画『キングダム』で、第62回ブルーリボン賞・助演男優賞、第43回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮さん。昨今、数多くのドラマや映画に出演し、2019年度前期NHK連続テレビ小説「なつぞら」や、2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」では主演を務めるなど、現在最も旬な俳優・吉沢さんが、コミュニケーションが苦手で、他人と距離を置き、その人の人生に立ち入ろうとしない大学生・田端楓を、独特な存在感と確かな演技力で魅せます。

吉沢さんとのW主演で本作のヒロインを務めるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』で第41回報知映画賞・助演女優賞、第59回ブルーリボン賞・助演女優賞、そして第40回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞し、2019年NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の出演も記憶に新しい杉咲花さん。繊細な演技力で数々の映画に出演し、2020年度後期のNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを務める女優・杉咲さんが、理想を目指すあまり空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いている大学生・秋好寿乃(あきよしひさの)を演じます。

若手ながらも確かな実績を重ね、さらには次期NHKの“大河ドラマ”と“連続テレビ小説”の主演を務める、人気と実力を兼ね備えた吉沢さん・杉咲さんがW主演し、この“二人でしか”、そして“今でしか”観ることのできない、青春の青(あお)さと痛(いた)さと脆(もろ)さが、見事にスクリーンに焼き付けられています。

吉沢亮さんコメント

今回僕が演じた“田端楓”という役は、今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、観た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかったです。小説だからこそ成立しているロジックを映像的に落とし込んでいて、とても面白い作品になっていると思います。杉咲さんは、現場でも秋好同様、ずっと笑っている印象でした。前にご一緒した時は同じシーンがほぼなく、今回ガッツリお芝居を出来て嬉しかったです。

杉咲花コメント

住野よるさんの作品が凄く好きで、原作が出た時から「もし実写化されるならこの役をやりたい!」と思っていたので、オファーをいただいたときはすごく嬉しかったです。純粋な気持ちだけでまっすぐ突き進む、まぶしい秋好を演じられることは楽しみでした。この作品には、人に見られたくない部分がどんどん出てきて、隠されていたものがえぐられていくような描写もあり、「もしかしたら自分にもこういう一面が、どこかにあるかもしれない」という思いにもなったりしながら、ただの青春映画ではない、リアリティと深みのある作品になったと思います。

原作者・住野よる先生

初めましての方は初めまして、小説家の住野よるです。約2年前、小説「青くて痛くて脆い」の発売後まもなく、情熱あるプロデューサーさんから本作を映画化するお話をいただきました。それから何度も脚本についての相談を重ね、素敵な出演者さん達との縁が繋がり、原作を読んでくださった方にもこれから出会ってくださる方にも観ていただきたい映画『青くて痛くて脆い』が出来上がりました。物語に込めた、青さも痛さも脆さも全部ひっくるめて読者さん達と繋がりたいという思いが、よりたくさんの人に届くことを願っています。

河野英裕プロデューサーコメント

生きていると、怒りとか嫉妬とか憎しみとか、醜い悪意が心にわき出ること、避けようがありません。そんな「青くて痛くて脆い」人間たちの青春を、原作・住野よるさん、吉沢亮さん、杉咲花さん、という、最強の布陣で描いた青春サスペンス映画の誕生です。「誰も見たことがない」と使い古された売り文句ありますが、あえて言います。「見たことない」が詰まりまくった映画です!

映画『青くて痛くて脆い』は2020年8月28日全国公開予定です。

ストーリー

―この青春には、嘘がある―
人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢亮)と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃(杉咲花)。まるで正反対なひとりぼっち同士の2人は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル【モアイ】を作るが、秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。
秋好の存在亡きあと、モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がってしまう。
取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪(ゆが)んだ感情が暴走していく……。
あいつらをぶっ潰す。モアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。
楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる―。

『青くて痛くて脆い』公式サイト
■監督:狩山俊輔
■脚本:杉原憲明
■原作:住野よる「青くて痛くて脆い」(KADOKAWA)
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■配給:東宝
■製作幹事:日本テレビ放送網
■撮影スケジュール:2019年7月16日~8月20日
■公開:2020年8月28日 全国東宝系公開
■クレジット表記:©2020「青くて痛くて脆い」製作委員会