【ネタバレあり】映画『海賊とよばれた男』岡田准一ほか、キャストの熱演と見どころシーンを紹介!

レコメンド

主演・岡田准一×監督・山崎貴『永遠の0』コンビが贈る超大作映画『海賊とよばれた男』が12月10日(土)より絶賛公開中!
2016年の締めくくりに相応しい、重厚感たっぷりの本作の見どころをご紹介します!

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第一声に注目!20代から90代までを1人で演じ分ける岡田准一が凄すぎる!

岡田准一さん演じる本作の主人公・国岡鐡造(くにおか てつぞう)は、戦前から石油の将来性を予感し、北九州の地で石油業に乗り出す熱き実業家。モデルになったのはあの出光興産創業者の出光佐三。この鐡造の半生をたった1人で演じ切ったのが『永遠の0』でも主役を務めた岡田准一さん。石油の将来に胸を弾ませる若き20代から、日本の成長を見届けた晩年の90代までを見事に演じ分けて見せる様は、まさに圧巻の一言!

中でも注目してほしいのは、鐡造が登場する最初のシーン。戦後、意気消沈する従業員の前で高らかに宣言する鐡造の第一声は、野太く、貫録たっぷりで、一瞬「本当に岡田さんの声?」と疑ってしまいたくなるほど。この第一声だけでも、岡田さんがいかに役に魂を込めて務めて上げているのかが伝わってきます。

紅一点!“表情で魅せる”綾瀬はるかの名演を見逃すな!

岡田准一さんの熱演もさることながら、脇を固めるキャスト陣の演技合戦も今作の魅力の1つ!
特に注目してほしいのが、仕事に没頭する鐡造を陰で支える年下女房・ユキを演じる綾瀬はるかさんの存在。登場するシーンは多くはないものの、血気盛んな男たちの中で、ただ一人あどけない少女のような表情で、圧倒的な存在感を見せています。
中でも印象的なのが、鐡造との間に子どもが欲しいと思っていたユキが、「従業員たちを我が子のように思いなさい。」と鐡造に一蹴されてしまうシーン。言葉以上に仕草や表情で魅せる名演にとにかく圧倒されます!

また、『ALWAYS 三丁目の夕日』など、山崎監督作品と関わりの深い吉岡秀隆さんや、同じく山崎組常連の染谷将太さんの、岡田さんにも引けを取らない魂のこもった熱演も本作の見どころの1つ。
その他にも、鈴木亮平さん、堤真一さん、國村隼さん、ピエール瀧さん、黒木華さんなど挙げたらキリがないほど豪華なキャストが渾身の演技で映画に力強さを与えています。

公開1週間前に都内某所で行われた一般試写会では、上映終了後、会場中が盛大なる拍手に包まれた本作品。まるで大河ドラマ1年分を1本の映画に収めたかのような壮大な人間ドラマに、胸を打たれること間違いなしです。
映画『海賊とよばれた男』は、12月10日(土)より全国東宝系にて絶賛公開中です。

『海賊とよばれた男』ストーリー

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しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。
その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。
そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える “事件”が発生する。

キャスト

岡田准一
吉岡秀隆 染谷将太 鈴木亮平 野間口徹 ピエール瀧
須田邦裕 飯田基祐 小林 隆 矢島健一/黒木 華 浅野和之 光石 研
綾瀬はるか 堤 真一 近藤正臣(特別出演)/國村 隼 小林 薫

スタッフ

監督・脚本・VFX:山崎 貴
原作:百田尚樹「海賊とよばれた男(上下)」(講談社文庫)
音楽:佐藤直紀

『海賊とよばれた男』公式サイト
配給:東宝
2016年12月10日(土)全国東宝系にてロードショー
c2016「海賊とよばれた男」製作委員会
c百田尚樹/講談社

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