揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋ー映画『窮鼠はチーズの夢を見る』ポスター ビジュアル&予告編映像解禁

映画ニュース

6月5日(金)公開の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』より、ポスタービジュアルと予告映像が解禁となりました!

原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとな先生の傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。

主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(13)に続き、単独主演を務める大倉忠義さん。

そして恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』(19)、『カツベン!』(19)など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌さんが務めます。

メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲監督。その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取った『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描いています。

初解禁となったポスタービジュアルは、窓際で読書をする恭一(大倉さん)を見つめる今ヶ瀬(成田さん)、ふたりの愛おしい瞬間が収められています。「好きで、好きで 苦しくて、幸せ」というコピーによって、恋の歓びと痛みが同時に表現され、切ない恋模様を予感させる一枚に仕上がっています。

さらに今回解禁となった予告映像がこちら。

予告映像では、大学時代、新入生歓迎会で出会った恭一に「一瞬で恋に落ちた」今ヶ瀬との出会いのシーンからスタート。

「僕と付き合いますか?」という今ヶ瀬の言葉に、「なんで俺が男と付き合わなきゃいけないんだよ」と素っ気ない態度の恭一。今ヶ瀬の「キスして」という甘い言葉に見向きもしなかった恭一が、一途な今ヶ瀬にすこしずつ心を開いていくような姿には、誰しもが胸を掴まれるだろう。しかし恭一の昔の恋人・夏生(さとうほなみさん)が現れたことで、ふたりの関係はすこしずつ変わり始めていきます。

恋が始まる瞬間や、胸にそっとしまっておきたくなる言葉、複雑に絡みあう感情、それらのひとつひとつが、痛いほどリアルに、そして時に涙が出るほど美しく、どのシーンからも1秒たりとも目が離せません。さらにラストシーンでは、雨の音が切なく鳴り響く中、再びふたりの距離が近づき・・・・。

予告編だけでも、胸が高鳴り、本編への期待度は膨らむばかりです。映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は6月5日(金)より全国公開です。

『窮鼠はチーズの夢を見る』公式サイト
原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲 脚本:堀泉杏 音楽:半野喜弘
出演:大倉忠義 成田凌 吉田志織 さとうほなみ 咲妃みゆ 小原徳子
配給:ファントム・フィルム 
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
映倫区分:R15