AAA(トリプルエー)のメインボーカル西島隆弘は、歌手の枠を超えて俳優としても大活躍!ファンの心をとらえて離しません。映画代表作を西島隆弘の魅力と共にご紹介します!
異例の問題作『愛のむきだし』
『愛のむきだし』は、西島隆弘の代表作とも言える映画です。クリスチャンの父親に育てられたユウ(西島隆弘)は、自分のマリア様を探し求めていました。そしてとうとう理想の女性ヨーコ(満島ひかり)に出会います。しかしユウにはある変態的な習慣があり、ヨーコも一筋縄ではいかない女性でした。
全編4時間弱という大作ながら、屈折したキャラクターたちが大騒ぎし、衝撃的な事件も次々に起こり見る者に退屈さを全く感じさせません。
西島隆弘の変態っぷりに注目!
出典:http://takomovie.blog.fc2.com/
西島隆弘は『愛のむきだし』で俳優としての名声を高め、キネマ旬報ベストテンで「新人男優賞」を受賞しました。AAAのボーカルとしてカッコいいイメージだった西島隆弘ですが、この映画では変態的な主人公を演じ、俳優としての深みと、新しい境地を開拓しました。
いつも笑っている役が似合う!
『スープ・オペラ』の西島隆弘は、朗らかでいつも笑顔だけど、編集者の仕事を首になって悩む青年・林康介の役です。一人暮らしのルイ(坂井真紀)の家のもとにある日、康介とトニ―さんが転がり込んできて、一緒に晩御飯を食べる3人の不思議な関係がはじまります。
1杯のスープが運んでくれる幸せを感じて…
幸せや心がほっこりするような出来事もあり、そうではない出来事もあり…。それでも、人生に美味しいスープがあればきっと良いことが巡ってくると、そう思わせてくれるようなほっこりする映画でした。
果てしなく暗い映画『ヒミズ』
『ヒミズ』は、うっ屈とした心を抱えた青年・住田(染谷将太)が、葛藤を繰り返し自分になんとか生きる価値を見出そうとしながらも、挫折を繰り返していくストーリーです。最後は支え合う人を見つけて希望が見える展開になっていますが、住田が「普通」を目指しているのに普通になれないしんどさも、もの凄く伝わってきます。
西島隆弘さんは、住田が出会うストリートミュージシャンの役。雰囲気がぴったりで名演技ですよ。
純愛のストーリーにも挑戦!
『シグナル~月曜日のルカ~』は、大学生のひと夏の恋を描いた切ないラブストーリーです。ピュアな少女ルカと、ルカの心の傷を癒してあげる優しい宮瀬(西島隆弘)。映画館というロマンチックな舞台で起こるミステリーも魅力的。雰囲気のとても良い映画でした。
いかがでしたか?枠を超えた俳優として活躍中の西島隆弘!ぜひ映画を見て、西島隆弘の新たな魅力を発見しましょう。
『スープ・オペラ』
©スープの会
『シグナル~月曜日のルカ~』
©2012「シグナル」製作委員会