映画『アナログ』二宮演じる息子・悟に、母・高橋惠子がかけた愛の言葉とは？親子の温かな時間を収めた本編映像を解禁！

10月6日（金）公開の映画『アナログ』より、病気の母に寄り添う悟（二宮和也さん）に、母・玲子（高橋惠子さん）がかける“愛の言葉”を収めた本編映像が解禁となりました。

携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆきと出会い、週に一度の約束でゆっくりと仲を深めていく主人公・悟。

「アナログな付き合い方」で育まれる恋愛や、そんな恋路を明るく応援する親友同士の友情に加え、母と子の親子愛も本作のエモーショナルなエッセンスの一つとなっています。

今回解禁された映像は、息子・悟に、母・玲子が愛にあふれた激励を贈るシーンです。

入院している母を献身的にサポートし、自分以外を優先する癖がついている悟。

そんな悟に、みゆきとの出会いという素晴らしい出来事があったことを知った母・玲子は「悟、幸せになりな」と優しく、そして力強く伝えます。

普段通りに見舞いに訪れている悟は、おもむろに発せられた母の言葉に「また、何？」と照れ笑いしますが、玲子は「人には自分だけの幸せのかたちがある。それを信じて貫きな」と、母として、人生の先輩として、まっすぐ言葉を重ねます。

悟は、そんな愛にあふれた願いを受け取り、静かにうなずき、幸せになることを約束します。

穏やかで何気ない場面ですが、悟と母・玲子が過ごしてきた人生が垣間見えるような、行間を想像させる奥深いシーンに仕上がっています。

撮影の合間は本当の親子のように仲良く談笑していたという二宮さんと高橋さん。

そんな二人を見て、タカハタ秀太監督はこの親子には丁々発止のテンポいい会話ではなく、リアルな会話で生まれる間があった方がいいと判断したそう。

微妙な間をあえて残すことで、相性の良さを存分に生かした自然な親子のやり取りが堪能できるシーンが出来上がりました。

二宮さんとは今回初共演にして親子役を演じた高橋さんですが、クランクアップした直後に「今朝会って、（二宮さんと）親子になって、本当の親子のようにやりとりして…。本当に不思議な仕事だな、と思いながらも、とてもいい時間を過ごせました。」とコメントし、悟と母・玲子の絆を大切に演じた貴重な時間について、しみじみと振り返りました。

二宮さんと高橋さんが丁寧に表現した親子愛に、ぜひ劇場で酔いしれてみてはいかがでしょうか。

愛の原点＝＜大切な人にただ会える喜び＞を描いた、この秋一番の感動作。映画『アナログ』は10月6日（金）より全国公開です。