第14回小説現代長編新人賞を受賞した「隣人X」(パリュスあや子著)が、上野樹里さんと林遣都さんの共演で映画化、12月1日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショーすることが決定しました!
世界には紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた。
いち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように、日本も受け入れを決定。
人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだ X がどこで暮らしているのか、誰も知らない。
X は誰なのか、彼らの目的は何なのか。社会には言葉にならない不安や動揺が広がり、誰もが隣にいるかもしれない X を見つけ出そうと躍起になっている。
そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎は X 疑惑のかかった柏木良子の追跡を始める。
スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。ふたりは少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子が X かもしれないという疑いを拭いきれずにいた。
果たして良子は本当にXなのか?
良子への想いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が最後に見つけた真実とは。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開へ・・・!
駆け出しの週刊誌記者・笹の緊張感溢れる張り込み中 場面写真を一挙解禁!
週刊誌記者の笹を演じるのは、2007年公開の映画『バッテリー』で主演を務め、日本アカデミー新人賞など数々の賞を受賞するなど華々しいデビューをし、演技派俳優として注目を浴び走り続ける林遣都さんです。
林さんといえば、来年には EXドラマ「おっさんずラブ」待望の続編が決定、さらに、舞台「浅草キッド」も控えるなど、話題の作品に次々に出演し、幅広い役柄を演じその演技力が高く評価されています。
そんな林遣都さんの最新作が映画『隣人 X -疑惑の彼女-』。本作では惑星難民 X の秘密を暴くために奮闘する、週刊誌記者・笹憲太郎を熱演しています。
新聞記者がアメリカ大統領の陰謀を暴く実話が基となった映画『大統領の陰謀』を観て、圧力に負けず報道の自由を貫く姿に感化され記者になろうと思った笹。
高校卒業後、雑誌編集のバイトに運よく就けて、そこから仕事をもらえるようしがみつき、雑誌記者の夢を叶えた笹だったが、雑誌の中では大きなスポットライトは当たらないラーメン特集を担当、スクープ担当を任せてもらえるようチャンスを伺っていましたが、これまで大きな成果もなく、契約解除の瀬⼾際いました。
そんな時に舞い込んできた、日本での「惑星難民X」の受け入れのニュース。
笹は X 関連のネタを掴んで、名を挙げるしか契約を繋ぎ⽌めるしか方法はありませんでした。
日本にいる X は一体誰なのか、X の正体を突き⽌めるべく、X 疑惑がかかる、良子と留学生・レンに張り込み、真相を追い求めます。



今回解禁された場面写真には、初めて X 疑惑をかけられた一般女性の良子とのコンタクトに成功した際の記録をボイスレコーダーに録音する笹の姿や惑星難民 X である証拠を逃すまいと反対側の建物から鋭い眼差しで一眼レフカメラを構えレンズを覗き込む笹の姿が。
X の証拠を見逃すまいと、片時もターゲットから目を離さず柱の影から見つめるカットも公開。
最初は張り込みながら調査をしていた笹でしたが、決定的な証拠をあげられず、ついには身体を張って良子に接触を図りに行くことに。
彼女のことを知るためにデートを申し込んだり、良子に好意があるような振る舞いをし、偽りの時間を過ごすにつれ、フィルターをかけずに誰にでも優しく接するところや、現代の当たり前にとらわれずに自分の世界を持って生きる良子に惹かれ、いつしか本気で恋心を抱くようになるも、本来の目的との間で葛藤する笹。
林遣都さんは今回の役を演じて
「常に何かと何かのはざまで苦しんでいる、そんな精神的にしんどい役どころでした。
僕自身も撮影中追い込まれる瞬間や苦しい場面が沢山あったのですが、共演者の方やスタッフの方々に⽀えられなんとか演り抜くことができました。」
とコメント。
記者としてのプライドをかけて、最後に笹は“ある決断”をします。
その決断とは!?
話題作に出演し続ける林遣都さんの焦燥感と緊迫感溢れる演技力で演じる、週刊誌記者・笹が追い求めた真実は、ぜひ劇場で!
映画『隣人 X -疑惑の彼女-』は2023年12月1日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショーです!
【クレジット】
▪出演:上野樹里 林 遣都 ⿈ 姵 嘉 野村周平 川瀬陽太 / 嶋田久作 / 原日出子 バカリズム 酒向 芳
▪監督・脚本・編集:熊澤尚人
▪原作:パリュスあや子「隣人 X」(講談社) 音楽:成田 旬
▪配給:ハピネットファントム・スタジオ
▪制作プロダクション:AMG エンタテインメント ▪制作協力:アミューズメントメディア総合学院
©2023 映画「隣人 X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023 年/日本/120 分/カラー/シネスコ/5.1ch