俳優だけでなく、映画プロデューサーとしても活躍！永遠のイケメン、ブラッド・ピット出演オススメ映画

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ハリウッドのイケメン俳優の代名詞の1人、ブラッド・ピット。製作会社を設立し、最近では映画製作にも乗り出しています。いつまでもかっこ良さを失わない彼の、役者としても製作者としてもおすすめの作品をご紹介します。

日本公開作品、最新作『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケルは、住宅ローンを含む金融商品が債務不履行に陥る危険性を訴えますが、その予測は銀行家や政府には相手にされません。マイケルは、ウォール街を出し抜こうと計画を立てます。その計画は、銀行家のジャレドやヘッジファンド・マネージャーのマークらを巻き込んでいき…。
ブラッド・ピットは、一線を退いた伝説の銀行家・ベンとして登場しています。ウォール街参入を目指す若きトレーダーにアドバイスを与えつつも、金融市場の崩壊は決して喜ぶべきではないと一喝するベン。すべてブラピのアドリブだという電話応答のシーンは必見です！

世界各国の賞を総ナメ！『それでも夜は明ける』

奴隷制廃止以前に実在した、黒人男性ソロモン・ノーサップの自伝を映画化した伝記作品です。1841年、NY。白人の友人もいた黒人のバイオリニスト・ソロモンは、家族と一緒に幸せに暮らしていました。しかし、ある日突然拉致され、奴隷として南部の農園に売り飛ばされてしまいます。選民主義者・エップスら白人たちの非道な差別や暴力に虐げられながらも、ソロモンは尊厳を守り続け…。
ブラット・ピットは、奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスを演じています。差別の内情を、映画や小説は、歴史に何度も問いかけます。もうあってはならないことだ、と。人はここまで残酷になれる一方、ここまでされても自分や尊厳を保つことも出来ることを伝えてくれる、希望の映画です。

新しい“ゾンビ”映画の形？『ワールド・ウォー Z』

家族と平穏な日々を送っている元国連捜査官のジェリー。ある日、渋滞にはまった彼は、家族とともに、謎のウイルス感染によって凶暴な“ゾンビ”が増殖する現場に遭遇します。家族を守り逃げ延びたジェリーのもとに、米軍から現場復帰要請が入ります。家族の安全と引き換えに、ウイルス感染の原因を解明する調査に同行することになるジェリーでしたが…。
世界を感染から救うため、家族を守るため、主演でかっこいいブラッド・ピットが見れます。今まで多くの映画で扱われていたような“ゾンビ”ではなく“感染者”という新しい切り口で描かれた作品です。

ブラピの演技も高評価！実話を実写化した『マネーボール』

メジャーリーグ“オークランド・アスレチックス”のGM（ゼネラルマネージャー）、ビリー・ビーンが経営危機に陥った球団を再建する姿を描いた実話です。元プロ野球選手のビリー・ビーンは、若くして弱小球団アスレチックスのGMに就任します。チームは下から数えた方が早い状態で、優秀な選手も雇えない貧乏球団でもありました。独自に選手のデータ分析を行う青年ピーターとの出会いにより「マネーボール理論」を作り上げるビリー。しかし、常識破りな経営戦力や短気な性格、なかなか出ない結果が、周りの反発を招き…。
ビリーの人間臭さを演じ切ったブラッド・ピットの演技も高く評価された作品です。野球を描きながらスポ根的な展開ではありませんが、静かに胸が熱くなる、そんな映画です。

ブラッド・ピットが製作している作品は、人間の生き様や人生を描いたものが多いように感じます。ブラッド・ピットが映画で描きたいことや人に伝えたいことを、その作品や主人公らに託しているようにも思えます。これからどんな作品を製作していくのか、出演作だけではなくチェックしてみてはいかがでしょうか？