映画『そして僕は途方に暮れる』藤ヶ谷太輔×豊川悦司が　“ダメ親子!?”で初共演！逃げ続けた先で、家族から逃げた父親に再会！「一緒に闘い抜けた」（藤ヶ谷） ／ 「本当の息子に見えた」（豊川）クズっぷりを写し出す “自堕落”ツーショットが解禁！

2023年1月13日（金）公開の映画『そして僕は途方に暮れる』。

本作で藤ヶ谷太輔さんと豊川悦司さんが初共演となり、二人が演じる“似たもの親子”のダメっぷり姿を写し出した場面写真が解禁となりました！

些細なことでも自分に都合が悪くなるとすぐにその場から逃げ出してしまう自堕落フリーターの菅原裕一（藤ヶ谷さん）は、5年間同棲している彼女・里美（前田敦子さん）と言い合いになって部屋から飛び出し、幼なじみの親友（中尾明慶さん）、バイト先の先輩（毎熊克哉さん）、大学の後輩（野村周平さん）、東京に住む姉（香里奈さん）、北海道・苫小牧の実家で暮らす母（原田美枝子さん）を次々と訪ねるも、何か気まずくなるとすぐに逃げ出し、とうとう行き場を無くしてしまいます。

雪が降る中、夜のバス停のベンチで一人途方に暮れていると、そこに現れたのは10年前に家族から逃げ出し疎遠になっていた裕一の父・浩二（豊川さん）でした。10年ぶりの再会に戸惑う裕一を前に、浩二が語る近況は…、家族から逃げた後再婚したが浮気がばれてすぐ離婚、慰謝料を払うために知人から金を借りるも返せないので連絡を断って逃げたといいます。

さらには「（スマホを見せ）これも持ってるけど、金を払ってないから繋がらない。持っているのは見栄だな、見栄」と裕一を上回るほどのクズっぷりを披露。自分のことは棚に上げ、複雑な表情で父親を見つめる裕一。

しかし、行く宛がない裕一は、浩二の誘いを受け、スマホの電源を切り、父の部屋に身を寄せることになります。世間との繋がりが一切ない場所で２人取り残されたような生活を送っていると、浩二は「ここはまるで牢屋だな」と笑い…。

解禁となった場面写真は、菅原親子の自堕落な日常を切り取っており、こたつに入って久々に裕一のスマホの電源を入れてみようとしている場面や、肩を並べて苫小牧の街を歩く姿など、哀愁は漂うが少し滑稽な共同生活の様子が写し出されています。浩二の部屋でのこたつのシーンについて２人は「なかなかOKが出ないので、15年分ぐらい入っていた（笑）」（藤ヶ谷さん）、「長かったよねぇ」（豊川さん）と撮影秘話を明かしています。

本作での初共演を受けて藤ヶ谷さんは「もちろん、緊張もしましたし、刺激もたくさんいただきました。同じ時間を共有してお芝居できたことがすごく嬉しかったです。」と語ります。ま

た、「実は息子がいる親の役は初めてだったかも…」という豊川さんも息子役の藤ヶ谷さんを「セリフに嘘がなく、そこに居て、そこで何かを感じて、言葉を交わしていたので、本当に彼が自分の息子・裕一に見えてきたし、折れない心を持っているすごく強い俳優さんなんだなと思いました。」と絶賛。

「一緒に三浦組を闘い抜けたことを誇りに思うし、それが永遠に残る作品になったことが嬉しいです。」（藤ヶ谷さん）、撮影時に多く話すことはなかったという２人ですが、役者同士の厚い信頼関係が伺えます。

父・浩二の登場から作品の空気が一変するほどの存在感を放った豊川さん。実際に撮影で追い込まれ、父の再会にそこに辿り着いたときには風貌が変化するほど役が憑依していた藤ヶ谷さん。物語もここから急展開を迎えていきます。逃げて、逃げて、逃げ続けた最果ての地で、父親に辿り着いた藤ヶ谷さん演じる裕一を待ち受けるものとは――？

スマホの電源を切ったら、全部終わり――。平凡なフリーターの男が、些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切って、逃げて、逃げて、逃げまくる逃避劇。共感と反感の連続、予測不能なストーリー、さらにはまさかのクライマックスが待ち受ける《現実逃避型》エンタテインメントに期待が高まります！

映画『そして僕は途方に暮れる』は2023年1月13日（金）公開です。