熱く燃える岡田准一のアクションスター魂!映画『ザ・ファブル』舞台裏レポート

注目男子

6月21日(金)公開の映画『ザ・ファブル』より、撮影の舞台裏レポートが到着しました!

圧倒的な強さと的確な手腕で、狙った相手を6秒以内で必ず仕留める最強の殺し屋・通称“ファブル”(岡田准一)。そんな彼がボスから与えられた指令は、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」だった!さらには、<万が一、誰かを殺したらボスによって処分される>という条件付きの究極のミッションを遂行することに。長年裏の世界に身を置いてきた伝説の殺し屋は、一般人として無事1年間過ごすことができるのか!?

この度、岡田の壮絶アクションにスタッフ驚愕!?柳楽優弥さん、福士蒼汰さんも登場する、世界基準のアクションシーンの舞台裏が明らかに!

江口監督「一番ヒヤヒヤ」の危険シーンに、岡田&柳楽が体当たりで挑む!

撮影が行われたのは、関東近郊にある廃工場。そこにはなんと地上から約10数mの高所に超巨大桟橋を設置した大規模なセットが!この日撮影されたのは、大桟橋の先端に、小島(柳楽優弥)が椅子に座ったままワイヤー1本で縛り付けられ、背中から地上に落下寸前!というスリリングなシーン。裏社会の組織に所属し、出所してもすぐ悪事に手を染める凶悪な小島は、組織内で敵対する砂川(向井理)との争いから大ピンチに。そんな小島に手を焼きつつも見放せない兄貴分の海老原(安田顕)が、ファブルこと佐藤アキラ(岡田准一)に手助けを要請。ファブルをつけ狙う殺し屋フード(福士蒼汰)まで登場し、様々なキャラクターたちが交錯する、見どころ満載の場面となっています。

あわや落下直前の小島を目がけて、圧倒的な速さで駆け寄るアキラは、江口監督曰く「撮影カメラマンが付いていけない時もあった(笑)」と語るスピードだったそう。さらに、同じくワイヤー1本のみに支えられる岡田さんは柳楽さんを椅子ごと抱えながら、空中ブランコのようなアクロバティックな動きを見せ、そのまま窓ガラスを突き破って救出するという、本作で最もパワフルなアクションを披露しています。

予告編でも確認できるこの桟橋のシーンは、原作にはない映画オリジナルのもの。江口監督が「一番ヒヤヒヤしました」と語るほど危険と隣り合わせだったシーンで、落下のピンチに見舞われる役どころの柳楽さんも「撮影で本気で怖いと思ったのは久々です」と苦笑いを浮かべました。

江口監督は漫画作品の実写映画化に際し、漫画家の方々へのリスペクトを込めて、映画ならではのダイナミックなシーンが必要だと考えたといいます。特に本作では、主人公・アキラが「殺し屋を休業し、誰も殺さない」という設定であることから、動きが地味にならないよう、随所にインパクトのあるシーンを入れることを重視していたのだとか。

その上で、アキラを演じた岡田さんの身体能力や作品への姿勢に感銘を受けたと話す江口監督は、「岡田さんは以前からお仕事をしてみたい俳優さんのひとりでしたが、彼のストイックさはこちらが勉強になることばかり。動ける人だとは分かっていたけど、ここまでとは!と驚かされました。岡田さんのアクションを早送りで撮っていると思われることが一番悔しい(笑)。それくらい彼のスピードはハンパないんです!」と、改めて岡田さんのアキラ像を絶賛しました。