【シネマジーンの映画ノート】『ドラゴンボール超 ブロリー』MX4D体験レビュー。悟空、ベジータ、ブロリーの演出の違いに注目!

レコメンド

今話題のMX4Dを、12月14日より公開されている映画『ドラゴンボール超 ブロリー』で体験してきました!ドラゴンボールと言えば戦闘アクションの多い漫画、もといアニメです。画面に合わせて揺れる4Dとの相性も抜群でした!

MX4Dや4DXについては下記の記事にて詳しく書かれています。
◆IMAX?4DX?MX4D?今話題の「体感型」シアター、その違いとは?

この記事は少しネタバレを含みます。物語の内容にはほとんど触れませんがご注意ください。

画面に合わせて右へ左へ!楽しさ倍増、まるでアトラクション?!

映画はおおよそ前半後半に分けられており、前半は物語の導入・その話の展開、後半は戦闘シーンに分けられており、前半もアクションは全くなしというわけでもなくある程度揺れたり風が吹いたりはするものの比較的おとなしめな印象を受けました。

ですが前半少しだけ悟空とベジータが組手をするシーンが入っているのですが、そこでは揺れる揺れる!画面の動きに合わせて激しく動くモーションチェア、加速すれば風が吹き、水面の爆発と同時に噴き出すミスト! わ、私たちはドローンだった?!私は4Dを見る前に通常版で先に見ていたので(これは後半絶対面白いぞ・・・)と期待に胸を膨らませておりました。

前半の『雰囲気を出す演出』にも注目

『おとなしめな印象』を受けたものの、それはモーションチェアの振動の話であり全く動かないわけではありません。画面に合わせてゆっくりと動く椅子はある意味前半でしか楽しめない演出です。

しかし宇宙船やジェット機に合わせて揺れる些細な振動やほかにも氷の世界などで吹き荒れる風など『雰囲気を出す演出』は映画の世界に視聴者をグッと引き込んでいるように感じました。

後半の戦闘シーンは体験する価値あり!

予告編でもあったブロリーと悟空・ベジータが対峙するシーン、束の間の静寂。パラガスの「ブロリー、やるんだ!」の声と同時に飛びかかるブロリー!それに合わせて風が吹き椅子が揺れ、まさに『向かってきている』かのよう!さらに攻撃をくらい、壁に叩き付けられそのまま押し込まれるシーンでは背中にまで振動が、そして飛ばされドスンと地面に足がめり込めば足元への振動も・・・?!これは4DXにはない、MX4Dならではの演出!

攻撃が変われば演出も変わります。気弾を連続で飛ばせば背もたれ面にある空気穴から連続で空気が噴き出すのです!この空気穴、ちょうど耳の横あたりに来ているのでまるで耳元を気弾がすり抜けたような感覚になりました・・・。

特に注目してほしいのは怒り形態のブロリーの地響きに合わせて揺れる椅子!怒り形態になることにより、巨体に変化したブロリーがドスドスと音を立て大地を揺るがす地響きに、彼の強さや重さを感じずにはいられない!

そしてそしてドラゴンボールと言えば空中戦。上下左右飛んで飛ばされ画面に合わせて揺れる椅子!前半部分にあった組手のシーンとは比べ物にならないくらいの激しさでぐるぐると揺れる!突き上げられる!と言った感じで本当にアトラクションのようです。楽しすぎて開いた口が塞がらないほど・・・!

また、シーンによってはキャラの主観の場所もあり、もちろんそれに合わせて椅子も動くので自分が相手を追撃している?!と思わせる演出も・・・!戦い方によって変わるモーションは、とても臨場感あふれる戦いが楽しめます!

形態によっても変わる演出!?

攻撃に合わせて演出が変わると前述しましたが、形態によってもこれまた変わります。それがよく分かるのがストロボ演出!『超サイヤ人』『超サイヤ人ゴッド』『超サイヤ人ブルー』そして『ブロリー』とそれぞれのオーラの色が違うので、それらの攻撃に合わせて色の変わるフラッシュにも注目!


今回のアクション多めの映画とMX4Dは相性ばっちりでした!戦闘シーンの激しさをより感じるためにもMX4Dを観るのをオススメしたいです!映画とアトラクションが合体≪フュージョン≫した全く新しいタイプの体感型映画、劇場版でしか楽しめないので興味のある方は是非とも足を運んでみてください!

映画『ドラゴンボール超ブロリー』は12月14日(金)より、 全国にて公開中です!

『ドラゴンボール超 ブロリー 』 4DX映劇場 ※上映劇場は変更となる場合があります。 ※劇場により、対応している効果が異なります。
ユナイテッド・シネマ
シネマサンシャイン
USシネマ
109シネマズ
コロナシネマワールド

『ドラゴンボール超 ブロリー』予告編

『ドラゴンボール超 ブロリー』予告

『ドラゴンボール超 ブロリー』公式サイト
映画『ドラゴンボール超 ブロリー』
原作・脚本・キャラクターデザイン:⿃山明
監督:長峯達也
作画監督:新谷直大
音楽:住友紀人
美術監督:小倉一男
色彩設計:永井留美子
特殊効果:太田 直
CGディレクター:牧野 快
製作担当:稲垣哲雄
製作:「2018 ドラゴンボール超」製作委員会
配給:東映
配給協力:20世紀フォックス映画
12月14日(金)全国4DX劇場にて公開
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会