コッポラやスコセッシ、黒沢明が絶賛する監督、サタジット・レイの映画

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「シーズン・オブ・レイ」予告編

コッポラやスコセッシ、黒沢明など、名だたるフィルメイカーたちが、好きな監督のひとりに数える映画監督サタジット・レイ。デジタルリマスターされた彼の作品を楽しみたい。

インドを代表する映画監督、サタジット・レイ

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サタジット・レイは、数々の名だたる監督が絶賛する映画監督です。
この『シーズン・オブ・レイ』では彼の60周年を記念して2本の映画がデジタルリマスター版として蘇りました。

1964年の作品「チャルラータ」

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1880年、美しい妻チャルラータは何不自由ない生活を送っていました。しかし、多忙な夫とはすれ違いの毎日。従弟のアマルにほのかな思いを抱きはじめた頃、夫の会社の金が持ち逃げされます。そして3人の関係にも大きな変化が…。

1963年の作品「ビッグ・シティ」

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1953年、しがない稼ぎしかない夫を持つアラチは、自分が働きに出る決心をします。まだ、主婦が外で働くことが一般的ではない時代のこと。はじめは苦労しながらも、彼女はどんどん才能を発揮していきます。しかしそんなある日、夫の勤め先が倒産してしまうのです。

美しい映像で人々を虜にした映画

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映画監督のほかにも、小説家、音楽家、グラフィックデザイナーの顔を持つサタジット・レイ。
1992年この世を去るまでに36本の監督作品を残しています。モノクロながらも素晴らしい情景と美しい女性を描く映画をぜひご覧ください。

『シーズン・オブ・レイ』
9月12日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開!
※公開時は「チャルラータ」と「ビッグ・シティ」の2本立興行となります
(コピーライト表記なし)