――監督から見て、安井さんの座長ぶりはいかがでしたか?
宮野監督「とにかくスタッフにも共演者にも気を遣ってくれていましたね。立派でした。」
安井「本当ですか?」
宮野監督「ちゃんと褒めとこうかなと(笑)」
安井「やめてくださいよ、取材用に褒めるの!(笑)でも山本くんは、僕よりお芝居の経験があるので、そこは本当に頼りになりました。現場でも常に落ち着いてるんで。ね?」
山本「はい(笑)」
森田「焦った瞬間ってないの?」
山本「この現場ではないかもしれないです。ちなみにさっきの蜂の話に戻るんだけど・・・(笑)」
森田「いやいや、蜂に戻るの?(笑)」
山本「俺も露天風呂入ろうとしたら蜂来たから、“あ、やば”と思ってすぐ出て室内の風呂入った(笑)蜂に追いかけられたから、そのときが一番焦った!」
安井「そこかい!(笑)」
森田「でも今の対応もスマートだったよ。“やばい、やばい”って。」
安井「片や美勇人はね?」
と言って、網をブンブン振る真似をする安井さんと森田さん!
(笑)
森田「刺されたことないから超こわかった!」
――逆に森田さんは、みなさんから見てどんなイメージでしたか?
山本「めちゃくちゃ静かでしたよ。」
(えぇ~!)
安井「みなさんね、美勇人のことを知っている人はね(笑)」
森田「今のお客さんの気持ちを代弁すると、「猫被ってんじゃねぇよ」っていう感じ(笑)」
安井「本当に役に集中している感じがあって、しゃべりかけづらかった。たぶん現場では山本くんとのほうが話してる数は全然多いと思う!」
森田「いや、真剣だったんですよ!不機嫌とかではなく!ちゃんと集中してましたから!疑いの目やめてください!(笑)」
安井「あと監督を独り占めしてたよね。」
森田「それな!」
安井「秀吉かのごとく、常にひざ元にいるんですよ(笑)ずっと!」
宮野監督「船のときは特に移動も長かったからね。そのとき安井くんはいなかったけど。」
安井「でも、撮影中はいいなと思いながら見てたよ。」
森田「基本的に相談はさせていただいてました。」
宮野監督「常に役のことは考えていたんじゃないですかね。」