『聖の青春』は純愛映画!松山ケンイチが東出昌大に恋をする『聖の青春』のポイント

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映画を観終わったあと、その物語や登場人物、演じた俳優さんなど「もっと知りたい!」と感じたことありませんか?
11月19日(土)から公開される松山ケンイチさん主演の『聖の青春』は、‟東の羽生、西の村山”と称されながら29歳の若さで亡くなった実在の棋士・村山聖さんの一生を描いた話題作。
今回は、映画を観る前、観終わったあと、「もっと知りたい!」とハマってしまう「『聖の青春』のオススメポイント」を紹介します。

「知りたい気持ち」が爆発する!『聖の青春』

「知りたい気持ち」が爆発する!『聖の青春』

まずは映画を観る前。
ここが気になる『聖の青春』

1:‟憑依系俳優”松山ケンイチの役作り
棋士・村山聖さんは、腎臓の難病ネフローゼを患っており、病気の影響で恰幅の良い体格。
松山ケンイチさんは、村山聖さんを演じるにあたり体を大きくするため、ポテトチップスとコーラを食べ肉体改造。時には胃薬を飲みながら、ハイカロリーな物を大量に食べ続けていたそう。
『デスノート』など過去の出演作でも減量をして役作りを行うなど、ストイックな役作りで知られる松山ケンイチさんですが、本作はこれまで以上に過酷な役作りを行いました。

村山聖さんご本人画像

村山聖さんご本人画像

また、本作で松山ケンイチさんが‟外見”の役作り以上にこだわったのは、村山聖さんの‟内面”の役作り。
本作への主演情報解禁時、役作りについて聞かれた松山ケンイチさんは「病を背負われているので内面が一番難しいです。」とコメント。「全身全霊をかけても足りない役だと思いました。」と、難しさについて語っていました。

過酷な役作りの賜物

過酷な役作りの賜物

2:羽生さんにしか見えない!東出昌大さんの役作り
「すごい!」と口に出してしまいそうになる東出昌大さんの役作り。
棋士・羽生善治さんを演じるにあたり、誰もが知っている実在の人物ということもあって、相当苦労したとのこと。対局の映像を見たり、周囲の人に話を聞いたり、研究に研究を重ねて撮影に入ったそうです。
その成果もあって、ぱっと見「羽生さんにしか見えない!」と感じるほどのクオリティの高さ。歩き方、立ち姿、佇まい…どれをとっても、優雅で気品があって、正直さ、勝負への姿勢を感じさせます。
特に一番の見どころは、「負けました。」と言った時の手の動き。色っぽさを感じます。
ちなみに、劇中で東出さんがかけている眼鏡は、羽生さんが実際に対局でも使用していたものだそうですよ!

羽生善治さんの眼鏡をかけた東出昌大さん

羽生善治さんの眼鏡をかけた東出昌大さん

3:これは現実の話です。愛されエピソード
劇中に出てくる「まさか、そんな」というエピソードは大げさでなく、本当に起きたことを描いています。
例えば、リリー・フランキーさん演じる師匠・森信雄さんとのエピソード。引っ越しの手伝い、食事の心配から、看病、身なりの世話まで。普通弟子が師匠にするようなお世話を、弟子である村山聖さんに行っていたそう。
ぶっきらぼうだけど愛される。村山聖さんを見守る周囲の人たちの愛も、見どころのひとつです。

観終わったあとに読んでほしい。
気になって仕方ない『聖の青春』

観終わったに感じるのは、この『聖の青春』は純愛映画だということ。
将棋会館からの帰り道や、食事会でトイレに行ったときなど、羽生善治さんをさりげなく追いかけうろうろ…
その姿は純愛映画の‟胸キュン”シーンそのものだし、心から尊敬しているからこそ勝ちたいと強く願い、将棋に打ち込む姿は、恋する姿そのもの。
「村山聖さんはどんな態度をとったか」「羽生善治さんはそのときどう思ったか?」など、村山聖さんの人生をもっともっと知りたくなります。

手に汗握る真剣勝負の対局シーン

手に汗握る真剣勝負の対局シーン

「将棋の話でしょ?」と考えてしまいがちですが、映画を観始めるとそんなことを考える暇もなく『聖の青春』世界に引き込まれます。
破天荒で、ちょっと変わり者の主人公の‟真剣勝負な”人生は、数ある‟この秋、一番泣ける”映画の中でも、‟最も泣ける”映画間違いなし!
映画館でぜひ観て欲しい1本です。

『聖の青春』映画オリジナル特報

『聖の青春』は、11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開。
©2016「聖の青春」製作委員会

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