裸!?激太り!?なんでそこまで…「マツケン」こと松山ケンイチが身体を張りすぎている件

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ネット上で激太り?と話題になっていた松山ケンイチ。そもそも、彼は役柄によってガラリと印象を変えることが多いですが、作品ごとに、どれぐらい変化をしているか気になりませんか?見た目の変化とともに彼の役への没頭ぶりを見ていきたいと思います。

Lの完コピ成功と原作ファンからも評価の高い『DEATH NOTE デスノート』

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ある日、主人公の夜神月(やがみらいと)は「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記された「デスノート」を拾います。月は、世の中を変えるため、凶悪犯たちの名前をノートに書き始めます。やがて世間も、犯罪者を葬る者に気付き「キラ(殺し屋=killer)」とその存在を呼ぶように。一方で、警察はキラを犯罪者であるとして捜査を開始し、キラの存在を察知したインターポールも解決のために世界的な名探偵・Lに協力を求め…。

痩せ形体型で、目の下に隈があり、白い長めのシャツにジーンズ。猫背で親指の爪をかむ癖があり、体育座りのような姿勢に椅子に座り、甘いものが好きで、めちゃくちゃ頭が切れる。原作の登場人物のなかでも人気の高いL役を見事に演じ切ったと原作ファンからも認める声が多かったです。Lならどんな行動をして、何をしないかという掘り下げを監督と相談しながら入念に役作りを行った成果が見事に表れている、松山ケンイチのブレイク作となりました。

気弱な青年とデスメタルのカリスマの二役を演じ切った『デトロイト・メタル・シティ』

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主人公の根岸崇一は、ポップでオシャレな音楽を好む純朴な青年。大学進学で田舎から上京してきた彼は、ポップミュージシャンを目指していました。しかし、契約した事務所からは、デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルのヨハネ・クラウザーⅡ世としてデビューすることになってしまいます。さらに曲はヒットし、崇一の意志とは反対に、クラウザー様はカリスマとなっていきます…。

悪魔的な魅力を放つカリスマなクラウザー様と、田舎から出てきた純朴な青年・根岸くんを見事に演じ切っています。松山ケンイチの演技力があってこそ、根岸くんは根岸くんでありながらクラウザーであることも説得力を持ち、バカバカしさもありつつそれだけでは終わらない作品になっています。

こんな松ケンを待っていた?絶賛公開中!『珍遊記』

『珍遊記』映画オリジナル予告編

漫☆画太郎の西遊記をモチーフにしたギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を松山ケンイチ主演で実写映画化。天竺を目指して旅を続けていた坊主の玄奘は、偶然立ち寄った家の老人から、不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれます。宝珠の力で恐るべき妖力を封印した玄奘は、嫌々ながら太郎を引き取り、何の因果か共に旅をすることに…。

Lやクラウザーなど一癖も二癖もあるキャラクターに挑戦してきた松山ケンイチですが、今回はツルツル頭にパンツ一丁の姿で、突き抜けたコメディ作品に挑戦します。ファンも待ち望んでいた?久々に振り切った松ケンの演技を楽しめる作品です!

“激太り”と話題になるほどの役作りで挑んだ、2016年秋に公開予定『聖の青春』

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5歳の時に腎臓の難病「ネフローゼ」を患っていることが発覚し、入退院を繰り返していた村山聖。入院中に父から勧められた将棋に夢中になった彼は、15歳の時に大阪の棋士・森信雄を師匠に奨励会に入会。将棋の最高峰・名人位を獲る夢に向かい、将棋の道をまっしぐらに突き進み、病気と闘いながらも、羽生善治や谷川浩司を超える2年11か月の早さでプロ棋士となりますが…。
難病と闘いながらも、将棋に全てをかけて生きた天才騎士・村上聖の生き様を描いた小説「聖の青春」を映画化、2016年秋に公開予定の作品。松山ケンイチは、役作りのために、東京将棋会館に通い、体重を増やす肉体改造も行いました。ネットでは、激太りと騒がれていましたが、役作りのためだったようです。本人が「全身全霊をかけても足りない役」と言うほどの情熱で演じた作品の公開が待ち遠しいです。

他にもドラマ「ど根性ガエル」のひろしなど、他の人が演じれば批判を受けてしまうような実写化やぶっ飛んだ役を、彼の演技によって高評価で受け入れられています。“当たり役”といった声をもらえるのは、役を自分ものにしてしまう実力だけではなく、それを手に入れるための努力や徹底した役作りの賜物なのだと思います。これからも、どのような変化をしてくれるのか楽しみですね。


『珍遊記』
2/27(土)より、新宿バルト9他にて全国ロードショー!
(c)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会