個性派勢揃いで爆笑トーク炸裂!映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』音量爆上げ!完成披露試写会レポート

イベントレポート

――千葉さんは今回はマネージャーの坂口という役ですが、まあすごい役ですよね…!

千葉「僕は“口”じゃなくて“鼻”なんですけど、撮影が終わってから2日後くらいに鼻からチーズが出てくるっていう(笑)ずっとピザのにおいするなと思ってて、思いっきり鼻をフンッてやったらチーズがポーンって(笑)」

阿部「2日詰まってたんだ(笑)また少し発酵しただろうね(笑)」

千葉「おいしくなりました(笑)」

――初めての三木組はいかがでしたか?

千葉「楽しいことをいっぱいやらせていただいて、本当に毎日楽しくて、もっとぐちゃぐちゃになりたいなという感じで現場に行ってました!」

――結構ぐちゃぐちゃになってたと思いますが、それはぜひ映画で確認していただきましょう!ふせさんは親戚の“デビル”おばさんという役で、松尾さんとは夫婦役でしたが、撮影中のエピソードなどありますか?

ふせ「吉岡さんの演じたふうかは本当にかわいくかったんですけど、おばさんから見るとふうかってちょっとムカつくんですよ(笑)なのでそういう感じでやりました(笑)松尾くんとはもうコントみたいなことをいろんな現場でやりましたよね!盆踊りの営業かなんか行きましたっけ?(笑)」

松尾「それは行ってないですね(笑)」

ふせ「あれは違う人か…!(笑)でも松尾くんとは本当にいろんな役をやってて、親子から兄弟から夫婦から… この先も二人で元気でやれたらいいなっていうのを話してたところなんです(笑)」

松尾「話してませんよ!こんなにボケる人だったんですね…(笑)」

――作中でも見事な掛け合いをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。そして松尾さんは撮影中思い出深かったエピソードはありますか?

松尾「特にないんですけど、吉岡さんがデビューする前は劇団にいたっていう話を聞いて、嘘だろうと思ったんですよ。」

吉岡「本当です!地元の京都の小劇場を転々としてました!」

松尾「だって小劇場にこんなかわいい子いないですよ?(笑)ブスばっかり!(笑)なので劇団にもこんな綺麗な方がいるんだなと夢を持ちました(笑)」

――そして三木監督、このオリジナル脚本はかなりぶっ飛んだストーリーですが、思いついたきっかけは何ですか?

三木監督「ボイストレーニングをされている大御所な方がいらっしゃいまして、その人と「ロックの人って大声で歌うときに恥ずかしいとかないんですかね?」という話をしていたら、「思いが強い人が声がでかくなるのは当たり前なんですよ」っておっしゃっていて。その人はとてもおもしろい人で、頭蓋骨を触るだけでむいてる音が分かるんですよ…!(笑)その人との話が一番最初のきっかけで、あとはベン・ジョンソンが恵比寿駅にある動く歩道の上を走ったら9秒を切れるのかっていう企画をテレビで見て、声帯のドーピングってありえるのかなと思って考え始めました。それから相手役にするなら声小さい人だとおもしろいなとかいろいろと。」

――キャスティングに関してはいかがですか?

三木監督「映画を観ていただければ分かると思いますが、このメンバーしかありえないです!キャスティングしていく段階ではもちろんいろんな要素がありましたけど。取材でもよくなぜこのキャストを選んだのか聞かれますが、観ていただくときっとみなさんも「あぁ~」と納得していただけると思います。」