熱く燃える岡田准一のアクションスター魂!映画『ザ・ファブル』舞台裏レポート

注目男子

チームで密にディスカッション!熱く燃える岡田のアクションスター魂

本作では数々の壮絶なシーンを含め、劇中でのほとんどのアクションをスタントなしでこなしている岡田さん。「世間的には分からないですけど、スタッフの方々には僕は動ける俳優と思われているみたいで(笑)。ただ時代劇ではなく、現代劇でアクションをやることはすごく難しいことだと認識しています。それをどこまで今まで見たことのないアクションに近付けられるかということに、アクションチームや江口監督と日々チャレンジしている感じですね」と語るように、本作のアクションに並々ならぬ思いで挑んでいた様子がうかがえます。

今やアクションスターとしても絶大な支持を集める岡田さんですが、彼が厚い信頼を寄せるアクションチームは、なんと異例の日仏混合編成。ハリウッド大作『ボーン・アイデンティティー』(2002)、『LUCY/ルーシー』(2014)などのアクションを手がけたフランス人=アラン・フィグラルズを“ファイトコレオグラファー”(殺陣師)に迎え、『るろうに剣心』(2012)、『亜人』(2018)などでスタントを手掛け、岡田さんが「トミー」と慕う富田稔氏を“スタントコーディネーター”に起用するなど、アクション界の第一線で活躍する面々が集結しました。

撮影現場では、岡田さんも積極的に意見を出し合い、本番直前までアクションチームと熱いディスカッションを展開。「アクションを混合チームで作るというのはなかなかない経験ですが、互いのいいところを出し合って、いろんな要素が組み込まれたアクションになると思います。実は直前まで動きが決まってないこともあるので(笑)、そういう意味では瞬発力が求められる現場でもありますね。ただこれまで大きなケガもなく無事にこれているのは、本当によかったと思います。」と、充実した撮影を振り返りました。

そしてアクションに並んで本作の大きな見どころとなっているのが、“ハッピーな笑い”。岡田さんは「久しぶりで懐かしい感覚です」と笑顔を見せながら、「最近はカタい役や武士の役が続いていて、ユーモアがある作品にあまり出ていないので(笑)。アキラは常に無表情だから、その中で笑いをとらなければいけないのはチャレンジングですが、監督やスタッフさんの笑い声を聞くと安心しますね。10代20代の頃は、まさにそれを目標にしてやっていたなぁと思い出しているところです」と、“笑い”への思いも明らかにしました。

映画本編では、一人敵地に赴き、目にも止まらぬガンアクションや体術を披露するアキラの姿や、アキラvsフードの一触即発な殺し屋対決など、世界基準の超絶アクションが盛りだくさん!岡田さんがこだわった“ハッピーな笑い”の数々も必見です。

笑いとスタイリッシュなアクションが交錯!日本映画の限界を突破した最強エンターテインメント、映画『ザ・ファブル』は6月21日(金)公開です。

『ザ・ファブル』公式サイト
岡田准一
木村文乃 山本美月
福士蒼汰 柳楽優弥 向井理
木村了 井之脇海 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 宮川大輔
佐藤二朗 光石研 / 安田顕 / 佐藤浩市
監督:江口カン 脚本:渡辺雄介
原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」連載)
配給:松竹
6月21日(金) 全国公開
©2019「ザ・ファブル」製作委員会