恒松祐里×山田裕貴、劇中さながらの兄妹感で息ぴったり!最後のイベントは笑いもいっぱい!映画『虹色デイズ』トークイベント

イベントレポート

8月16日(木)東京・新宿にて映画『虹色デイズ』のトークイベントが行われ、恒松祐里さん、山田裕貴さん、飯塚健監督が登壇しました!

――まずは一言ずつご挨拶をお願いします。

恒松「初めまして、恒松祐里です。みなさんにはもうすでに映画を観ていただけたということですが、何回も観ていただけているんでしょうか…?今回虹色関係だとこのイベントが最後だと聞いたので、いろんな方の思いをのせつつ、自分でこうやって発信する機会もなかなかないので、たくさんお話しできたらなと思います!よろしくお願いします。」

山田「どうも、筒井昌臣役の山田裕貴と申します。劇中では丸坊主だったので、入ってきた瞬間「こいつ誰だ!?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、まりの兄を演じさせていただきました。7月6日から公開されて、今1ヶ月半くらいですが、長く映画の公開が続いているというのは、出ている僕たちにとっても、作品に携わったみなさんにも絶対嬉しいことなので、本当に喜んでいますし、こうやって最後のイベントに駆けつけられてよかったです。今日は短い時間ですが楽しんでいきましょう!よろしくお願いします。」

飯塚監督「今日はお越しいただきありがとうございます。飯塚です。『虹色デイズ』では、男の子たちだったり、坂東とだったり、結構トークイベントもやらせていただいていますが、兄妹を演じた二人とやるというのは初めてなので、何か違った切り口でお話しできたらいいなと思っています。今日は楽しんでいってください。」

山田「そんなふうに思ってたの!?」
恒松が明かした意外な印象とは…?
兄妹シーンの裏側をたっぷり語る!

――では早速トークに移りたいと思います。兄妹シーンでの撮影エピソードなどは何かありますか?

飯塚「最初にいいですか?(笑)あの保健室のシーンでは、細かいことは台本に書いていなかったんです。まりっぺがお尻を叩かれるところなんかは、現場で直前に書き下ろす感じで。」

山田「ちょっとこういうふうに言ってみてとか、お尻叩いてみてとか。いくら妹役とはいえ、やっぱり女優さんですし、お尻叩くのとか(僕的に)気にするじゃないですか。でも気にしてたらダメだなと思って、思いっきり叩いたら本当に痛そうにしてて…(汗)あのときは本当に申し訳ないことをしたなと…」

恒松「いやいや!意外と音だけでしたよ!(笑)」

飯塚監督「そこは「すごい痛かった!」でいいんじゃない?(笑)」

恒松「でもずっと引きずっちゃいそうなタイプな気がしたから…」

(爆笑)

山田「どういうこと!?(笑)」

恒松「次もしまた誰かのお尻を叩く機会があったら、“あのとき痛いって言われた”とか思っちゃうかな~って(笑)だから、全然痛くなかったですよ!」

(笑)

山田「俺、そんなにネチネチしてると思われてたの?(笑)」

恒松「そんなことはないです…!(笑)」

山田「そんな恒松さんは何かありますか?」

恒松「電話のシーンでは声の収録を一緒にしていましたよね!結構そのときに兄妹感とかは掴めたと思いますし、保健室のシーンは当日現場で台本を決めたっていうのもあって、いい意味であまり考えずに、その場の空気感で演じていたところはありますね。」

飯塚監督「芝居って難しいもので、台本を渡すともちろんみんな覚えてくれるんですけど、こうやってポンッと渡したほうがお芝居になりすぎなかったりもするんですよね。」

山田「決めないほうが自分の感覚も出てくるというか。」

飯塚監督「きっとやっているほうも楽しいし、撮っているほうも楽しいです。」

恒松&山田「楽しかったです!」

山田「僕は実際に妹がいるので、「心配してねーし」って言いながらも、ちょっと心配していたりとか、妹に対する感覚がなんとなく分かったので、そういうのがうまく出ればいいなと思ってやりましたね。」

飯塚監督「俺、ばれないようにアイコス吸ってる裕貴好きですよ(笑)」

(笑)

山田「あれね!(笑)どうやって吸ってることがバレないようにするかいろいろ考えて、煙を吐くときに電話口に息を吹きかけないように手でよけたりとか。でもそれでもバレてるっていうのが兄妹っぽくていいですよね。」