映画『母性』公開直前イベント 戸田恵梨香さん×永野芽郁さんが登場! 現役女子高生の母娘にまつわるお悩みに真剣回答!

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累計発行部数360万部を超え、2010年に映画興行収入38.5億円を記録した超ヒット作『告白』から12年。

数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家:湊かなえ先生が「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数120万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化し11月23日(水・祝)より全国ロードショーとなります。

ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香さんと永野芽郁さん。人気実力トップクラスの二人の女優が、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開きます。

さらに、物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを、大地真央さん、高畑淳子さん、中村ゆりさん、山下リオさんが熱演。

監督を務めるのは人間ドラマの名手、廣木隆一監督。
主題歌は、日本を代表するトップシンガーJUJUさんが鮮やかに歌い上げる新曲「花」です。

先日行われた東京国際映画祭での華やかなレッドカーペットも話題となり、いよいよ公開まであとわずか!!11/23(水・祝)、母性が日本を惑わせます!

戸田恵梨香×永野芽郁の登場に女子高校生が歓喜!

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映画の公開が間近に迫り、母・ルミ子役の戸田さんと娘・清佳役の永野さんが中村高等学校を訪れ、直前イベントを実施。

当日は映画を事前に鑑賞した現役女子高生達の前に戸田さんと永野さんが登場し、映画の感想や二人へ聞きたいリアルな悩みや質問を直接ぶつけるトークイベントを実施。

劇中のルミ子の娘:清佳と同世代の女子高生達からのお悩み相談に戸田さん&永野さんが真剣に答え、
さらに生徒から2人へ特別なプレゼントも贈呈されました!
  
当日は生徒たちと一緒に作り上げたイベントのため、お悩み相談だけではなく、生徒によるMCやプレゼントの贈呈など盛りだくさんの内容となりました。

大興奮する125人の生徒たちの大きな拍手に包まれながら登場し、緊張した生徒によるドキドキのMCがスタート。

課外授業として『母性』を事前に鑑賞している生徒たちから、「“母性”という言葉に温かいイメージを持っていましたが、温かい、冷たいを決めつけるものではないなと思いました」「“母性”は馴染のない言葉でしたが、映画をきっかけに考えさせられました」「初めは難しいと感じましたが、女子高生である私たちに感じ取れることがたくさんありました」とそれぞれ感じ取った感想を語りました。


戸田さんは「私も同じように、何でも“こうゆうものだ”と決めつけるのは良くないと思いました」と生徒たちの感想に共感し、永野さんは「私より感想が上手い!こんだけ上手に言われちゃうと焦りますね(笑)」とコメントすると、お茶目な永野さんに悶える生徒たちの様子が垣間みえました。

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そして、娘・清佳と同世代の女子高生達からのお悩み相談のコーナーでは、母や娘に関する多くの質問が寄せられました。

まずはこの作品を通して、“改めてお母さんのこんなところが好きだなと思うこと”について尋ねられると、戸田さんは「母は子供たちのためにすべての時間を使ってくれていた。一生懸命私たちと向き合ってくれていたので、大人になって振り返ると恵まれた環境で育ったんだなと、改めて幸せに感じました」と感慨深く話し、

永野さんは「小さい時からやりたいことを何でもやらせてくれた。親子ではあるけれど、愛情だけでつながっている関係性でもあった。改めて好きだなって思いました」と笑顔を見せた。

次に、演技する時“どうやって緊張しないようにするか?”とコツを尋ねられると、戸田さんは「長台詞や通しなどシーンによって緊張する。でも集中するしかないので、良い緊張感を利用して突き進んでいる気がします」と、

永野さんは「緊張する時はあるけれど、内側で震えながらも演じてる。大丈夫って自分に言い聞かせて演じています」と、それぞれ緊張への対応通して仕事への姿勢を明かしました。

そして、“親と性格や考え方が合わない時に理解してもらえず、愛されていないのかと不安になる。どうやって考えたり、行動したら良いか?”と高難易度のアドバイスを求められると、

戸田さんは「親に限らず、自分以外は他人なので考え方が違うのが当たり前だと思います。正しいか間違っているかはわからないけれど、両親が経験してきたことは一つの案としてある」と語り、「ルミ子も彼女なりに子供に向き合っていて、母性って言葉で言い表せない、示せないもの。そうゆう部分ではなくて、自分がどうしたいのか、自分が心躍るものを選択していってほしいなと思います」と助言。

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永野さんは「簡単には言えないですが、理解されてないから愛されていないのは違うかなって。
まずは理解されるように努力するか、相手を理解するように努力するかを考えるのが早い、って私なら思います!」と自身の意見を述べました。

次は、“母の日やお誕生日にあげるプレゼント”、また“感謝の言葉はどう伝えたらいいか”との質問。
永野さんは「花束って自分で買わないので人にもらえると嬉しい。なので花束をあげて、“ママありがとう!”って伝える。母も私が照れているのを知っているのでわかってくれるんです(笑)」と照れつつも回答。

戸田さんは「私はサボっているんです(笑)お花をプレゼントしたりとか。でも、日常の中で“ありがとう”を伝えるようにする。特にこの『母性』は母に関する作品なのでニュースできっと私の想いを読んでいるはず。今回みたいに仕事を通して感謝を伝えています」と独自の愛を伝え方を語りました。

ラストは“自立をしたいと思っている時、過保護な両親にどう対応したらよいか?”と尋ねられると、
戸田さんは「私の家は過保護で30歳すぎで実家へ帰った時も門限は6時半。でも、過保護だったからこそ、今理解できることもある。

16歳で上京したのも父が背中を押してくれたからで、私自身も自分の足で立ちたいって思いがあった。きっと本当に自立しなきゃいけない時がきたら、ご両親は応援してくれると思います」と自身の経験を交えてアドバイス。

永野さんは「18歳で1人暮らしした時に、母が心配してよく家に来てくれていた。でも、この子は1人でも大丈夫だって思ってもらうために、自分でできることを増やしたんです。自分は大丈夫ってアプローチしていくことも大事」と言いつつも、力を込めて「過保護って素敵だと思う!」と伝えると生徒たちから同意するかのように拍手が起こりました。

お悩み相談を終えると、生徒たちより戸田さんと永野さんへ作品をイメージして描いたポスターのプレゼントが手渡されました。それぞれの感性で描かれた、十人十色の『母性』のビジュアルに、戸田は「わお!」、永野は「すごーい!」と感激した様子。

そして、写真撮影の手持ち看板も生徒作成のオリジナル看板にて行われ、生徒たちの想いの詰まったイベントとなりました。

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最後、永野さんは「時間があっという間でした。『母性』を受け取ってくださったので、ぜひ周りの方へも広めてくださったら嬉しいです」とメッセージを贈り、

戸田さんは「皆さんのお話を聞いて、親子関係や愛情だったり、いろんなことに悩みながら生きていくんだ、と無限の可能性を感じてワクワクして元気をもらえました。難しい映画だと思いますが、『母性』が皆さんの未来のきっかけや答えになったら嬉しいなと思います」と締めくくり、生徒たちに惜しまれながらイベントは幕を閉じました。

<STORY>
女子高生が死亡した事件。事故か、自殺か、殺人か…その真相は不明。事件はなぜ起きたのか?
普通に見えた日常に、静かに刻み込まれた傷跡。愛せない母と、愛されたい娘。
同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、ふたりの話は次第に食い違っていく…
母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」—2つの告白で事件は180度逆転し、やがて衝撃の結末へ。
母性に狂わされたのは母か?娘か?・・・この物語は、すべてを目撃する観客=【あなたの証言】で完成する。

戸田恵梨香 永野芽郁
三浦誠己 中村ゆり 山下リオ
高畑淳子 大地真央
原作 : 湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)
監督:廣木隆一 
脚本:堀泉杏
主題歌:JUJU「花」(ソニーミュージックレーベルズ)
音楽:コトリンゴ
製作:映画「母性」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2022映画「母性」製作委員会
公式HP:bosei-movie.jp  #映画母性