個性派勢揃いで爆笑トーク炸裂!映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』音量爆上げ!完成披露試写会レポート

イベントレポート

8月22日(水)東京・有楽町にて、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の音量爆上げ!完成披露試写会が行われ、主演の阿部サダヲさん、ヒロインの吉岡里帆さん、千葉雄大さん、ふせえりさん、松尾スズキさん、三木聡監督が登壇しました!

イベントの開始を告げるように会場の明かりが暗くなると、突然学ラン姿の男たちがステージ上に大集合!映画のタイトルにちなみ、“音量爆上げ!”ということで、特別に明治大学の応援団が駆けつけ、応援歌と文字切りを披露しました!

そして応援団による呼び込みで、いよいよキャスト&監督が登場!それぞれマイクに向かって叫びます!

阿部「阿部~~サダヲで~~~す!」

吉岡「ふうかを~~演じましたぁ~~!!吉岡~~里帆で~~す!」

千葉「坂口を~~演じましたぁ~~!!千葉!雄大で~~す!」

ふせ「自分~~デビルやりましたぁ~~!ふせでぇ~~す!!」

松尾「ザッパおじさんを演じました~!松尾でぇす!」

三木監督「監督をやりましたぁ~~!三木聡でございま~す!」

――映画のタイトルにちなんで音量を上げての呼び込みでしたが、阿部さんいかがでしたか?

阿部「…すごいですね(笑)逆に迷いはなくなりました!(笑)」

阿部&吉岡&千葉、口や鼻にあんなものやこんなものが…!
衝撃の撮影裏話が明らかに!

――では、早速ここからお話を伺っていきます!阿部さん、今回はカリスマロックミュージシャンでありながら、声帯ドーピングで声量を作っているという変わった役柄でしたが、演じられてみていかがでしたか?

阿部「いやぁ、すごくおもしろかったです!僕は三木監督とは初めてだったんですけど、本当に三木監督の世界観がありましたね。ふせさんと松尾さんはよく三木監督の作品に出ていらっしゃいますけど、自分はちゃんと溶け込めるかなと緊張していたのですが、撮影の初日にいきなり溺れて死にかけまして(笑)“あ、この現場は自分で命を守らないといけないんだな”と気づいてからは、自分の命を優先していました(笑)確か吉岡さんは死にそうになってたの隣で見てましたよね?」

吉岡「見てました!」

阿部「こうやって人って死んでいくんだなって思ったでしょ?(笑)」

吉岡「そばでサポートしなきゃいけないと思いました(笑)」

三木監督「大量の雨を降らしてたんですよね!本当はカットをかけるはずだったんですが、阿部さんの顔がおもしろかったので、しばらくカットをかけなかったんです(笑)」

阿部「ずっと口を開けろって言われてたんで開けてたらまさかの…(笑)上から降ってくる雨に溺れて死ぬっていうのは初めてでしたね(笑)あ、まだ死んでないか(笑)」

(笑)

三木監督「実は(死にかけたのが)2回目なんですよね(笑)」

阿部「撮影入る前に石膏で固められたときがあって、そのときも口開けろって言われたんですよ(笑)そしたら石膏が口の中に入ってきて、“あ、これ死ぬ”って…(笑)」

――この現場は“口”に何かあるんですね(笑)吉岡さんは異様に声が小さいストリートミュージシャンですが、演じるときに意識したことはありますか?

吉岡「(役柄にちなんでヒソヒソ声で)意識したことですか?全然意識とかしてないし、ナチュラルにこんな感じでやってました…!」

阿部「意識しすぎでしょ(笑)」

吉岡「私も“口”でいうと、口の中にカメラが入ってくるという撮影がありまして!カメラのついた棒を持ったカメラマンのおじさんが、全速力で走ってくるのを、口を開けて待つという…!結構大変でしたね。それ以外にも特殊な撮影が多くて、みなさんと一緒に時間を過ごしたから今の強さがあると思っています!」

――そういったことが鍛えられるのが三木組ということで…!(笑)

三木「しかもそのカメラマンさんは真冬なのに半袖半ズボンなんですよ(笑)頭がおかしい現場です(笑)」