女子のたしなみ!?一度は観ておきたい名作映画

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女子のたしなみとして一度は観ておきたい名作を集めました。大ヒットを飛ばした作品や色々な映画賞を受賞した作品を御紹介します。これらの映画を観ることで日本女子としての教養を深めましょう!

男女逆転の愛憎劇!『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』

映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』予告編

江戸時代三代目将軍徳川綱吉の時代をモデルにした、男女逆転の歴史ロマン愛憎劇です。主にフィクションのストーリーですが、史実を時々絡めてあるので、歴史を学べる部分もあります。また俳優堺雅人と菅野美穂の結婚のきっかけにもなった作品であり、どろどろの恋愛劇が楽しめます。綱吉(菅野美穂)は、女将軍として権力を持ち、世継ぎを生むため夜ごとに若い男との逢瀬を重ねていました。そして「立場を得たい、出世をしたい」という男たちの政治上の思惑に、幻滅し疲れ果てている綱吉を、本当に愛してしまった右衛門佐(堺雅人)。2人の関係は一体どうなるのか、大奥で繰り広げられる人間模様から目が離せない映画でした。

復興を実現した少女たちの青春!『フラガール』

【映画予告編】『Hula Girls(#フラガール)』予告編/出演:#蒼井優 松雪泰子 豊川悦司 / 山崎静代 岸部一徳 富司純子(李相日監督|2006年9月23日公開)

第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品であり、のちに舞台化もされています。さらに第80回キネマ旬報ベストテンでは、邦画部門の第1位も獲得した作品です。

蒼井優のダンスが素晴らしすぎる!!

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福島県いわき市に実在する施設ハワイアンセンターで、フラダンスによって町の復興をかなえた女の子たちの青春映画です。すたれていく炭鉱の町に、東京からダンサーまどか(松雪泰子)がやってきます。彼女は復興のため、地元の女の子たちにフラを教えてほしいと頼まれて、いやいやながらも田舎娘たちに踊りを教え始めます。初めのうちは田舎のド素人に教えるなんてと、やる気のないまどかでしたが、きみ子(蒼井優)らの真剣さに次第に心を動かされ、フラガール達は快進撃を始めるのでした。見どころは、なんといってもラストシーン!!蒼井優のまるで何かが乗り移ったような鬼気迫るダンスには感動します。実話に基づいた感動の映画で、フラの素晴らしさも再確認できるので、ぜひ見てほしい1本でした。

興行収入86億円超え!イタリアの映画祭でもグランプリを受賞!

『永遠の0』は、太平洋戦争末期、日本軍の特攻隊がモデルになった映画です。宮部(岡田准一)は凄腕のパイロットで、日本軍で若者を教育しながら、自分も飛行機に乗って戦場へ行っていました。見どころは、仲間と、それに妻と子どもを残して戦場へと出ていく宮部の思いです。自分の教え子が次々と死んでいくのをみた宮部の気持ちはどんなものだったのか。太平洋戦争で散っていった若者たち全てに、あったであろう人間ドラマを迫力満点の映像と共に描いています。この映画は戦争という暗いテーマとは裏腹に、岡田准一がとにかくカッコ良いので見やすいです。ゼロ戦と特攻隊とはどんなものだったのか、また敗戦直前の日本軍の空気感など、学ぶべき歴史を感じられる大作でした。

素朴であたたかい人々が魅力『ALWAYS三丁目の夕日』

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第29回日本アカデミー賞に全13部門でノミネートされ、そのうち12部門で最優秀賞を獲得するという快挙を成し遂げた作品です。大ヒットによるロングラン上映がされ、その後続編も制作されるなど、盛り上がりを見せました。

レトロな雰囲気がたまらない映画!

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」劇場予告

映画のストーリーは、昭和33年の東京下町を舞台にした人々の心温まるドラマです。魅力ある登場人物が繰り広げる人間ドラマはもちろんのこと、その背景が素晴らしく、レトロで美しい昭和の匂いを漂わせています。建設中の東京タワーや蒸気機関車、集団就職、建物や街並みの再現、氷屋があったり駄菓子屋や町医者がいたりと、胸がキュンとなるようなノスタルジーを感じられます。そこに暮らす素朴な人々は、人間味にあふれていてどこか私たちをほっとさせてくれます。この映画のすごいところは、昭和を知らない平成生まれの世代が観ても、不思議な懐かしさが心に迫ってくることです。古き良き日本人の心を学べる1本でした。

新聞記者として闘う男!『クライマーズ・ハイ』


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第32回日本アカデミー賞優秀作品賞のほか、第82回キネマ旬報ベスト・テン、第51回ブルーリボン賞、第21回石原裕次郎賞、第63回毎日映画コンクールなどの映画賞を総なめにした作品です。

実際に起こった飛行機事故がモデル!

映画『クライマーズ・ハイ』予告

『クライマーズ・ハイ』は、1985年日本航空123便墜落事故をモデルにした、実話に基づく映画です。映画の原作となった小説を書いたのは横山秀夫で、彼は実際に上毛新聞記者として働いていた自分の経験をもとに小説を書いています。飛行機墜落事故という悲惨な事件の取材に、尽力する新聞記者という立場から現場を描いた、当時の雰囲気が本当に伝わる、ドキュメンタリーに近い映画です。この映画を見ていると、たとえ真実であっても、新聞にとってふさわしくないと言われることを書こうとすれば上司からもみ消しの圧力を受けることなど、新聞記者の苦労がわかります。そんな圧力をはねのけて、自分の立場が危うくなっても起こったことを偽りなく伝えようとする記者たちからはプロの仕事観が垣間見えます。一匹狼の悠木(堤真一)と彼を支える社会部の記者たち、また佐山(堺雅人)がものすごくカッコイイです。日本の歴史に残る大事故について学べるうえに、新聞記者ってかっこいい、と思える1本でした。