出典:http://getnews.jp/archives/1100263
おしゃれで、ハートウォーミングな作品が多いです
世界中で愛される魅惑の飲み物”コーヒー”。その褐色の一杯には、多くのドラマや感動を生む不思議な魅力が備わっています。ドキュメンタリー作品からオムニバスまで、コーヒー好きなら一度は観てほしい「コーヒーが登場する映画」傑作6選をご紹介します。
コーヒーカルチャーの今を学べる『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』
世界中のコーヒーのプロたちが登場し、一杯への想いを語ります
普段なにげなく飲むコーヒーが、どのように私たちの手元に届けられるのか。その裏側を美しい映像で綴ったドキュメンタリー。コーヒー豆の栽培地での採取からコーヒーカップに注がれるその瞬間まで、まるでロードムービーを観ているかのような、趣深い仕上がりに。コーヒーの奥深さを隅々まで知ることができる究極のコーヒー映画です。
ほろ苦さが味わえる11のオムニバスストーリー『コーヒー&シガレッツ』
小粋な会話、味わい深い演出などカルトな人気を誇る良作です
ジム・ジャームッシュ監督が18年に渡って撮りためたショートフィルムを、全編モノクロで綴るオムニバス。カフェで繰り広げられる、ゆるくておかしい世界観に思わず引き込まれます。タバコをくゆらせながらコーヒーをすする、そんな至福のリラックスタイムが大好きな人におすすめです。ビル・マーレイ、イギー・ポップ、ケイト・ブランシェット、スティーヴ・ブシェミなど、俳優やミュージシャンの垣根を超えた出演陣も見もの。
余命宣告を受けた男2人のハッピーな日々『最高の人生の見つけ方』
ジャック・ニコルソンが世界一のコーヒーを飲むシーンがあります
「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督の感動ドラマ。病室で知り合った初老の男2人が、残りの人生を楽しく生きようとする姿を描きます。大富豪役のジャック・ニコルソンが、世界最高のコーヒー”コピ・ルアク”(ジャコウネコの排泄物から採られる未消化のコーヒー豆のこと。希少価値が高い)を美味しそうに飲んでいるシーンが印象的です。
鬼編集長オーダーのスタバコーヒーが登場『プラダを着た悪魔』
実際にお店でオーダーした人もいるのでは?
アン・ハサウェイが、モード雑誌の鬼編集長にしごかれるコメディ映画。メリル・ストリープ演じる鬼編集長ミランダが好んで飲むのが、カスタマイズしたスタバコーヒー。泡なしのノンファット・ラテでコーヒーの量はダブル。これをミランダが出社する前にテーブルに置かなくてはいけません。この無茶なミッションに振り回されるアン・ハサウェイがキュート。
たった一杯のコーヒーが飲めない不運な男の冒険譚『コーヒーをめぐる冒険』
歴史を感じさせるベルリンの街並みも見どころのひとつ
大学を辞めて今後の人生を悩む、青年ニコのツイてない1日を追うヒューマンドラマ。コーヒー文化が根付くドイツ・ベルリンを舞台に、主人公が一杯のコーヒーを飲むために奮闘します。行く先々でコーヒーを飲み損ね、出会う人たちとの触れ合いから人生の希望を見い出すニコ。ちょっとビターで、心がほっこり温まるストーリーです。
「美味しくな~れ」魔法のコーヒーがみんなを癒してくれる『ふしぎな岬の物語』
喫茶店は町の人々のオアシスなんですね
岬の突端にある喫茶店「岬カフェ」のオーナー悦子(吉永小百合)と、お店に通う人々との心温まる交流を描く物語。天然水を使用し、「美味しくな~れ」と魔法の言葉をかけて作る悦子のコーヒーは、優しさで一杯。丹念に淹れた至福のコーヒーは、さまざまな人たちの心を癒していきます。主演の吉永小百合さんの、素敵な笑顔とともに提供されるコーヒーは、本当に美味しそうです。
プロが教える美味しいコーヒーの淹れ方
用意するものは、ドリップポット、ドリッパー、ペーパー、ミル、そしてあなた好みのコーヒー豆です。詳しくはこちらのサイトをチェックしてみてください
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せっかくだったら、いつもと違う本格的なコーヒーを飲んでみたいですよね。コンビニやスーパーでも手軽に買えるペーパードルップコーヒーによる、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れるプロの技をご紹介。自宅で飲める格別の一杯を作ってみましょう。