CinemaGene(シネマジーン)

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最低な映画をあなたに!ちょっと不思議な映画賞「ゴールデンラズベリー賞」って知ってる?

ゴールデンラズベリー賞
出典:http://www.team-lens.com/

アカデミー賞やゴールデングローブ賞。映画界には栄誉ある賞がいくつもあり、毎年その行方に注目が集まっています。そんな中ちょっと不思議な賞があるのをご存知ですか?それは「ゴールデンラズベリー賞」。正式には「ラジー賞」と呼ばれる映画賞です。アカデミー賞発表前夜に発表される、その年で最低だった映画に贈られます。
好きな映画や俳優が入っていてもどうか怒らないで!もちろんジョークの賞ですから!

最低映画賞にふさわしい、史上初の全部門受賞を成し遂げた『ジャックとジル』

ジャック(アダム・サンドラー)は美しい妻エリン(ケイティ・ホームズ)とふたりの子供に囲まれ、順風満帆な人生を送っていました。そんな彼にも悩みの種が。それは双子の妹でダメダメなジル(アダム・サンドラー)。今年の感謝祭も独り身で行くところのないジルは、ジャックの家にやってきます。ジルに振り回されてほとほと疲れ果てたジャックでしたが、ひょんなことからアル・パチーノがジルにひとめぼれ。アル・パチーノが!広告マンのジャックはこれを利用し、アル・パチーノを起用しようと一計を案じますが…。

2011年第32回ラジー賞で設定された全10部門すべてを受賞した作品です。本作でジャックとジルの2役を演じたアダム・サンドラーは、脚本・製作にも参加していたため、実に7部門で受賞しました。もちろん最低女優賞も受賞しています。

最低男優賞だけど、素晴らしい俳優なんです!アシュトン・カッチャー(『キス&キル』より)

2010年(第31回)に最低男優賞を受賞しました。1978年2月7日生まれの38歳。アイオワ州出身の俳優です。弟の病気を治すための治療費を稼ぐためにモデルになった家族思いの人物で、売れっ子俳優となった今でも、積極的にチャリティーに参加しています。また、優れた投資家としての面も持ち合わせている聡明な人物。
ラブコメ映画に多く出演しています。思いっきり笑える楽しいラブコメが見たい時は、アユトン・カッチャーで検索してみてください。きっとお気に入りが見つかります!

最低女優賞だけど、ぜひ見て欲しい。キャメロン・ディアス(『ナイト&デイ』より)

人気女優であっても容赦なくラジー賞は襲い掛かります。キャメロン・ディアスは、2014年(第35回)に最低女優賞を受賞しました。1972年8月30日生まれの44歳で、カリフォルニア州の出身です。モデルとしてキャリアをスタートさせ、1994年に公開された『マスク』でのキュートな演技とその美貌で話題に。その後『メリーに首ったけ』がスマッシュヒットし、一躍スターダムを駆け上ることになります。恋多き女優として有名でしたが、ついに2015年にミュージシャンと結婚。幸せな日々を送っています。
コメディ分野での実力に定評のあるキャメロン・ディアスですが、アクションにも果敢に挑戦しています。2000年の『チャーリーズ・エンジェル』では激しい格闘シーンを演じ、2010年の『ナイト&デイ』では、バイクに乗りながらのガンアクションも披露してくれました。

名誉挽回のチャンスあり。新設された名誉挽回賞を受賞したベン・アフレック(『ゴーン・ガール』より)

ラジー賞の印象が色濃く残ってしまった俳優で、アカデミー賞ノミネートなどの功績をあげた者に対して、名誉挽回の意味を込めて贈られる賞です。2014年に新設され、この年にベン・アフレックが受賞しました。2003年の『ジーリ』という映画での演技が酷評され、ことあるごとに『ジーリ』を持ち出されていたベン・アフレック。『ジーリ』も7部門を受賞しています。加えて2000年代最低作品賞にもノミネートされていたツワモノ。
そんなベン・アフレックでしたが、ついに『ゴーン・ガール』での演技が評価され名誉挽回賞受賞となりました。『ゴーン・ガール』以外にも『ザ・タウン』や『アルゴ』など自身で監督した作品もヒットし、映画製作者として安定した地位を築いています。

最低スクリーンカップル賞も納得!?のカップル トム・クルーズ&ブラッド・ピット(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』より)

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
出典:http://dodododowara.blog.fc2.com/

1994年(第15回)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』での受賞です。
18世紀末のニューオーリンズで農場を営んでいたルイ(ブラット・ピット)は、家族を失ったことで自暴自棄になっていました。そんなルイに興味を持ったのは、血を飲んで永遠の時を生きるヴァンパイアのレスタト(トム・クルーズ)。享楽的なレスタトは、弱く繊細なルイに惹かれ、彼を永遠をともにする伴侶とすることを決めます。
レスタトに死か伴侶になることかを迫られたルイは、レスタトともにヴァンパイアとして生きる道を選びます。しかし欲望に忠実なレスタトと対照的に良心を捨てきれないルイは、ネズミなどの血をすすって飢えを凌いでいました。そんなある日ルイは少女クローディア(キルスティン・ダンスト)と出会います。

きらびやかな衣装に身を包んだブラット・ピットとトム・クルーズが、麗しい一本です。ちなみにトム・クルーズは、2005年(第26回)の最低飽き飽きもう見たくもないゴシップ賞も受賞しています。

ジャックとジル
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/

ちょっと不思議な映画賞「ゴールデンラズベリー賞」についてご紹介しました。批評家から酷評を受けたからつまらない映画、だなんて思わないでくださいね。ラジー賞受賞作品にはいつでもコアなファンがいます。評判にとらわれることなく見てみましょう!新たな発見や隠れた名作があなたを待っています。

『ジャックとジル』
©2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

『キス&キル』
©2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

『ナイト&デイ』
©2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

『ゴーン・ガール』
©2014 Twentieth Century Fox

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
© 1994 The Geffen Film Co. All Rights Reserved.

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