お互いの印象から和気あいあいなオフショットまで!『去年の冬、きみと別れ』メイキングの見どころ&一部映像公開!

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去年の冬、きみと別れ』のブルーレイ&DVDが7月18日(水)より、発売&レンタル開始!この度、「プレミアム・エディション」に収録されているメイキングの見どころと一部映像が公開されました!

「プレミアム・エディション」には、岩田剛典さんの撮り下ろしインタビューをはじめ未公開映像集など、約3時間に及ぶ豪華映像特典が収録。その一つである「メイキング・オブ 『冬きみ』~撮影日誌~」では、約70分にわたり、63日間の撮影現場の様子をたっぷりと見ることができるんです!そんなメイキングの見どころをご紹介します!

EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍するかたわら、俳優として話題作への出演が続く岩田さん。本作の撮影現場については常々、公開前のインタビューなどで「ハードな撮影だった」と公言。それは本作のメガホンをとった瀧本智行監督が、表層的な芝居でなく、心の奥底からマグマがフツフツと湧き上がるような芝居を要求していたからだそう。

メイキングを観ると、瀧本監督はとにかく岩田さんをはじめとした俳優たちに語りかけており、瀧本監督自身が「演技指導をしていたのではなく適切な演技を探していた」とインタビューで語っていた言葉通り、指を使ってスクリーンサイズを確認しながら、俳優たちの息づかい、感情をどうやったらスクリーンに刻みつけられるのかを、常に探し続けていた様子を知ることができます。

そんな撮影を振り返り、「修行のような撮影でした。寝ても覚めても監督が夢に出てきた」と笑っていた岩田さんでしたが、クランクアップを迎えた時は「すぐには帰りたくないな」とつぶやくほどに。それほどこの作品の現場が岩田さんに与えたものは大きかったように感じられ、このメイキング映像を観る事で、「彼はものすごく成長した」と認める瀧本監督同様に、“俳優・岩田剛典”としての成長を目撃することができます。

そしてこのメイキングの見どころのひとつとなるのは、終盤部分の映像!DAY1、DAY2、DAY3…とメイキング映像を撮影日順に再構成し、最終日までの36日間、時系列に沿って、何を撮影したのかが分かるように。特に本作は、緻密に張り巡らされた伏線が2重にも3重にも絡み合い、観客の予想を覆すような仕掛けや構成が重要な作品なだけに、この終盤の映像を見ると、「このシーンをこういう順番で撮っていたのか」と思わず感心してしまうはず。

「映像化不可能」と言われた原作を映像化するにあたり、どのシーンをどのような順番で撮ったのか。それはメイキングを観てのお楽しみではありますが、しあわせな日々に突如、悲痛な運命が降りかかり、やがて妄執に取りつかれるようになる、そんな岩田さん演じる主人公・耶雲の心の動きに合わせてある程度のスケジュールが組み立てられていたことが見てとれます。

このメイキング映像は、撮影の流れを振り返ることができる撮影の記録であるというのはもちろんのこと、また違った角度から耶雲の感情を追体験できるような、”もう1本の『去年の冬、きみと別れ』”としても、非常に興味深い内容に仕上がっており、ファンのみならず必見です!