大ヒット上映中の映画『カラオケ行こ!』メイキング写真解禁&1/18に行われた公開記念イベントの様子をお届け❣

yaa 0368 1 イベントレポート

和山やま先生の人気マンガを映画化した『カラオケ行こ!』が全国公開中です。

国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks の初日満足度ランキングで邦画部門第1位を獲得するなど、映画館に足を運んだユーザーから絶賛の声が止まない本作。

SNS上でも熱い感想や早くも複数回鑑賞したユーザーが続出するなど、大盛り上がりとなっています!


原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ大賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクイン。

1巻完結作品ながらも累計60万部を突破し、続々と重版されている超人気コミックです。


絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児を、綾野剛さんが演じ、物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤 潤さんが大抜擢されました!


さらには、芳根京子さん、橋本じゅんさん、やべきょうすけさん、吉永秀平さん、チャンス大城さん、RED RICEさん(湘南乃風)、八木美樹さん、後 聖人さん、井澤 徹さん、岡部ひろきさん、米村亮太朗さん、坂井真紀さん、宮崎吐夢さん、ヒコロヒーさん、加藤雅也さん、北村一輝さんという豪華キャストが集結。



スナックで狂児(綾野剛)らヤクザ組員たちに中学生・聡実(齋藤潤)が囲まれる!?メイキング写真が解禁!


1月19日(金)の「カラオケの日」にかけて、解禁されたメイキング写真は、岡聡実を演じた齋藤潤さんが、スナックで綾野剛をはじめ強面のヤクザ組員の間に囲まれる様子を捉えたもの。

口コミでも熱い盛り上がりを見せる、映画の見どころシーンのセットで撮影されています。

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笑顔を見せるヤクザ組員たちと比べて、中央の聡実はどこかこわばった様子…?

作品ならではのユーモアがあふれる写真となっています。このメイキング写真だけでも様々な表情を見せている通り、個性豊かな組員メンバーたち。

そんな彼らの外見からは想像することのできないユニークな歌声と、聡実と狂児の思わずクスっと笑えるやり取りをぜひ劇場でご確認ください。



1月18日(木)実施された 映画『カラオケ行こ!』公開記念イベント オフィシャルレポート

全国へカラオケチェーン店を展開する「カラオケまねきねこ」のライブルームに登場したキャスト、監督。

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まさか、カラオケ店で…という。(笑)この映画ならではの会、違った感覚で楽しんでおります。」と綾野さんが、

会場がどんな風かなと楽しみにしてきたのですが、まさかこんな大きな場所があったのかとびっくりしています!」と齋藤さん。


イベントごとに衣装を指示されることが多いのですが、前回と違ってセミフォーマルで色の指定もなかったので、カラフルにしてみました!

と前回も衣装にこだわりを見せていたやべさんが話し、それに反応するように

やべさんと違って常識のある格好できました!」と吉永さんがコメント。


そしてチャンスさんが話そうとするとマイクが少しハウってしまい、

ハウった!このモニターもすごいですね!リトルさんのカラオケですね。スナック行った時、俺やねんって自慢します!

とこの場所にも興奮気味のチャンスさん。

最後に「このメンバーで集まるのもレアなので楽しんでください!」と山下監督が話し、イベントがスタートしました。


舞台上にカラオケのセットが組まれていることにも興奮気味のキャスト。

役の通りですね!炒飯まである!」と綾野さんも細部へのこだわりに注目しました。



公開して約1週間がすぎ、初日からすごい数の、そして熱量の高い大絶賛の感想が続々上がっている中、

「公開される前から楽しみにしてくださってる方が多いと聞いてましたし、映画ならではのムードが届いているのかと思うと、温かいな、温かくしてもらえて嬉しいなと思います。

映画を観るとカラオケ行きたくなりますよね!僕のマネージャーも映画観た後に「紅」を聞いたり歌いたくなるって言ってました。」と話す綾野さんに、

知らないうちに口ずさんでることがありますよね」とやべさん。


僕も公開してから、友達や家族だけではなく色々な方から感想だとか届いていて、幸せだなと感じています。」と齊藤さんも感無量の様子。

そんな齋藤さんに、やべさんが

齋藤くんのTikTokが可愛いんですよね!すぐいいね押しちゃいます!」と笑顔を向けると、綾野さんも「可愛いですよねえ」としみじみ。


我々には踊りの依頼きていないですよね?

と綾野さんが話題を振ると、

おじさんの踊りほど滑稽なものはないですよ!」というやべさん。

そこでオンステージし、踊るチャンスさん。

何をイメージされたんですか?」と綾野さんが投げかけると、「DA PUMP を…」とぼそっと話すチャンスさんに会場からも笑いが起こりました。


そんなヤクザたちのカラオケシーンのに関して聞かれると、

皆さん歌っている歌の編集はそんなに悩まなくて原作通りなんですよね。原作のリズムが面白かったので。逆に狂児が歌うシーンは時間かかりましたね。もっと聴きたくなるんだよね。ポンポン行っても良かったんだけど、じっくり使ってて。あそこは特にカラオケ行きたくなっちゃいますよね。

と編集時の様子を明かす山下監督。


ここで、歳も住む世界も違う狂児と聡実の二人の唯一無二の関係性を尋ねられると、

リハーサルからずっと時間を共にしてきて、ヤクザと中学生なので噛み合っていけないのがベースにあって、漫画では聡実くんの心の声が成立させているんですが、映画なので、ストイックに心の声を使わずにやりました。

噛み合ってなくて、お互いカットかかった後不安じゃないですか。なのでなるべく近くにいましたよね。「大丈夫、皆で作っているから、みんなで船を漕いでいるから、ひとりじゃないよ」ってね。

と綾野さんが撮影時を振り返ると、齋藤さんも

言葉ではあまり伝わらないかもしれないのですが、本当に心強くて…心強かったですよ!

と重ねてアピール。

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その可愛らしい姿にヤクザたちもメロメロの様子だった。そんな齋藤さんに、

カラオケのシーンとかは距離の詰め方が難しくて、役者である以上役みたいにつめていきたい、でも、空気感として、齋藤潤とやべきょうすけとしてどう近づけていいか、どうしようっていうのは結構迷いましたよね。皆で、「いい子そうですけどあいさつだけでいいのかな?」とかね。

とやべさんが現場でのエピソードを明かすと、吉永さんも

「行く?行く?声かけていいかな?」ってなったよね」と同意。


そんな現場での空気を、

特殊なムードが織り混ざっていたんですよね。潤くんは当時岡里美とおなじ境遇で、岡聡美と齋藤潤という役者がこの作品しか残せないもの、その魅力を一度たりとも見逃さないようにという想いが終結した現場だったんですよね。」と綾野さんは表現しました。


さらに、公開後だからこそ話せる撮影のエピソードとして、屋上のシーンの話に。

屋上のシーンは撮り直したんだよね。スケジュールキツキツでやったんですけど、やっぱりと思って撮り直したんだよね。後日撮り直したんですが、全然違いましたね。映画の肝だったんでね。

と撮影秘話を明かす山下監督。


編集に入ってて、差し入れを持って行った時にそのシーンの時で。監督が後ろからのワンカットで攻めようと思う、みたいな話をしていて。」と綾野さんも重ねると、

「攻めすぎです。」って言われてね。結局やめましたね。」と明かす山下監督に、

じっくり撮ったからこその正解が見えると思いましたね。」とまとめる綾野さん。


ここで、作品を代表する歌「紅」についての話に。

綾野さんは、歌唱シーンを

「紅」のことしか考えてなかったんで、圧倒的な愛と情念と敬意。狂児が考える全てのことが「紅」に込められていますよね。狂児はとっても好きなんですよね。狂児にとっては全ての赤が“紅”なんですよ。

他の楽曲はフラットなので、感情で歌っているわけじゃないからこそ、技術で歌えるんですよね。練習でたどり着けるところは限界があるので、「紅」を聴き続けましたね。

狂児は「紅」の何が好きなのか、何にシンパシーを感じたのか、「紅」をずっと聞いてましたね。本人も裏声で歌っていると気がついていないと思うんですよね。圧倒的な片想いですね。

と狂児と「紅」に関して熱く語りました。

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また、クライマックスで聡実が歌う「紅」のシーンを

聡実くんの「紅」を生で見ていて、台本では分かっていたけど、何回も歌うわけですよ。

齋藤くんも気持ちを作りながら、声が、トーンが出ないというギリギリを頑張って思いを込めて歌っていて本当に感動していました。映っていなくてよかったですよ!「おじさん感動すんねんけど!」ってなって。

芝居が完全に潤くんに引っ張られていって、それこそ情念をもって聡実も歌っていたんだなって感じました。

とやべさんが熱弁。


それに対し齋藤さんも

そんな風に感じてくださっていたのはとても嬉しいです。あの時は精一杯すぎて何も見えていなかったのですが、物語のクライマックスで自分が盛り上げないといけないというプレッシャーもありながら、現場に入ってから魂からの叫びを毎回毎回出せたかなという。ギリギリのところで頑張りました!

と改めて撮影を振り返りました。


ここで、ヤクザたちが曲を披露することに!

トップバッターのやべさんは

衣装合わせの時に、歌ったことないので、キーどれくらいなんだろうなと思ってやってみたら、「大丈夫です!やべさんはそのままで!って監督に速攻言われて、そのまま撮影に入ったんですよ!緊張感ありましたね。

と衣装合わせを振り返りつつ、King Gnu の「白日」を披露。

最後のフレーズを「傷つけてしまったり」を歌い終わると、「俺が一番傷ついています」とボロり。「白日を選ぶ時点で勇者ですよ!」と称える綾野さん。

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続いて吉永さんが

監督から電話がかかってきて、あれですよ、と言われてね。僕も衣装合わせで、「一曲どうぞ!」と言われて、歌いました。

と桑名正博の「月のあかり」を披露。思わぬ熱唱に会場も盛り上がりました。

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最後にチャンスさんが

僕の「Lemon」が汚いって X で流行っているらしくて。衣装合わせで、+4で歌ってくれって言われて、ギリギリで歌いましたね。

とここで米津玄師の「Lemon」を披露。

歌にまつわる話で盛り上がる中、

高校の時に本当に X JAPAN さんが好きで支えられていて、綾野さんとか潤くんの「紅」聞いて本当にしびれましたよ。しかもね、YOSHIKIさんが X で映画のことを RT してくださったみたいで!嬉しかったです。」と X JAPAN 愛を語りました。

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そして、ここで狂児が劇中で歌う「紅」歌唱シーンを皆で見ることに。見終わると、やべさんが

めちゃめちゃうまい!なんですかあの画は!空気感が全然違う!あのヘドバン!一瞬バンギャにみえたもん!

と改めて大絶賛。そんな絶賛に、綾野さんは


「紅」は色々な歌い方を受け止めてくれるんですよね。受け皿が果てしないので。」と話しました。

そんな中、吉永さんが「その横でよくあーやってチャーハン食べられるよね。」と齋藤の受けの芝居を大絶賛。「大物になるよ!」とやべさんも絶賛していました。

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最後に

無事公開しまして、色々な方に愛していただいている状況でこうして会えて、こうした時間をつくってくださって感謝しています。

青春の一言では表現しきれないテーマではあるんですが、そういうものも全て包み込んで、たおやかにあたたかく優しい作品がこうやってうまれてくるとは想像していなかったです。

たったひとりの、岡聡実、齋藤潤を見つめていく作品になっていて、これは映画の本来あるべき姿なのかなと思います。そのひとりをどう輝かせるかということを考えたキャスト、スタッフのみなさんに改めてリスペクト、そして感謝申し上げます。

と綾野さんが、

本日もありがとうございました。僕も今日話をしていて、また映画館に何回も行こうと思いました。

と齋藤さんが話すと、綾野が「一緒に行こ!」とここで突然のお誘いで、「映画行こ!」の展開に。


見どころが詰まっていますし、一言では言えないほど沢山のたおやかで温かいシーンがつまっていると思うので、劇場に足を運んでくださったら嬉しいです。

と齊藤さんが、

現場撮影中に綾野くんと、今回は聡実くんの話で、映画の軸は聡実くんなので、どうやってその軸を作って引っ張っていくかを話していました。

出来上がったものを見ると、その結果を皆が喜んでくれて、気に入ってもらえていて、綾野くんが狙っていたことが形になっていて僕も満足してます。

その熱量はスクリーンで、音楽映画なので音楽も含めて是非スクリーンで見てほしいです!

と山下監督が話し、イベントは幕を閉じました。

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超一流の豪華クリエイター陣と実力派キャスト×フレッシュな新人キャストの組み合わせでお届けする映画『カラオケ行こ!』は、現在大ヒット公開中です!



【あらすじ】

合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。

組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。

狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うことに。

そんな二人がカラオケを通じて少しずつ打ち解けてきた頃、“ある事件”が起きてしまう。

果たして二人の運命は!?



【クレジット】


▪原作:和山やま(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)
※2020年9月12日発売 大反響、続々重版!


▪監督:山下敦弘 ▪脚本:野木亜紀子



▪出演:綾野 剛 齋藤 潤 芳根京子 橋本じゅん やべきょうすけ 吉永秀平 チャンス大城 RED RICE(湘南乃風)八木美樹 後 聖人 井澤 徹 岡部ひろき 米村亮太朗 坂井真紀 宮崎吐夢 ヒコロヒー / 加藤雅也(友情出演)北村一輝


▪主題歌:Little Glee Monster「紅」(Sony Music Labels Inc.)



▪配給:KADOKAWA ▪公開日:2024年1月12日(金)



©2024『カラオケ行こ!』製作委員会
©和山やま/KADOKAWA
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