CinemaGene(シネマジーン)

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秋の夜長におすすめ。ちょっとマニアックな恋愛ファンタジー映画5選

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出典:http://wallpaperfolder.com/

ちょっと不思議な設定の中で繰り広げられる、ラブストーリー。日常から離れたところで出会って恋に落ちるふたりの物語は、いつも以上にとってもロマンティックです。
ひとりでも恋人とでも女子会でも、見れば笑えて泣けて切なくて愛しい気持ちになれる。そんなファンタジー映画を新旧5本紹介します。

霊と話せる青年が街と恋人を守る『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』

20歳のオッド・トーマス(アントン・イェルチン)は、死者を見ることができる能力の持ち主。それを知っているのは恋人のストーミー(アディソン・ティムリン)、そして警察署長ワイアット(ウィレム・デフォー)のふたりでした。ある時、ボダッハという空中を漂う悪霊を目にしたオッド。その出現は惨劇の予兆です。そして一人の男にまとわりつくような大量のボダッハを目撃したオッドは、その男を調べ始めます。

『ハムナプトラ』のスティーヴン・ソマーズ監督作品。『アバター』などのVFXチームが手がけた悪霊ボダッハのビジュアルは斬新で、群れを成す様子は圧巻です。
オッドの関わる死者とのエピソードと事件の真相を追うのがメインのストーリーですが、オッドとストーミーのラブストーリーも盛り込まれています。そして、ラストは衝撃的。2013年に公開された、デートムービーにもおすすめの作品です。

怖いけどかっこいい?!ゾンビ男子と人間女子の恋『ウォーム・ボディーズ』

ゾンビと人間が敵対している近未来。食糧となる人間を求めて街に出たゾンビの青年R(ニコラス・ホルト)は、人間の少女ジュリー(テリーサ・パーマー)に一目ぼれ。仲間に襲われているジュリーを助けて自分の住みかにかくまいます。どうにかジュリーの気をひこうと懸命になるR。そんな彼にジュリーも好意を持ち始めます。しかし、凶暴に変化した”ガイコツ”と呼ばれるゾンビが二人の前に立ちはだかるのです。

2013年のファンタジックでコミカルなラブストーリーの傑作です。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『X-MEN:アポカリプス』と話題作に次々出演しているニコラス・ホルトが、恋に奥手のゾンビ男子Rを演じています。ゾンビと言っても話もするし走りもする、人間に近いゾンビです。
Rの目線で描かれる恋を勝ち取る方法は、人間男子そのもの。二人の距離が縮まるにつれてキュンとくるシーンも続々登場します。

あの世の花嫁に愛されてしまったひとりの青年『ティム・バートンのコープスブライド』

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出典:http://www.crizic.com/

政略結婚をすることになったビクター。気乗りのしない話でしたがビクトリアに会い結婚に前向きになった彼は、森の中で木の枝に指輪をはめて結婚式の誓いの言葉を練習します。しかし、木の枝だと思ったのはこの世のものではない花嫁の指だったのです。死者の世界へと引きずり込まれたビクターは、エミリーという死者の花嫁と結婚をしたことになってしまいます。ビクトリアのことを忘れられないビクターは、再び地上の世界へ戻りますが、すでにビクトリアには他の縁談が持ち上がっていたのです。

ちょっと切ないコープスブライド(死者の花嫁)の物語。2005年にストップモーション・アニメーションという、ひとコマずつ撮影する手法で制作されたティム・バートン監督の作品です。ヴィクターの声をジョニー・デップが、エミリーの声をヘレナ・ボナム=カーターが担当しました。
エミリーの花嫁への憧れやヴィクターへの恋心は、共感できるシーンも数多くあります。

死神がこの世で見つけた静かに燃える恋『ジョー・ブラックをよろしく』

Brad Pitt in Meet Joe Black
出典:http://star102cleveland.cbslocal.com/

ある日、スーザン(クレア・フォラーニ)は、コーヒーショップで出会った青年と意気投合し、お互い気持ちを残したまま別れます。その後、スーザンの父親パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)の元にやってきたジョー・ブラック(ブラッド・ピット)は、あの青年でした。彼は実はパリッシュを迎えにきた死神で、スーザンと別れた後に交通事故で亡くなった青年の体を借りてやってきたのです。
様子の違うジョーにスーザンは戸惑いますが、次第に二人の距離は近づきます。死神ジョーは、彼女のことを大切に思うようになっていくのでした。

初めての恋に戸惑うジョー。こんなにやさしくて穏やかなブラピはなかなかないかも。とっても素敵です。
アンソニー・ホプキンスはさすがの存在感で大企業の社長パリッシュを演じ、その一言一言に重みがあります。死期が近いことを知った彼の、娘や社員への思いには胸をうたれます。
1998年公開と、15年以上前の作品ですが、今もなおファンタジックラブストーリーの名作として人気です。

チョコレート店が人々の心を溶かしていく『ショコラ』

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出典:http://raidersofthelostscent.blogspot.jp/

フランスのとある小さな村にやってきたヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)母娘。昔からのしきたりに凝り固まったその村で、チョコレート店を始めます。ヴィアンヌは、占いのようにその人に合わせてチョコを選び、それはまるで魔法のようにぴったり。次第にお店には人が集まり始めます。しかし、村長はいつまでたっても店を認めようとはしません。
夫の暴力から逃れてきたジョセフィーヌ(レナ・オリン)がお店に加わった頃、川辺にやってきたジプシーたち。そのリーダーのルー(ジョニー・デップ)とヴィアンヌは惹かれあいます。しかしジプシーたちも交えてパーティーを楽しむ中、彼らの船が燃やされる事件が起きてしまいます。

北風と共にやってくる…メリー・ポピンズを思わせるヴィアンヌ母娘。まるで香りがしそうなチョコレートの登場には、テンションが上がります。
野性的でセクシーな若かりしジョニー・デップ、フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュの共演です。大人の恋にうっとりした人におすすめの、2000年公開作品です。

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出典:http://campuslife.itcilo.org/

ファンタジー×ラブストーリーというジャンルの作品なら、『トワイライト』シリーズや、邦画なら『陽だまりの彼女』なども有名ですが、今回紹介したのは隠れた名作ばかり。ニコラス・ホルトなど、これからが期待できる若手俳優からジョニーデップまで、見どころたっぷりです。これからも、そんな映画が生まれるのを楽しみに待っていたいですね。

『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』
2014年1月10日(金)より、新宿バルト9他にて公開
©2013 TWO OUT OF TEN PRODUCTIONS, INC

『ウォーム・ボディーズ』
9月21日(土)シネクイント他全国ロードショー
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