綾野剛「小栗の妻になってみたい（笑）」映画『新宿スワンⅡ』横浜凱旋舞台挨拶！

大ヒット公開中の映画『新宿スワンⅡ』より、主演を務める綾野剛さん、そして久保田悠来さんが、1月29日（日）横浜ブルク13にて舞台挨拶を行いました。

◆これぞ役者・綾野剛の真骨頂！
映画『新宿スワンⅡ』“キケン”すぎる撮影秘話＆注目キャラをご紹介！

物語の聖地・横浜凱旋！綾野剛＆久保田悠来の同い年コンビが語る！

26日（木）に行われた本作の原点である新宿での大ヒット御礼舞台挨拶を皮切りに、主演の綾野剛さんが全国7都市を巡る、全国行脚舞台挨拶がスタート。日本各地計7都市を巡り、そして物語の終着点でもある横浜へ凱旋！
本イベントでは、前作『新宿スワン』で綾野さんが演じる龍彦と熱い絆で結ばれていた本作のキーパーソン、洋介役の久保田悠来さんも登壇し、男二人で熱いトークを繰り広げました。

同い年で仲が良いという綾野剛さん（左）と久保田悠来さん（右）

「（綾野）剛は海みたいな存在。芝居でなんでも返してくれる。寄せては返す波、しかも泳がせてもくれる。でも、気を抜くと溺れてしまうんです」と久保田さんが評すると、「うまいな～」と綾野さんは照れ笑い。綾野さんは、役作りでげっそり痩せた久保田さんに、役作りだということを忘れて、「大丈夫？」と本気で心配してしまったエピソードを明かしました。さらに綾野さんは「もし「Ⅲ」があるとしたら、洋介は更生して、俺（龍彦）の近くに絶対いるから」と断言し、役柄としても、プライべートでも二人の熱い絆を感じさせました。
また、上映後の舞台挨拶ということで、会場のお客さんからも質問を受付け、変化球の質問に2人が慌てる場面もあれば、18歳の女の子からの、記者並みのしっかりした質問に感心するなど、仲のよい二人だからこその終始ほのぼのとした舞台挨拶となりました。

MC：一言ずつご挨拶をお願いします。

綾野：前作が愛されたからこそ「Ⅱ」が届けられたと思います。同い年35歳の久保田くんといっしょに舞台挨拶できて、また横浜に戻ってこられて、うれしいです。

久保田：「Ⅰ」から続けて出させていただきました。「Ⅱ」の物語の中心となる横浜に戻ってこれてうれしいです。神奈川出身なので、都会と言えば「横浜」だったので本当にうれしいです。

本作のキーパーソン・洋介を演じた久保田悠来さん

MC：では、ここでせっかく映画をご覧になった直後なので・・・・会場の皆さんから質問を受けたいと思います。どなたか質問ある方いらっしゃいますか？？

観客1：横浜での撮影で、楽しかったこと、大変だったことはありますか？

綾野：迷惑をかけてしまうので仕方ないのですが、ロケってだいたい嫌がられるんです。でも横浜はとても寛容的だったのを覚えています。港町だから受け入れ態勢が整っているのかな？ノビノビと撮影をさせていただきました。

観客2：もし女優さんだったとしたら、広瀬アリスさん演じるマユミ、山田優さん演じる涼子ママなど本作でどのキャラを演じたいですか？

久保田：（コンテストシーンでキャバ嬢が歌う）「津軽海峡冬景色」を歌ってみたいです（笑）

綾野：龍彦が「うまいな」っていうヤツね。あれ、台本にはなかったんですが、自然と出てきてしまって、それが使われてました（笑）俺は、一回ぐらいは小栗（旬）の妻（山田優）になってみたい（笑）。地に足がついていて、「Ⅱ」では今まで以上に優しくて、本物の女ですね！

主人公の白鳥龍彦を演じた綾野剛さん

観客3：「Ⅰ」での山田孝之さん演じる秀吉と、「Ⅱ」での浅野忠信さん演じる滝とのバトルシーン、心境の違いはありましたか？

綾野：記者並みのちゃんとした質問が来た（笑）。山田に関しては公私ともに仲良くしているので、顔を見ていなくてもどんな芝居をしているかわかるんです。実は山田には別の役でオファーしていたんですが、本人が「剛とぶつかる秀吉がいい」と選んでくれました。浅野さんは世界で戦っている方なので、その差を感じながらも、一生懸命向き合って、何かを盗み取りたい、そう思う連続でした。

MC：それでは最後に会場の皆さんにメッセージをお願いします。

綾野：改めてありがとうございます。横浜はロケに寛容的で、撮影も問題なくすすみました。この作品は女性の姿、美しさや儚さも描いていますので、友人や家族にそれを届けていただけたらと思います。