CinemaGene(シネマジーン)

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『サクラダリセット』野村周平さん&健太郎さんインタビュー

「リセット」のひと言で、世界を最大3日分巻き戻すことができる―
この卓越した能力を巡って、能力者たちが暮らす街“咲良田”を舞台に、想像を超えた物語が展開される映画『サクラダリセット』。
「過去を巻き戻す」前篇と、「未来を祈る」後篇の2部作で公開されます。
今回は映画『サクラダリセット』で、主人公である「記憶保持」の能力を持つ浅井ケイを演じる野村周平さんと、ケイの親友で「声を届ける」能力を持つ中野智樹役を演じる健太郎さんにお話を伺ってきました。

初共演かと思ったら…2人の関係は?

-本作の出演について。

健太郎さん:
特殊能力を持っている役は、前から興味があったので楽しみだなと思いました。
撮影に入るのが楽しみで、ワクワクしていました。

野村周平さん:
台本をいただいたとき、少女漫画チックなのかなと思って読んでいたんです。
どんな役でもいただいたからには全力でやろうと思っていたけど、僕個人的には少女漫画チックな作品がちょっと苦手なので、どうしようかなと思っていて…。台本を読んでいくと、壁ドンとか恋愛がメインじゃなかったので、そこがいいなって思いました。
特殊能力のある役で、難しそうだけど楽しそうだなと思いました。

-お互いの印象は?

健太郎さん:
もっと落ち着いている人なのかと思っていました(笑)。
明るく楽しい方だったので(笑)。撮影中はお芝居の話以外にも、たくさん話をしました。

野村周平さん:
健太郎っていう名前を聞いて、坂口健太郎くんかと思ったんです(笑)。
坂口くんが役者の時には健太郎って名前にしているんだろうなって。それが違いました(笑)。
最初に会ったとき、健太郎から「『ミュージアム』観ました?」って聞かれて。
なんで俺の出演した映画の話をするんだろう…って思ったんですけど(笑)。
そのあと、『ミュージアム』を観たら健太郎も出演してて。
あ、共演してたのね!って。そういう印象でした(笑)。

健太郎さん:
どういう印象ですか!(笑)。

-健太郎さんは「俺も出てます。」って言わなかったのですか?

健太郎さん:
はい、言ってないですね。なんでだろう(笑)。

能力者の役、演じるうえで心がけたこと。

-演じた役との共通点はありますか?

健太郎さん:
智樹は能天気というか…、能力を持っているからと言って、能力を意識しすぎたり、考えすぎる人ではないので、そこは似ている部分なのかなと思います。

野村周平さん:
どの役を演じるときも、自分との共通点とか探さないんです。
ケイは記憶保持の能力を持っていて、見たもの聞いたものすべて覚えている人だから、悟っているだろうなとか、達観しているだろうなとかそういう印象でしたね。

-健太郎さんから見て、ケイと野村さんは似ていますか?

健太郎さん:
いや、全然違います!!

-野村さんから見て、智樹と健太郎さんは似ていますか?

野村周平さん:
智樹は、健太郎っぽくていい!明るいし、いい感じでした。バンドのシーンとか面白かったですね。

-能力者を演じるうえで、難しかったことは?

健太郎さん:
台本を最初に読んだときは、すごく難しいなと感じました。
時間軸が何度も行ったり来たりするし、いろいろな能力者が出てくるので、台本の最初のページにそれぞれの能力が書かれていたので、それと照らし合わせながら何回も読みました。
わからないときは監督に聞くようにしました。
言葉で伝えてもらうと、自分の中で考えているよりはっきりするのですごく助かりました。

野村周平さん:
最初読んだとき、すごく難しくて。
今どの時間にいるんだろうとか、なんで死んだの?とか、理解するのが難しかったです。
この映画って、たくさんの伏線があるから。
どうやって回収するの?って、心配でしたけど、映画になって初めて観たときは、「わかる!わかるぞ!」ってなりました(笑)。

-能力者という非現実的な設定ですが、非現実を表すために何か工夫したことは?

野村周平さん:
ケイは、賢く見えなくてはいけないし、記憶を絶対忘れないっていう人なので悟ってると思うんです。ほかの人より大人というか…。
姿勢を良くしようとか、言葉遣いやセリフの言い回しだとか、そういう部分にこだわって演じていました。
監督からも「姿勢良くして!」と言われていました。

健太郎さん:
智樹は自分の能力を特別視していないキャラクターだったので、高校生らしさを意識して演じました。
文化祭のシーンでは、リアルな高校の文化祭ってこういう感じだろうなって。
能力は非現実的ですが、学生生活とかほかの部分はリアルだったんじゃないかなと思います。そこも楽しんでみていただけたら嬉しいです。

人見知りが多かった現場。その解決方法は?

-撮影中の現場の雰囲気は?

健太郎さん:
年齢は近かったですが、最初みんな人見知りしていたかな…。

野村周平さん:
平ちゃんと俺以外の人は、みんな人見知りしていたね。

健太郎さん:
最初はみんな若干の人見知りがあったんですが、野村さんが積極的に話しかけて来てくれたので、おかげでみんなちょっとずつ話しやすくなっていきました。

-野村さんが中心で盛り上げていた?

健太郎さん:
はい。
野村さんは初共演の人にも、人見知りもしないで「おはよう、やろうぜ!」みたいな感じでした(笑)。

野村周平さん:
俺は普通にしていただけで。
座長だからと言って、引っ張らないといけないとかは思わないです。
無理してリーダーにならなくていいじゃないですか。
なので、引っ張っていこうというのはなかったですけど、若い子が多かったので、しゃべりにくい先輩と思われるのは嫌だなって思って、そこは気にしていました。
今回の出演者は、人見知りキャラが多かったので (笑)。
平祐奈ちゃんくらいかな。
俺に「そんなキャラなんだ。やったー!」って言っていたのは(笑)。
「さすが!」ってなりましたね(笑)。

-前後篇と長い時間一緒にいた中で、連帯感や団結力みたいなものはありましたか?

野村周平さん:
ありましたよ。
俺以外みんな大人だったので(笑)。19歳だっけ?健太郎。
黒島ちゃんとかと同じ年でしょ?みんな大人だから、現場ではテキパキ動くし、言われたことをきちんとやるし。
みんなといる時間も話すことも多くなったから、そこからみんなもお互いのことがわかって団結力が出たんじゃないかな。

-もし、「リセット」で戻るとしたら?

健太郎さん:
う~ん、戻りたくないですね。充実した毎日が過ごせているので。

野村周平さん:
もし戻れるなら、昨日の夜かな。もっとゆっくり友達と飲んでいたかったからね(笑)。
でも僕も今が一番だから、戻らなくてもいいかな。

『サクラダリセット』作品紹介


「泣いている人がいたら、リセットします」―〝悲しみ〟と〝後悔〟を消すために、
僕らは過去をやり直す―。

特殊な能力を持つ人々が半数を占める街〝咲良田〟。
住人たちの力は〝管理局〟によって慎重に、監視・制御されている。
浅井ケイは「記憶保持」の能力を持つ高校生。春埼美空は、世界を最大3日分巻き戻す=「リセット」の能力を持つが、それはケイと共に行動することで初めて効果を発揮することができる。しかし、2人には取り戻せない〝過去〟があった。それは、2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった相麻 菫のこと。
ある日、ケイと春埼の前に「モノを消す」能力を持つ村瀬陽香と「記憶を操作する」岡絵里が現れる。一方、高校のボランティア活動=〝奉仕クラブ〟の一環で、「写真に入る」能力を持ちながら、それを奪われてしまった老人、佐々野からのある依頼によって、ケイと春埼は、「未来を知る」力のある〝魔女〟と呼ばれる老婆と出逢う。
何の関連もないと思われたそれらの出来事から、相麻をよみがえらせる可能性に気付いたケイは、「声を届ける」能力を持つ親友・中野智樹らと共に〝管理局〟相手に禁断のアプローチを開始する。
かくして、相麻はよみがえったかのようにみえた……だが、ケイたちは驚くべき真実に遭遇する。〝相麻 菫の再生〟こそが、すべての〝始まり〟だったのだー。

出演:野村周平 黒島結菜
平 祐奈 健太郎 玉城ティナ 恒松祐里 【前篇】加賀まりこ 【後篇】及川光博
監督・脚本:深川栄洋
原作:河野 裕「サクラダリセット」シリーズ(角川文庫/角川スニーカー文庫)
主題歌:flumpool「ラストコール」(A-Sketch)
後篇エンディングテーマ:flumpool「ナミダリセット」(A-Sketch)
音楽:河野 伸
製作:「サクラダリセット」製作委員会
配給:ショウゲート
©2017映画「サクラダリセット」製作委員会
映画公式サイト:sagrada-movie.jp

Photography by 千賀 健史(http://www.chigakenji.com)

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